この記事を読めば米国株投資をゼロから学ぶことが可能。
初心者の方必見の内容です!
米国株投資の始め方を完全ガイド形式で解説していきます。
米国株投資はアメリカの経済成長の恩恵を受けて、安定して長期のリターンが見込める投資です。
ですが、日本人は基本的に日本株投資にいきがちで、その理由は「外国の株や企業は良く分からないから」という方が多い。ぼくは、
「将来の見通しが暗い日本株よりも、世界最強のアメリカに長期投資すべき」
と思っている。
本記事では米国株投資の始め方を、基本知識含めてまるごとゼロから解説していきます。
ぜひ最後までじっくりご覧ください。
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早速1,800ドル分の米国株買ってみた☺️VOO(S&P500)をメインにして、セクター分散、高配当銘柄中心にポートフォリオつくってみた
試してるところだから今後変更する可能性はあるが、2019年中にNISA枠あと100万円分で投資する
配当利回りは5.06%になる予定 pic.twitter.com/GlxhBeG5Wz— のがたか★お金ブロガー (@noggylog) 2019年7月22日
タップできる目次
米国株の運用実績
2020年6月(12ヶ月目)
- 資産評価額:686,677円
- 含み損益:+22,826円(+2.85%)
APPLを利確しました!
+7万円確定です…!
他は配当もらいつつ、塩漬けですね〜。
▼6月の配当金
合計6.6ドル(706円程度)
2020年5月(11ヶ月目)
- 資産評価額:595,869円
- 含み損益:-52,290円(-4.09%)
コロナショックでは配当投資の弱さと利確の大切さは痛感してるのは相変わらず。
GAFAであるAPPLが一番利益出てるんだよなぁ。
▼5月の配当金
合計35.32ドル(3,800円程度)
2020年4月(10ヶ月目)
- 資産評価額:545,612円
- 含み損益:-52,290円(-6.54%)
2番底の警戒感から3銘柄を損切り。
コロナショックでは配当投資の弱さと利確の大切さは痛感。
配当投資と言えども利確はしっかり考えたいですね。
▼4月の配当金
合計11.59ドル(1,240円程度)
2020年3月(9ヶ月目)
- 資産評価額:712,556円
- 含み損益:-138,559円(-16.30%)
怒涛の1週間でした…。最終的にはマイ転。
今後もまだ下げると予想して、一度戻ってきたタイミングで半分くらいは現金に戻す予定です。
目的は配当金を増やすことではなく、最終的に手元に入ってくるお金を増やすことなので、自分の資産を守るために切るところでは切りたい。
▼3月の配当金
合計31.96ドル(3,451円程度)
2020年2月(8ヶ月目)
- 資産評価額:900,508円
- 含み損益:+100,508円(+8.49%)
配当金も着々と増え続きています。
▼2月の配当金
合計31.34ドル(3,447円程度)
2020年1月(7ヶ月目)
- 資産評価額:923,356円
- 含み損益:+123,356円(+8.58%)
米株がいいので全体的に上昇していますね…!
配当金も着々と増え続きています。
▼1月の配当金
合計12.85ドル(1,413円程度)
2019年12月(6ヶ月目)
- 資産評価額:800,258円
- 含み損益:+26,160円(+3.27%)
米株がいいので全体的に上昇していますね…!
配当金も着々と増え続きています。
▼12月の配当金
合計13.54ドル(1,475円程度)
2019年11月(5ヶ月目)
- 原資80万円
- 資産評価額:660,094円(リバランス中)
- 含み損益:+15,296円(+1.91%)
リバランス中です。
VOOを運用していましたが、他の投資信託で同じような銘柄に投資していたので、米国株はすべて個別銘柄に変更しました。
新たにアップル(APPL)とHSBCホールディングス(HSBC)を銘柄に加えています。
アップルは値上がり益に期待、HSBCは配当目的ですね。
▼11月の配当金
合計15.95ドル(1,722円程度)
これまでの推移
評価損益 | 累計配当金 | |
2019年7月 | -2,747円(-1.48%) | – |
2019年8月 | -13,196円(-3.30%) | – |
2019年9月 | -1,432円(-0.24%) | 1,204円 |
2019年10月 | +8,567円(+1.06%) | 3,099円 |
2019年11月 | +15,296円(1.91%) | 4,838円 |
2019年12月 | +26,160円(+3.27%) | 7,748円 |
2020年1月 | +68,614円(+8.58%) | 9,162円 |
2020年2月 | +100,508円(+8.49%) | 12,296円 |
2020年3月 | -138,559円(-16.30%) | 15,747円 |
2020年4月 | -52,290円(-6.54%) | 16,987円 |
2020年5月 | -32,712円(-4.09%) | 20,783円 |
2020年6月 | 22,826円(+2.85%) | 21,493円 |
投資の考え方とポートフォリオ
今回の米国株投資は、売買益(キャピタルゲイン)を狙いつつも高配当(インカムゲイン)を目的とした配当投資を行なっていきます。
またNISA枠を使い、売買益・配当※を非課税に。
※ただし配当は米国で課税されます(約10%)
ですが、配当の現地課税がかからないもの銘柄もあり、今回はそういった銘柄を中心に選定しています。
NISA枠を一気に使うのではなく、積立しつつ投資していきます。
ポートフォリオ
セクター | 銘柄名 | ティッカー | 配当利回り |
金融 | HSBCホールディングス | HSBC | 7.10% |
ハイテク | アップル | APPL | 1.80% |
ハイテク | IBM | IBM | 4.53% |
通信 | AT&T | T | 6.00% |
生活必需品 | ブリティッシュ アメリカンタバコ |
BTI | 7.40% |
生活必需品 | ユニリーバ | UL | 3.07% |
生活必需品 | フィリップモリス | PM | 5.63% |
エネルギー | ロイヤルダッチシェル | RDSB | 5.92% |
合計 | 5.18% |
今回はこのようなポートフォリオを組みました。
S&P500に投資することで米国全体に投資し値上がり益を確保。(インデックスファンドより伸びる銘柄は少ないですからね。)
投資信託で同じ銘柄を運用してたのですべて個別銘柄に変更。
個別株は高配当銘柄を中心にすることで、年間配当は利回り5%を超えるように設定しました。
100万円を投資すれば5万円が配当となる見込みです。
特に以下の銘柄は連続増配を実施中。
連続増配:
- AT&T:33年
- IBM:17年
- ブリティッシュアメリカンタバコ:19年
- フィリップモリス:10年
今後もさらに配当が増えていくことに期待です。
目標は、月間10万円(年間120万円)の配当です!!!!
このままいくと、原資2,300万円で可能。いつになるのか(^p^)
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米国株価指数は最高値突破!ショートを視野に
直近(2019年7月)では米国株価指数(S&P500、ナスダック、ダウ)は最高値を更新しました。
ですが、前回の暴落(リーマンショック)から10年を超えていて、アノマリー的にも暴落を警戒する動きが強まっています。
【リーマン・ショックから10年、次の暴落は前回の比ではない】
・10年に一度の暴落を気にする昔からの投資家
・暴落を知らない若い世代とAIによる取引
・暴落のタイミングは誰にもわからない
・年々リスクは高まっている暴落の覚悟と準備はしておきましょう
— かず@会社員✖️投資家 (@nico_kazu_happy) 2019年7月18日
このような警戒感は出ています。
米国株が史上最高値を更新したことで毎回バブルだ!天井だ!と騒ぎ立てる人がうじゃうじゃ出てくるわけですが、米国株は毎年のように最高値を更新しているわけで😳リーマンショックを超える暴落を記録した2018年もちゃっかり最高値を更新済。ガッチリホールドが1番儲かるカンタン投資が米国株ですよ〜
— choco@🇺🇸US stock (@chocochoco0202) 2019年6月25日
ですが、それを警戒しすぎて投資ができなくなってしまっているのももったいないと感じている方も多い。
なので、ドルコスト平均法で積立つつ、いつでも米国株価指数をショートできる準備をしています。
保有している現物に対していつでもリスクヘッジできるような状況にしておくということですね。
米国株投資では、価格が上昇すれば利益がでる銘柄となっていて、上昇局面では問題ないですが、下落局面では増えていく含み損を眺めているだけでなにもすることができません。
また、塩漬けになるので他の投資にお金をまわせず機会損失も伴います。
そんなときのリスクヘッジ。
リスクヘッジとは、起こりうるリスクの程度を予測して、リスクに対応できる体制を取って備えることです。
例えば、資産運用において、現物(株式など)を買い付けると同時に、先物市場で同量の売り注文を出して、現物の値下がりが続きそうなときに、先物市場で先に売ったものを安く買い戻せば、現物取引で生じた損失をカバーできます。引用:SMBC日興証券
金融で言われるリスクヘッジとは、ざっくりと以下の方法。
- 現物損失のカバー
- 現物のマイナス分をショート(売り)することによって±0にする
このような意味合いになります。
下落トレンド・暴落時ではこのリスクヘッジが自分の資産を守るためにとても有効です。
ショートをすることで落中でも利益を出すことができ、その利益で再投資することで、現物の価格が戻った・高騰したときには今以上に利益を大きくすることができるのです。
もちろん反対に動いた場合にはロスカットになるので余裕資金は必要です。
ですが、ヘッジをかけて成功したときは大きい。なので暴落を感じた場合はショートしていきます。
米国株投資を始めた理由
2019年7月頭に最低手数料戦争が、SBI証券・楽天証券・マネックス証券で勃発。
米国株 最低取引手数料戦争
①マネックス→0.1ドルに!
②楽天→うほっワイんとこは0.01ドルや
③マネックス→0.01ドルに!
④SBI→無料で(さらり
⑤楽天→負けてられへん!無料や
⑥マネックス→マネックスさんどうしましょ🤭
— のがたか★お金ブロガー (@noggylog) 2019年7月10日
その後マネックス証券も最低手数料が無料になり、各社再び横並びになりましたw
当初は最低手数料が5ドルかかっていたので、約12万円程度の株を一気に購入しないと手数料的に不利となっていましたが、この改定をきっかけにその心配はなくなりました。
つまり、少額からでも米国株に投資ができるようになったということ。
ポートフォリオもつくりやすくなりましたね。
このようなキッカケから米国株投資を始めました。
(他にも配当高い・米国株右肩上がりなど、後述します。)
米国株投資とは
ここからは米国株投資の基本を解説していきます。
米国株は世界経済の中心。ここまでの株価の伸びを確認しましょう。
▼S&P500
何度かの暴落はありますが長期で見れば右肩上がりを継続。
日本を見てみましょう。
▼日経225
日本はバブル期の最高値をいまだに超えられない状況。
また、下り最速・上りは米国に追いつけない。
ダウが最高値を更新しようとするときに、俺たちの日経は下り最速を目指す
— 阿部 (@A71204460) 2019年6月24日
下り最速の座は譲れないな。
アメリカが最高値付近で100ドル調整しただけで、日経400円以上下がるというw— おすし (@440ka3) 2019年7月18日
また、米国は株主に利益を還元する意識が強く、高い配当が期待できます。
30年以上連続で増配を続ける企業は約50社(!)
対して日本は花王の1社のみ。
そう思うのは間違いありません。注目度はかなり高いです。
ただし、デメリットもありますのでぜひ確認してくださいね。
米国株投資のメリット・デメリット
米国株投資のメリット・デメリットは次の通り。
- 米国株は右肩上がり
- 持っているだけでお金が増える!高配当銘柄多数!
- ETFでアメリカ全体に投資することも出来る
- 複利をかけやすい
- 短期的に大きな利益が得られない
- ほったらかしで刺激が少ない(ただし脳死でOK)
メリット①:米国株は右肩上がり
やはり最大のメリットはアメリカ経済成長の恩恵を受け取れる点です。
アメリカが世界をリードする経済大国なのは周知の事実ですが、、
- 先進国の中でも唯一、今後も人口増が見込まれる
- GDP世界1位で右肩上がり
など見通しはかなり明るいですね。
人口が増えるとモノが売れ、モノが売れると給料が上がり経済発展につながります。
これから暴落は絶対にある。
ですがそれを乗り越えるパワーが米国株にはあります。
メリット②:持っているだけでお金が増える!高配当銘柄多数!
今回ぼくがつくったポートフォリオでは年間5%の配当がもらえる見込みです。
レバレッジをかけていない現物取引でこの年間利回りを出すことはかなり難しい。
それほどまでに配当には魅力があります。完全に不労所得ですね。
また、配当があるだけで不況時にもモチベーションが保ちやすいというメリットも。
どうしても含み損が増えていくと。
- もう嫌だ…。
- 再投資がつらい…。
という状況になりがちですが、配当があるだけで全然違いますよ!(経験談w)
アメリカでは「配当金を毎年増やすのが当たり前で、減らすのは恥だ!」という考えがあるそうです。
そのため冒頭紹介したとおり増配年数が25年以上の会社が100社以上もあるということですね。さらに高配当企業の利回りは平均5.9%とかなり高水準です。
- 日本の連続増配年数25年以上は花王のみ
- アメリカでは100社以上
さらに配当王と呼ばれる50年以上連続増配企業が2019年9月時点で27社も存在します。
配当王(50年以上連続増配):
- コカ・コーラ
- ジョンソンエンドジョンソン
- スリーエム …etc
配当貴族(25年以上連続増配):
- マクドナルド
- AT&T
- アフラック
- ウォルマート …etc
どれも名前を聞いたことがあるような大企業ばかり。
やはり25年、50年と連続増配してる事実があるとかなり安心感して投資できますよね。
メリット③:ETFでアメリカ全体に投資することも出来る!
優良なグローバル企業が多数あるとはいえ、数が多くて選ぶのが大変だし、面倒という方もいるでしょう。
そんな方はETF(上場投資信託)がオススメです!(S&P500に連動したETF、高配当ETE…など)
ETFなら。
- 企業調査も不要
- アメリカ企業全体に投資できて安定感も抜群!
- 配当金も貰える
という感じなので、とにかく簡単にアメリカ投資を始めたい方はETFも検討してみてくださいね。
なお、S&P500に連動したETFは種類が複数あり選び方を詳しく解説してますのでぜひご覧ください。
メリット④:複利をかけやすい
複利をかけることで投資の利益が大幅に変わってくることは当たり前に言われていることですが、米国株投資は複利をかけやすいですよ。
投資は、「長期×複利運用」により資産を爆発的に増やしていくことができます。
つまり、高配当かつ毎年増配が見込める米国株投資は、配当を再投資することで複利効果を得やすく、長期でやると雪だるま式に資産を増やしていくことが可能。
デメリット①:短期的に大きな利益が得られない
米国株投資は短期的に大きな利益を得ることは難しいです。
高配当とはいえ、1年間の利回りは10%を超えることはなく、値上がり益を含んでも2倍・3倍となることはありません。
またレバレッジをかけることもできないので、大きな利益を出すにはどうしても長期的な運用が必須となります。
※短期的に利益を得るにはFXや仮想通貨をする他ありません。
デメリット②:ほったらかしで刺激が少ない(ただし脳死でOK)
今回紹介している米国株配当投資は、ルールに基づいて買い増ししていくため、ぶっちゃけ暇ですw
刺激はかなり少ないです。
逆にいえば、脳死で投資が可能ということ。
多くの投資家は短期トレードでは負けることが多いので、長期的に淡々と投資していくこの方法があってると思っています。
米国株投資のリスク
リスクはもちろん、損失が出てしまうこと。
特に10年に1度は大きな暴落が起きています。
現在2019年は前回の暴落(リーマンショック)から10年以上経過。
いつ暴落が起きてもおかしくない状況です。
そのことは念頭に置きながら、対応ができるようにしておくことが重要ですね。
為替リスク
最大のデメリット・注意点は為替リスクです。
米国株はドルで取引をするので、米ドル円120円⇒100円に円高になると日本円ベースの価値が下がる、ということもあり得ます。
例えば、上記のように米ドル安/円高になると、
- アメリカ株が割安になり株価上昇
- グローバル企業は業績UP
為替レートを考えると、混乱して投資できない、という人もいますが、個人的にはメリットの方が大きいのであまり考えすぎずに投資してみるのがいいと思います。
暴落に巻き込まれる可能性が高い
これは米国株の、、というより長期投資だと避けられませんが、一時的には「暴落に巻き込まれる」と考えておきましょう。
投資の世界では10年に1度のサイクルで暴落が起きており、2008年のリーマンショックから既に10年以上が経過してる状況です。
いつ暴落が起きてもおかしくないので、今から投資する方は注意しておきましょう。
ですが、S&P500を見ても分かる通りアメリカ経済は長期でみると、これまでを振り返るとほぼ確実に成長して株価は回復しています。
「暴落はむしろバーゲンセールである」と思っても過言ではない。
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米国株投資の評判・口コミ
米国株の評判や口コミをまとめました。
配当の魅力
米国株って四半期ごとに配当くるんだ。四半期ごとに少額でもお金が入るってとても精神的に満たされる気がする。
— 迷走げっそー@株式投資迷走中 (@meisogesso1988) 2019年7月21日
株式投資を始めて15年、振り返れば日本株での最初の年の配当収入は6万円弱、その後リーマンショック時は配当が目減りするという悲哀も味わった。
それが今では年間配当収入300万円が視野に入るところまで来ている。
その最大の功労者と言えば米国株。
この存在なくして今日は語れない。
— 正直者 (@bam11300820) 2019年7月20日
これぞまさに米国株配当の魅力。
長期的に投資を行なっていけば、毎年配当だけで大きな金額を手に入れることができますね…!
– 会社からの労働収入
– 株・ETFの分配金あと、もう一つインカムゲインが欲しい。
— VISA💳米国株投資 (@5kQtGAsGHjpePcl) 2019年7月21日
インカムゲインとして優秀ですね。
米国株の強さ
日米の株価の格差がま大きくなってきています。
これは何も今に限った話ではなく、いつものことです。
日本株は上昇しなくても、米国株はきちんと上昇してくれます⤴️
日本株ばかりを追い求めて消耗している投資家の方は、早く米国株の優位性に気づくべきですよ😌 pic.twitter.com/G0A6yP9n9e
— 関原大輔@サラリーマン投資家&ブロガー (@sekihara_d) 2019年7月17日
10年だったか20年だったか忘れたけど、連続増配している米株からなるインデックス。
私はSP500と両方保有しているが、明らかに配当貴族の方がパフォーマンスがいい。つまり世界最強ってことです。
— 城花瀬戸(ジョーカー) (@soubasi1999) 2019年7月11日
日本より米国に注目している方が多い。
もっというと米国株の中でも配当貴族と呼ばれる25年以上連続で配当を増配している企業のパフォーマンスが高いと言われています。
米国株の選定方法
自分が個別株を選定する際には、IT、AIなどの成長銘柄よりは、
・株価割安(配当利回り高)
・不景気時にも売上げが落ちない
という視点で、高配当の安定銘柄を選びます。
日本株ならJT、KDDI。米国株ならKO、PG、MOあたりですかね。株の値上り・値下がり関係なく、配当を淡々と再投資していきます。— かいまる (@leverage_toushi) 2019年7月20日
米国株投資の矛盾
個別株投資家は矛盾を抱えている
賢者であれば市場平均指数の偉大さを知る
投資について意見を求められたなら
S&P500連動型のインデックスを紹介する
では自分はなぜ個別株投資をする?
指数に勝てる自信があるかといえば、ない
ではなぜ合理的選択をしない?
個別株投資家は矛盾を抱えている
— 🇺🇸まーしー@米国株投資家🇺🇸 (@maasi_kabuo) 2019年7月21日
確かに!ですが個別株で配当や値上がり益を目指すのも妙味ではないかなあと思っています。
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よくある質問
よくある質問に回答します。
税金はどうすればいいの?
まず、米国株投資にかかる税金は以下。
- 売却益:20.315%(国内課税)
- 配当金:20.315%(国内課税)+10%(米国での課税)
証券会社の特定口座であれば、確定申告は不要です。
ただし、配当金にかかる米国10%の課税は国内との二重課税となっているので、外国税額控除申請をすることで取り返すことができます。
外国税額控除申請は確定申告で行いますので、取り返すには確定申告が必須となりますよ。
米国株投資の税金・確定申告を詳しく解説しています。
米国株投資の税金・確定申告をやさしくゼロから解説!【節税テクニックあり】
NISAにしたほうがいいの?
NISAで投資をすれば先ほどの国内でかかる税金は非課税となります。
売却益:20.315%(国内課税)配当金:20.315%(国内課税)+10%(米国での課税)
ただし、先ほどは米国での課税は取り返すことができましたが、NISA口座ではそれが不可。
※二重課税にならない為
なので、配当にかかる10%がかかってしまうことに。
その対策としては、NISA口座では米国で課税対象になっていない銘柄を選ぶとよりお得になります。
ぼくのポートフォリオにもなっている下記の銘柄などですね。
- ロイヤルダッチシェル
- ユニリーバ
- フィリップモリス
- ブリティッシュアメリカンタバコ など
これらの銘柄はADRと呼ばれ米国での源泉徴収となっていないため、NISA口座で完全に無税で投資をすることが可能ですよ。
ぼくもそれを狙ってNISA口座で投資をしています。
※米国での配当課税がかからない理由:
米国市場に上場している英国株や豪州株は源泉徴収税がないため
ADR銘柄とNISAの効果的な活用法を解説していますの、ぜひあわせてご覧ください。
リスクヘッジのショートはどこでやるの?
先ほどお話ししたリスクヘッジのショートは、GMOクリック証券がおすすめです。
各米国株価指数に投資が可能で、コストも安いです。
実際にトレードもした内容を記載しています。
ぜひあわせてご覧くださいね。
https://valuefirst.co.jp/30dai/gmoclicksec_short
米国株の取引ルールって?
米国株は国内とは違ったルールとなっている部分があります。
- 1株から購入可能
- 前場や後場がない
- ストップ高(安)がない
- ティッカーシンボルが使われる
- 取引時間が違う
日本は単元といって最低取引株数が多くの場合100株以上からとなっていますが、米国株では1株から可能。
また、前場や後場、さらにストップ高(安)というルールがないのでどこまでも一気に上がる可能性もあります。反対にどこまでも下がる可能性も。
日本株より、大きな利益が出る可能性があったりとダイナミックな値動きになる可能性も多いですよ。
また、取引時間は日本時間で月曜日~金曜日の23:30~翌6:00です。(サマータイム期間中※は1時間前倒し)
※サマータイム期間は3月の第2日曜日~11月の第1日曜日
ティッカーシンボルとは日本でいう証券コードに該当します。数文字のアルファベットで表示されますよ。
ティッカーシンボル例:
- コカコーラ:KO
- アマゾン:AMZN
- アップル:APPL
SBI証券・楽天証券・マネックス証券どれがいい?
米国株に投資するためには外国株取引口座を作る必要があります。
国内で米国株に投資ができるネット証券は、SBI証券・楽天証券・マネックス証券のいずれかとなっています。
結論を言うと、現段階ではSBI証券をおすすめします。
まずは、基本スペックの比較をします。
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ネット証券3社の米国株取扱状況(2019年10月現在)
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
取扱銘柄数 | 約1,800銘柄 | 約2,000銘柄 | 約3,300銘柄 |
取引手数料 (税抜) |
約定価格の0.45% 最低0~最高20ドル |
約定価格の0.45% 最低0~最高20ドル |
約定価格の0.45% 最低0~最高20ドル |
為替手数料 (1ドルあたり) |
※住信SBIネット銀行利用で0.04円 ※キャンペーンで0円 |
0.25円 | 0.25円 ※2020年1月7まで 買付のみ無料 |
注文可能時間 | 米国営業日の次を除く時間帯 ・日本時間19:00~19:30 ・日本時間取引終了後から9:00頃まで |
米国営業日の日本時間15:00~翌6:00 | 24時間 |
特徴 | ・貸株サービス ・定期買付サービス ・外貨買付3通り |
・取引手数料の1%をポイントバック | ・国内最多の取扱数 ・指値の期日が長い |
取り扱い数や注文可能時間ではマネックス証券が有利ですが、貸株や割安で外貨が買付できるSBI証券をおすすめしています。
取扱数はぶっちゃけ、マネックス証券ほどなくても主要銘柄は網羅されているので問題ないかなあと。注文時間も日中であれば可能ですので。
また、買付手数料は3社横並びですが、為替手数料も含めたトータルコストで言うと、SBI証券に優位性があります。
さらに!
貸株(カストック)サービスもあり、0.01%〜2%の金利がゲットできますよ。
ぼくもSBI証券で購入していますよ。
SBI証券の特徴:
- 貸株サービス(カストック)で月間0.01~0.2%の金利がもらえる
- 米国株やETFを定期的に買付てくれる定期買付サービス
- 外貨買付3通りで手数料が安い!※
※外貨買付3通りと手数料:
- SBI証券口座(1ドル当たり0.25円の手数料)
→手続きが簡単。楽天証券・マネックス証券と同じ水準。
- 住信SBIネット銀行(1ドル当たり0.04円の手数料)
→手続きが簡単で手数料も割安。住信SBIネット銀行の口座が必要
- SBIFX(1ドル当たり0.005円の手数料)
→手数料が最安。ただし最低1万ドル以上の外貨購入が必要
SBIFXは少しハードルが高いので、できれば住信SBIネット銀行で外貨買付すればコストを抑えることが可能ですよ。
SBIも最低手数料無料にしたし、現段階で米株投資最強はSBI証券かなー
マネックスは商品ラインナップ多いから、買いたい銘柄ができた時のために口座だけ開設しておこう。— イグゾー@20代🇺🇸米国投資 (@daini55700068) 2019年7月13日
もっと詳しくSBI証券を解説していますのであわせてご覧ください。
SBI証券で米国株(外国株)を買うメリット・デメリットを解説【今人気の米国株投資】
米国株の買い方
ここからは米国株の買い方を解説します。
米国株投資の始め方の流れ
ざっくりとした流れは、
①外国株式口座の開設
▼
②米ドルの買い付け
▼
③好きな米国株を購入する
たったこれだけです!とてもシンプルでカンタンです。
これならだれでも手軽にサクッと始めることができますよね。
①:外国株式口座の開設
米国株を購入するために外国株式口座が必要です。
まだの方は公式サイトにアクセスして口座開設をしてくださいね。
総合口座を開設している方なら書類の確認だけで1分で完了しますよ。
▼トップページから外国株式をタップ
▼以下のステップに沿って開設します。
▼開設が完了すると取引が可能になります。
②:米国ドルの買い付け
米国株を購入する前に、日本円しか持っていないなら米ドルを用意する必要があります。
SBI証券では円貨決済という決済方法可能で、日本円のまま取引することができます。
ですが、結局証券会社を通じて米ドルを購入するだけなので、為替手数料が必要です。
為替手数料は他の証券会社と同じですが、SBI証券では住信SBIネット銀行と連携させることで、為替手数料を大幅に削減できます。
- SBI証券:1ドルあたり0.25円
- 住信SBIネット銀行:1ドルあたり0.04円
できる限り住信SBIネット銀行で米ドルを買い付けるとコストが落とせますよ。
②-1:住信SBIネット銀行で米ドルに交換→入金
住信SBIネット銀行で米ドルに交換する方法を解説します。
▼住信SBIネット銀行にログイン後、外貨預金をタップ
▼米ドルをタップ
▼数量もしくは金額を指定
▼内容に問題がなければ確定
▼SBI証券に戻り、入出金・振替→外貨入金、金額を指定
▼問題がなければ振込指示
▼再び住信SBIネット銀行のログインを求められるのでログイン
▼即時決済に問題がなければ確定
▼SBI証券で振込が確認できれば完了です!
③:米国株の購入
外国取引サイトにアクセスし実際に米国株を買い付けていきます。
米国株は証券コードではなくティッカーと呼ばれる2~4字程度のアルファベットを組み合わせたものでも検索可能です。
▼例として、アマゾン(AMZN)で検索
▼買付をタップ
銘柄の情報画面になるので、チャート上部の買付をクリック。
ちなみに、この画面で配当利回りなども左の情報欄に記載されています。
※Amazonは配当がありません…。
▼注文の情報を入力
米国株は1株から購入が可能です。
※ただし手数料がかかるので株数が少なすぎると手数料負けしますのでご注意を。
指値・成り行きが可能。
選択したら注文確認画面になるので、問題なければそのまま購入をしてください。
以上で注文完了です。
難しいことはないのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
米国株の情報収集方法
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まとめ:米国株投資を始めましょう!
本記事では、米国株投資の始め方の基本知識からメリット・デメリット、買い方まですべて解説しました。
米国株投資は世界最強のアメリカ経済に投資して、長期にわたり経済成長の恩恵を受け取り続けることができます。
日本株よりは断然米国株が良いですね。
配当投資は時間を味方につけて、リスクを小さくし、大きなリターンを狙う手法。
長期的に運用することで配当も大きくなるので早く始めるのがいいですね。
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