こんにちは。三年坊主(@SannenBouzu)と申します。
ブログ「投資エンジニアの羅針盤」で、お金の不安を減らす資産運用・エンジニアの働き方をメインに発信しています。
今回は、コツコツ利益を積み重ねてくれる自動売買FXツール「トラリピ」の実体験をお伝えしていきますね。
2018年5月に運用をはじめて、記事執筆時点(2019年3月)は13万円以上の利益が出ています。
成功談として「2019年1月の相場急変動でもロスカットされず、トータルでマイナスにもならなかった話」に3分だけお付き合いください。
この記事を読んでわかること
- 相場の急変動をトラリピで乗り切って得た3つの教訓
- 自分とお金の「距離感」を知って余裕のある投資をしましょう
タップできる目次
自動売買FX「トラリピ」との出会い
2015年頃に、投資信託の積立投資をはじめました。
バランス型の投資信託を最初に設定して、あとは毎月自動で買うだけ。
利益は着実に増えたのですが、少し物足りなさを感じるようになりました。
2017年終わり頃に出会った仮想通貨。
景気の良さそうな話が飛び交っていたので少し手を出してみましたが、相場の変動を追う仮想通貨FXトレードに消耗してしまいました。
相場を読むには勉強が必要そうだけど、興味を持てないので勉強できない。投資対象としても、投資信託から急にジャンプアップ(?)しすぎたと感じています。
それ以来、
「毎日相場を追いかけるのは厳しいけど、安定してお金を増やせる資産運用はないかな…。」
と探していたのですが、2018年3月・4月頃に、トラリピで数百万円の利益を得ているブログを発見しました。
仮想通貨FXで消耗した後だったので、「一度設定したら基本的に放置してもそれなりの利益が得られる仕組み」に感動したのを覚えています。
トラリピ歴10か月を簡単に振り返る
「よさそうな仕組みだな」と思ってはじめたトラリピ、10ヶ月の運用歴を振り返ります。
- 2018年5月下旬:30万円入金(米ドル/円の運用開始)
- 2018年6月下旬:40万円入金(NZドル/米ドルの運用開始)
- 放置しつつ、仕事中や睡眠中にも利益が確定するのを見て楽しくなる
- 2019年1月3日:30万円入金(相場急変動で念のため追加入金)
7月〜1月まで、設定は一度も変えていません。
ちなみに、トラリピ開始時期はのがたかさんとほぼ同時期なんですね!
慣れてきた頃に起こった相場急変動「フラッシュクラッシュ」への対応
2019年1月3日、相場の急変動「フラッシュクラッシュ」が起こりました。
米ドル/円が109円→104円台の円高、NZドル/米ドルが0.67ドル台→0.65ドル台のドル高に。
ロスカットされずに運用を続けるために、念のために以下のように対応しました。
- 対応①:追加入金(クイック入金を使って一瞬で入金反映)
- 対応②:NZドル/米ドルの設定本数を減らす
②については、
相場が0.6500ドルより下に行くとさらに買い注文が入る→相場がさらに下がると含み損がさらにふくらむ
という悪循環を防ぐため、0.6010 ~ 0.6500ドルに設定していた買いトラリピ注文を取り消しました。
結果的に、トータルの利益も+10万円台→+3万円台で踏みとどまることができました。
記事執筆時は+13万円台まで回復しています。
今回の成功談から学ぶ3つの教訓
今回の体験で、結果的にロスカットにならずトータルでマイナスにならなかったのは、以下の3つを実践できたからだと思っています。
教訓①:「失ってもいい金額」を決めて、最初はその一部だけを投資する
「投資は余裕資金で」とよく言われますが、余裕資金=自分が最悪失ってもいい金額は人によって全然違いますよね。
- 資金量:1億円持っている人は1,000万円失えるかもしれないですが、500万円しか持っていない人は、当然1,000万円投資に使えません
- 個人差:仮に1億円持っていても、お金を失うことに対する恐怖が大きくて、気持ち的に100万円くらいしか失えない人もいるかもしれません
自分なりに失ってもいい金額を決めた上で、その中でも後から追加できる資金をじゅうぶんに残しておく2段階の投資ができたおかげで、今回の相場急変動にも対応できたと思っています。
教訓②:少額で始めて相場変動に対する自分の反応を観察する
少額でもいいので投資を始めると、「相場が動くと自分がどういう精神状態になるのか」身をもって経験できるのがメリットです。
事前のシミュレーションやデモトレードで仕組みを理解することは大切ですが、それだけだと、自分のお金に対する精神的な「距離感」みたいなものが分からないと思います。
私自身も、トラリピがよさそうだからと言っていきなり数百万円を投入したりせずに、まずは30万円から様子を見てみました。
少額で試してみて「急激な相場変動に精神的に耐えられない」ことが分かったら、より安全で堅実な投資に切り替えるべきでしょう。リスクの高い投資を無理して続ける必要はないと思います。
教訓③:流動性が低くなりそうな時はポジションを減らす/資金を追加する
今回の相場急変動は、流動性(市場での取引量)が低くなっていたことが原因の一つとも言われています。
- 流動性が少ない
- →売る相手・買う相手が少ない
- →自分に不利な条件で売る・買うこと(最悪売れない・変えない)になって損失
連休前など、流動性が低くなる時期を狙った相場急変動というのは比較的よく起こることらしいです。
相場急変動がどうやって起こるか今回の経験を通して実感できたので、例えば5月の10連休などは、意識してポジションを減らしたり資金を追加したりできる準備をしようと思っています。
まとめ:自分とお金の「距離感」を知って、余裕のある投資を
今回の相場急変動を通して、数字で表せる「リスク許容度」だけでなく、数字で表せない自分の心の持ちようも含めた、自分とお金との「距離感」を知っておくことが大事だなと感じました。
しっかりと把握した上で、自分の身の丈にあった、余裕のある投資を心がけましょう。
無理せず着実にお金を増やしたい私と同じように、みなさんにとっても、トラリピが余裕のある投資を実現できるツールの1つになればうれしいです。
- ライター:三年坊主(@SannenBouzu)
- ブログ:投資エンジニアの羅針盤
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