SBI証券で買える株価指数CFDを解説します。
SBI証券では株価指数CFDはくりっく株365として購入可能です。
「くりっく株365?」
という方も多いハズ。
今回は、SBI証券で運用できる株価指数CFDに加え、くりっく株365もあわせて解説していきます。
※なお、SBI証券を詳しく知りたい方は、SBI証券をレビュー!メリット・デメリットを徹底解説【最強のネット証券】で解説していますのであわせてご覧ください。
SBI証券でCFD取引も可能!
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SBI証券の株価指数CFD取引ルール
SBI証券のくりっく株365の取引手数料は153円と他の大手ネット証券と同等。
※楽天証券では取り扱いがありません。
SBI証券では、PC専用トレーディングツール「SBICFDトレーダー」を利用できます。
また、大手ネット証券では初のスマホアプリとなる「HYPERCFD」アプリも用意されており、取引ツールを活用して取引できます。
くりっく株365は、マーケットメイカー方式のため、どの証券会社でも基本的人は同じ。
(参考):マーケットメイカー方式とは
以下はどの証券会社を使っても同じです。
どの証券会社を使っても同じ:
- レート
- スプレッド
- 配当相当額
- 金利相当額
証券会社で違う:
- 取引手数料
- ロスカットレート
証券会社別に見ていきましょう。
取引手数料
現在、くりっく株365を提供している大手証券会社では大きな差はありませんが、手数料は安いに越したことはありません。
▼各証券会社比較
証券会社 | 取引手数料(片道) |
SBI証券 | 153円 |
マネックス証券 | 152円※ |
岡三オンライン証券 | 153円 |
※マネックス証券の公式サイトでは141円となっていますが税抜表記です。その他証券会社は【税込】表記なので税込価格に換算しています。
大手ネット証券では手数料に違いはありますが、ほぼ同列ですね。
長期投資を考えたときに頻繁に取引をすることはないので、ここまでの差だったらそこまで気にしなくてもいいですね。
(とはいえ、安いほうがいいことは明白ですが。)
ロスカット率
配当投資はとにかく長期で保有すること = ロスカットさせないことが重要でして、ロスカット率が低ければそれだけロスカットされにくいという仕組みです。
▼各証券会社比較
証券会社 | 取引手数料(片道) |
SBI証券 | 70% |
マネックス証券 | 100% |
岡三オンライン証券 | 50%〜100% |
※とはいえ、もしロスカットされてしまったときは証拠金が大きく減ります。
岡三オンライン証券が50~100%で選択可能。
SBI証券は一律70%となっています。
くりっく株365とは
SBI証券で運用できるCFD取引は「くりっく株365」と呼ばれる東京金融取引所に上場している株価指数CFDです。
ざっくりとした特徴は以下の通り。
- 個別銘柄ではなく株価指数に投資
- FXのように買いからも売りからも取引可能
- レバレッジもかけられる
FXは外国通貨を取引対象としていますが、くりっく株365は日経やNYダウなどの株価指数に対して証拠金取引をするということです。
くりっく株365で取引できる銘柄は4種類。
- 日経225
- NYダウ
- DAX
- FTSE100
上記4つの銘柄を円建てで取引することができます。
円建てで取引できる=為替リスクがない
CFD取引は差金決済取引なので、為替の影響を受けることなく株価指数そのもののパフォーマンスに投資できます。
「通常の取引では利益が出ていたけど、為替が下落して結果としてマイナスになった…」という事態は割けることができますよ。
為替リスクについては【為替の影響は受けません】くりっく株365の為替リスクを深掘り!で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
https://valuefirst.co.jp/30dai/cfd365_kawase
取引所CFD・店頭CFDの違い
株価指数CFD取引には、くりっく株365(取引所CFD)と店頭CFDと呼ばれるFXと同じような相対取引の2パターンで取引できます。
一覧で比較してみます。
取引所CFD(くりっく株365) | 店頭CFD(GMOクリック証券) | |
取扱銘柄数 | 株価指数:4銘柄 | 株価指数:10銘柄 他126銘柄 |
レバレッジ | 最大30倍程度 | 最大10倍 |
取引コスト | 手数料+スプレッド | スプレッド(手数料無料) |
為替影響 | 受けない | 受ける |
税制 | 申告分離課税(20%) | 申告分離課税(20%) |
投資者保護 | 1000万円まで | なし |
くりっく株365(取引所CFD)は投資者保護基金の対象ということになり、万が一証券会社が破綻したとしても1,000万円までは保護の対象となります。
反対に店頭CFDは投資者保護基金の対象ではありません。したがってカウンターパーティリスクはあります。(信用リスク)
とはいえ、くりっく株365(取引所CFD)にもデメリットはありますよ。
取引所CFDのデメリット:
- 銘柄数が少ない
- 取引手数料かかる & スプレッドが広い
取引所CFDのデメリット:銘柄数が少ない
取引所CFDは4銘柄に対し、店頭CFDは合計130銘柄以上。
投資先の選択肢としては店頭CFDが優位です。
とはいえ、今回は配当投資に限っているので一番多く配当がもらえるFTSE100は取引所CFDも取り扱っているので問題なし。
取引手数料がかかる & スプレッドが広い
取引所CFDの大きなデメリットが取引手数料がかかることとスプレッドが広いことが挙げられます。
※取引所CFDではどの証券会社を使ってもスプレッドは同じ。
対して店頭CFD(GMOクリック証券)は取引手数料はかからず、スプレッドもかなり狭いです…!
スプレッドは1円前後。
コスト面では店頭CFDに軍配が上がります。
長期バイ&ホールドするなら取引所CFDで!
ここまでをまとめると、長期保有には取引所CFDがおすすめです。
投資者保護基金で1000万円の保護があり、為替の影響も受けないので、予期しない損失を被ることは少ないですので。
反対に頻繁にトレードする方は店頭CFDが適していると言えますね。
まとめ:SBI証券のCFD取引
SBI証券では2017年からCFD取引が可能になりました。
株式のリスクヘッジでの利用や配当金受け取り、長期保有にはSBI証券で利用可能なくりっく株365(取引所CFD)がおすすめです。
SBI証券はCFD取引の他にもIPOやつみたてNISA、米国株にテーマ型投資などさまざまな投資がすべて完結できるのが超絶なメリットです。
現在、投資をしている方のほとんどが開設している証券会社と言っても過言ではありません…!
デイトレーダー、スイングトレーダー、バリュー投資家、グロース投資家、インデックス投資家などありとあらゆる投資家が有効活用できる、総合ネット証券です。
活用していくと、リターンが着実に向上します。
個人的にはSBI証券がなければこれまでの利益が激減していたと思います。
投資には必須の証券会社なのでぜひ登録しましょう。損は全くありません。逆に登録してないほうが損ですね。
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