今回は、SBI証券を解説します。
様々なところでSBI証券が、投資初心者にはおすすめと言われていますが、証券会社が提供しているサービスはたくさんありますし、実際にSBI証券で口座開設することが、なぜおすすめなのか分かりにくいですよね。
そこで、ここでは、SBI証券のどういった点が投資初心者にはおすすめで、実際のメリット・デメリット、評判について詳しく解説していきます。
本記事の内容:
SBI証券に口座開設しようか迷ってる方向け・投資初心者向け
- 結論:投資初心者にはおすすめ
- メリット・デメリットまとめ
- よくある質問にも回答!
結論から言うと、投資初心者にはおすすめの証券口座です。
NISAを始めとした投資信託、国内株式、外国株式、IPO投資、債券、金・銀・プラチナ投資まで多くの投資方法を網羅しているのがSBI証券です。
また、ポイントを使った投資も可能であり、投資に必要な最低金額は100円なので、少額から始めたという人や、ポイントを使ってなるべく手元のお金を使いたくないという慎重な人に選ばれています。
そして、少額投資やポイント投資はリスクが低く、投資初心者には人気の投資方法のため、おすすめの証券口座として注目されるというわけです。
NISAを始めとした投資信託のファンド数や国内外の株式の銘柄が充実している上に、初心者でも始めやすく口座開設手数料や売買手数料が無料!
100円から投信積立ができたり、ポイント投資もできるので少額から投資を始めたい方にはおすすめ。
タップできる目次
SBI証券とは?
SBI証券は巨大金融グループにSBIが運営する証券会社です。
SBIグループ全体の口座数は1,300万とネット証券No.1。多くの方から選ばれていて安心感は抜群です。
▼ネット証券の口座数&推移比較
幅広い金融商品、ポイント投資が可能、初心者でも使いやすい、手数料無料の多さ、どれをとっても他の証券会社と引けをとっていなく、まずはじめに登録しておくべき証券会社のひとつです。
続いて、SBI証券のメリット・デメリットを解説していきます。
NISAを始めとした投資信託のファンド数や国内外の株式の銘柄が充実している上に、初心者でも始めやすく口座開設手数料や売買手数料が無料!
100円から投信積立ができたり、ポイント投資もできるので少額から投資を始めたい方にはおすすめ。
SBI証券のメリット・デメリット
メリット
- NISAを始め、投資信託など初心者向けの投資商品が充実
- 最低投資金額は100円から
- ポイント投資も可能
- 投資商材が豊富で、投資家として成長もできる
- 手数料も低め
デメリット
- デメリットはほぼない!
メリット①:NISAを始め、投資信託など初心者向けの投資商品が充実
SBI証券は、NISAを含めた投資信託で投資ができる銘柄数が非常に多く、2,500件以上もの銘柄の中から投資先を選ぶことができます。
そして、この投資信託の銘柄の中には、今や注目の銘柄となっている「eMAXIS Slim 全世界株式」(いわゆるオルカン、オールカントリー)や「eMAXIS Slim 米国株式」(いわゆるS&P500)などももちろん用意があります。
これだけ銘柄も揃っていると、どこに投資すればいいか分からないと思う人もいるかと思います。ですが、SBI証券では銘柄一覧のページでランキングの表示があります。
ここに表示されているランキングを見れば、SBI証券の中ではどの銘柄が人気の銘柄か一目で分かるので、もし投資先に迷ってもSBI証券で投資を既に行っている人と同じものを選ぶことができるので、足並みをそろえた投資を始めることができます。
メリット②:最低投資金額は100円から
投資を今まで行ったことがない人だと、投資はある程度まとまった資金が必要になると考えている人もいるようですが、SBI証券では100円から投資をすることができます。
ただ、100円から投資ができるのはNISAや投資信託などの投資方法に限られますが、上記でも紹介したように、銘柄数はたくさんあるので、投資先が少なくて選択肢がないといったことで困ることはありません。
また、100円からではありませんが、「単元未満株」という株式の購入方法もSBI証券では可能であり、株式市場に公開している企業の1株あたりの株価にもよりますが、500円~数千円程度で株を購入することもできます。
1株でも購入すれば、配当金を受け取ることができたり、コツコツ購入を続けていけば株主優待を受ける権利も付与されます。
そのため、少額投資でも継続して投資を行いたいという人には、SBI証券が非常に向いていると言えます。
NISAを始めとした投資信託のファンド数や国内外の株式の銘柄が充実している上に、初心者でも始めやすく口座開設手数料や売買手数料が無料!
100円から投信積立ができたり、ポイント投資もできるので少額から投資を始めたい方にはおすすめ。
メリット③:ポイント投資も可能
メリットの3つ目は最近注目の「ポイント投資」が可能という点です。
そしてSBI証券のポイント投資はとても優秀であり、VポイントとPontaポイントの2種類のポイント投資が可能です。
さらに、SBI証券のすごいところは投資でポイントが使える以外に、メインのポイントとして設定できるものが5種類あり、Vポイント、Pontaポイントの他に、dポイント、JALポイント、PayPayポイントが設定でき、これら5種類のポイントはSBI証券内の取引でポイントを貯めることができます。
自社のポイントサービスのみでポイント投資ができたり、ポイントを貯めることができるのが一般的ですが、SBI証券ではポイント投資の選択肢や貯めることができるポイントの選択肢があるため、普段使ったり貯めているポイントを中心にSBI証券内の取引ができるのが魅力的です。
メリット④:投資商材が豊富で、投資家として成長できる
SBI証券は初心者にはおすすめの証券口座と紹介していますが、もちろん投資に慣れてきた人にも長く利用ができる証券会社です。
SBI証券で取り扱いのある投資商材は以下のとおりです。
国内株式 | IPO・PO | ETF | REIT |
外国株式 | 海外ETF | ロボアド | 投資信託 |
MMF | 債券 | FX | 先物取引 |
CFD | 金・銀・プラチナ | NISA | iDeCo・確定拠出年金 |
細かく見ていくともっと投資商材はありますが、これだけの投資商材があるため将来的にリスク分散のために新しい投資商材を始めたり、投資家としての経験を増やすために、難易度の高い投資商材にも挑戦することができます。
なので、SBI証券を1回開設しておくだけで、場合によっては他の証券口座や地元の銀行などでわざわざ他の口座を開設しなくても済みます。
メリット⑤:手数料も低め
SBI証券では、「ゼロ革命」と銘打って、様々な取引の手数料を無料としています。
そして、初心者向けの投資のNISAや投資信託の取引手数料も無料となっているので、細かい部分で手数料がかさむことが気になる人も、安心して取引ができるのがポイントです。
投資初心者のうちは、利益額が小さいために取引手数料がもったいないと感じることが多いので、手数料無料は非常に魅力的です。
NISAを始めとした投資信託のファンド数や国内外の株式の銘柄が充実している上に、初心者でも始めやすく口座開設手数料や売買手数料が無料!
100円から投信積立ができたり、ポイント投資もできるので少額から投資を始めたい方にはおすすめ。
デメリット:大きなデメリットはない!
SBI証券の大きなデメリットは特にありません。
しいて言うなら「手続きの多さ」と「連携サービスの多さ」ぐらいです。
始めに投資信託の口座を開設した後、他の投資商材を始めるときに都度手続きが必要になりますが、投資というサービスの特性上、しっかりとした手続きを踏んだうえでサービスを利用できるので、安心感はあります。
また、連携サービスも多いので本当にお得にSBI証券を利用しようとすると三井住友銀行の口座を開設したり、三井住友カードで積立投資をするなどしなければなりませんが、あまりこだわりが無ければ、そもそも気にする必要もないので気にならない人はデメリットに感じることもありません。
SBI証券で利用できるサービス
ここからは少しだけSBI証券で利用できるサービスについて紹介していきます。
投資初心者向けのサービスから紹介していくので、投資を始める前に参考にしてもらえればと思います。
①:NISA・iDeCo
初心者向けの投資商材で最もおすすめなのは「NISA」と「iDeCo」です。
今から投資を始める人にはこの2つの商材から始めてみましょう。
NISAは2024年1月から従来のNISA制度から大きく変わり、よりお得に投資をすることができるようになりました。
またiDeCoもNISAに引けを取らない人気商材で、NISAと併用して運用している人は多くいます。
そして、これらの制度はもちろんすべてSBI証券で利用することができますので、問題は全くありません。
NISA・iDeCoとは?
NISA・iDeCoは日本に住んでいる20歳以上の方が利用できる制度です。
それぞれの制度の年間投資可能額内であれば本来発生した利益に対して20.315%かかる税金が非課税で運用することができます。
NISA | iDeCo | ||
---|---|---|---|
成長投資枠 | つみたて投資枠 | ||
年間投資可能額 | 240万円 | 120万円 | 14.4万円~ 81.6万円 (自営業、会社員、専業主婦など属性により) |
非課税で運用できる期間 | 無制限 | 最長75歳まで さらに所得控除あり |
|
投資できる商品 | 上場株式・投資信託等 | (金融庁の基準に満たした)投資信託のみ | 投資信託 (約80銘柄) |
途中で解約したい | 可能 | 可能 | 不可(60歳まで) |
併用 | iDeCoと可能 | NISAと可能 | |
どんなひとに おすすめ? |
株を取引したい方 | 投資信託を長期で積立したい方 | 年金にプラスして受給したい方 所得税・住民税を減らしたい方 |
NISA・iDeCoでは税金を非課税にできたり、住信SBIネット銀行と連携させればシームレスに運用資金の移動が可能。手間が減りますよ。
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
---|---|---|---|
NISA | 対応 | 対応 | 対応 |
即時入金対応口座 | 住信SBIネット銀行 三菱UFJ銀行 三井住友銀行 みずほ銀行 りそな銀行 埼玉りそな銀行 関西みらい銀行 楽天銀行 ジャパンネット銀行 ゆうちょ銀行 セブン銀行 スルガ銀行 イオン銀行 |
楽天銀行 三井住友銀行 三菱UFJ銀行 みずほ銀行 ゆうちょ銀行 ジャパンネット銀行 セブン銀行 りそな銀行 埼玉りそな銀行 関西みらい銀行 住信SBIネット銀行 イオン銀行 広島銀行 |
三菱UFJ銀行 三井住友銀行 みずほ銀行 りそな銀行 埼玉りそな銀行 ゆうちょ銀行 SBI新生銀行 楽天銀行 住信SBIネット銀行 PayPay銀行 ソニー銀行 auじぶん銀行 イオン銀行 香川銀行 静岡銀行 荘内銀行 北都銀行 伊予銀行 |
②:投資信託・ロボアドなど初心者にやさしい投資が充実(100円からつみたて可能!)
SBI証券では取り扱っている金融商品の種類が多いのにプラスして、投資初心者にやさしい金融商品が充実しています。
特に投資信託は必要十分以上の取扱銘柄があり、なんと100円から投資が可能。
これから始める方にとっても負担が少なく運用ができます。
さらに、ロボアドバイザーのウェルスナビ、テーマ型投資のテーマキラーなどとっつきやすい金融商品を多く展開。
IPOも有名です。
③:債券(SBI債が買える:個人向け社債)
個人向け社債でソフトバンク債と並んで人気のSBI債が買えるのはSBI証券だけ。(当たり前ですね)
社債は安定資産として人気の金融商品でいずれもすべて売り切れてしまうほど。
1口100万円以上が必要な場合はありますが、銀行預金としておいておくよりは利率もよく安定感もありますね。
>>ソフトバンク債とSBI債の特徴・利回り・期間まとめ【個人向け社債で人気】
NISAを始めとした投資信託のファンド数や国内外の株式の銘柄が充実している上に、初心者でも始めやすく口座開設手数料や売買手数料が無料!
100円から投信積立ができたり、ポイント投資もできるので少額から投資を始めたい方にはおすすめ。
SBI証券の評判・口コミ
ここからはSBI証券の評判や口コミを見ていきます。
日本ホスピスがSBI証券で繰上当選
SBI証券の繰上当選はソフトバンク以来
リベンジ🙃#日本ホスピス #IPO pic.twitter.com/OMF0YFXdQ7— アスパラトマト (@asparatomato1) 2019年3月23日
▼IPO取扱数(他の証券会社と比較)
2023年 | 2022年 | 2021年 | |
SBI証券 | 99 | 89 | 122 |
楽天証券 | 60 | 65 | 74 |
マネックス証券 | 53 | 61 | 66 |
国内証券会社で年間取扱数は最多。
よく比較にあがるネット証券の楽天証券とは大きな差があります。
IPO投資を中心に検討している方はSBI証券メインとしてもいいですね。
NISAの口座を持とうと口座開設を申し込みました。まずネット申込みから始められるのが良いですね。
書類のやり取りは必要最小限になっているみたいで、面倒さが無いのがよいです。引用:価格.com
ネット証券の強みであるわずらわしさはありません。
>>SBI証券って実際どうなの?評判・口コミまとめ | 初心者にやさしいネット証券
https://valuefirst.co.jp/30dai/sbisec_kuchikomi
少し前に投資に興味があり、SBI証券に始めて口座を開設しました。開設の手続きの画面が少し分かりにくかったところがあるのですが、無事口座の開設ができました。
開設の手続きを進める際、他の証券会社と違って、確認メールなどがこなかった(少ない?)ように思います。引用:価格.com
メリットと感じる人もいればデメリットと感じる人もいます。
SBI証券の投資方法まとめ
SBI証券で投資可能な金融商品をレビューしています。
随時追記していきますよ。
つみたてNISA
SBI証券ではもちろん例外なくつみたてNISAが運用可能です。
SBI証券のつみたてNISAのおすすめはeMAXIS Slimシリーズ。
詳しく解説しています。
>>SBI証券でつみたてnisaをするならこれ!おすすめ銘柄を厳選5選紹介!
また、2019年4月にリリースされたスマホアプリの「かんたん積立アプリ」はデザイン的にもよく、使い勝手もいいのでインストールをおすすめします…!
かんたんに投資信託を探すことができますし、見た目もかなり親しみが持てますよ!
>>【SBI証券のスマホアプリ】かんたん積立アプリを徹底解説!実際につかってみた!
iDeCo(イデコ)確定拠出年金
iDeCoは金融機関によっては無駄な手数料をとられることも。
SBI証券はかかるコストは最安レベル。さらにつみたてNISAでもおすすめしているeMAXIS Slimシリーズが運用可能!
>>iDeCo(イデコ)SBI証券おすすめ商品はeMAXIS Slim!!アクティブプラン・セレクトプランの違いも解説!
米国株
米国株に投資できる大手証券会社は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券。
その中でもSBI証券は住信SBIネット銀行と連携していることもあり外貨購入の手数料が爆安です…!
>>SBI証券で米国株(外国株)を買うメリット・デメリットを解説【今人気の米国株投資】
テーマ型投資(テーマキラー)
2019年に入りじわじわと評判になっているテーマ型投資。
FOLIOやLINEスマート投資が有名ですが、SBI証券でも運用可能。しかもNISA口座に対応して非課税で運用できますよ。
>>テーマキラーのメリット・デメリットまとめ!手軽に投資が可能【SBI証券のテーマ型投資】
IPO
IPOでは絶対に必要な証券会社です。
抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが付与され、それを貯めていくことで3〜4年に1回は確実に当選できます。
誰にでもチャンスがあるのがSBI証券です。
株価指数CFD(くりっく株365)
SBI証券でもCFD取引が可能で、取引所CFD(くりっく株365)に投資ができます。
店頭CFDと比較してスプレッドなど不利な部分はありますが、為替リスクなし・投資者保護もあるという点で長期投資には向いていますよ。
>>SBI証券の株価指数CFDを解説!くりっく株365で長期バイ&ホールド
よくある質問
- 税金ってどうしたらいい?
- スマホアプリってあるの?
- もしSBI証券がつぶれたら口座のお金はどうなる?
税金ってどうしたらいい?
サラリーマンや主婦の方は利益が出たときの確定申告が不安な方もいるはずです。
その辺はSBI証券なら心配ありません。
口座開設(登録)するときに「特定口座(源泉徴収あり)」を選べば、すべてSBI証券が税金の支払いまでやってくれるので、自分で確定申告をする必要はありません。
なお、税金は利益確定分の約20%かかると覚えておけばOKです。
スマホアプリってあるの?
SBI証券には、株・FX・先物・CFDの専用アプリがあります。
四季報やチャートなど充実した投資情報を収集できますよ。
先程も言いましたが投資信託用の「かんたん積立アプリ」は使い勝手がよくおすすめです。
セキュリティは大丈夫?
証券会社をはじめとした金融機関は国の制度によって守られています。
- 証券保管振替機構(ほふり)での管理
- 日本投資家保護基金に加入
上記にプラスして、証券会社への登録の仕組みによって安全性が高まっています。
過去盗難事件は起きたこともないですし、安心・安全なセキュリティになっていますよ。
住信SBIネット銀行を活用する
住信SBIネット銀行とSBI証券をあわせて使うと使い勝手が向上します。
住信SBIネット銀行に備わっているSBIハイブリッド預金は、SBI証券の買付余力に当てることが可能。資金の移動も非常にスムーズです。
ちなみにハイブリッド預金の金利は0.01%と通常の金利の100倍です(!)
まとめ:SBI証券は必須の証券会社のひとつ
今回はSBI証券のメリット・デメリットをまとめました。
実際にぼくもメインのひとつとして使っている証券会社ですが、気になるところはなくとても満足しています。
投資信託やロボアドバイザーなど初心者の投資に必須の手法はすべて揃っています。
また投資家は複数の証券会社を持つのが当たり前ですが、まずはSBI証券を開設するのがベターだということが見えてきました。※複数開設することで互いのメリットをうまく使うためですね。
無料で口座開設できるので、損はありませんよ。
3ステップ5分程度で始められることができるのでこの機会にぜひ始めましょう!
資産運用初心者におすすめの投資5選
右も左もわからない投資初心者にやさしく解説!
ほったらかしでOK!運用したらやることなし!
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