こんな疑問に答えます。
本記事の内容:
これからFOLIO(フォリオ)のおまかせ投資(ロボアドバイザー)をはじめようと思ってる方向け
- メリット・デメリットを解説
- よくある質問や疑問点にも回答
テーマ型投資を展開しているFOLIO(フォリオ)
今回はFOLIO(フォリオ)のテーマ型投資とは別のサービス、「おまかせ投資」をまとめました。
FOLIO(フォリオ)のおまかせ投資をこれから始める方向けに、メリット・デメリットも解説していきます。
タップできる目次
FOLIO(フォリオ)とは?
フォリオは、「AI(人工知能)」や「VR(仮想現実)」、「寿司」などのテーマに沿った企業に投資できる資産運用サービス(テーマ型投資)が有名です。
フォリオはれっきとした金融庁に認められた証券会社で、独立系オンライン証券会社として10年ぶりに参入しました。
テーマ型投資は、テーマに沿った複数の企業に少額から投資できる注目のサービスです。
そんな注目のサービスの裏で、「おまかせ投資」というロボアドバイザー機能も展開しています。
▼(参考)テーマ型投資について
FOLIO(フォリオ)のおまかせ投資とは?
フォリオのおまかせ投資は、ウェルスナビやテオと同じロボアドバイザーと呼ばれるものです。
ロボアドバイザーとは?
資産運用アルゴリズムで最適なETFや投資信託を選定し、自動で運用してくれる近年注目の投資サービスです。
完全自動で運用可能。
基本的な使い方は、いくつかの質問に答え、自分にあった運用パターンが提示されます。
そのパターンに同意したら入金するだけで運用が開始されます。
投資先は、先進国・新興国、株式・債権・不動産などとなっていて、運用パターンによってその構成が違ってきます。
フォリオでもこの運用が可能です。
おまかせ投資のメリット・デメリット
フォリオおまかせ投資のメリット・デメリットを確認しましょう。
メリット
- 自動運用なのでほったらかしOK
- DeTAX(自動税金最適化)してくれる
- いつでも引き出し可能
デメリット
- 損失の可能性がある
- 最低投資額が10万円〜
- 手数料が1%
メリット①:自動運用でほったらかしOK
おまかせ投資はロボアドバイザーによる自動運用なので放置OKです。
自分ですることと言えば、毎月の入金をするくらいです。
毎日忙しいサラリーマンや主婦の方にはぴったりのサービスです。
メリット②:ロボアドバイザーによる国際分散投資
おまかせ投資は国際分散投資をして限りなくリスクを減らしていく運用方針です。
投資対象はETFを運用し、米国・先進国・新興国で地理的分散、さらに株式・債権・コモディティ(金)・不動産と投資先も分散しています。
※ETFを運用する理由
ETFは低コストであり、特定の市場や地域の指数に連動するように作られたものがあるため、「おまかせ投資」における投資対象に適していると考えられます。
▼おまかせ投資の投資先
メリット③:いつでも引き出し可能
運用中でもすぐに引き出し可能です。引き出しから3営業日後に口座に振り込まれます。
銀行の定期預金引き出しよりは…早いはず。出金手数料も無料です。
デメリット①:損失の可能性がある
先ほどの運用結果のように損失を出してしまう可能性がありますが、長期的な運用の中で損失は短期的だと考えられます。
おまかせ投資をはじめとしたロボアドバイザーは長期的な運用を方針としているので短期的には判断せず運用しましょう。
デメリット②:最低投資額が10万円〜
正直この辺はあまりデメリットではないと思っているのですが、最低10万円ないと運用開始できません。
もし試しで1万円でロボアドバイザーを試してみたいという方はTHEO(テオ)をどうぞ。
>>【損失あり】THEO(テオ)レビュー!運用実績も公開【評判・口コミ】
ちなみにTHEO(テオ)も優秀なロボアドバイザーです。
デメリット③:手数料が1%
これから資産運用を始める方は手数料が1%って別にそんな高くないしデメリットじゃないじゃんと思われるかもしれませんが、こういった投資の中で1%は割高です。
同じようなインデックス投資信託だと、手数料0.2%以下も存在します。
ですが、これから資産運用をはじめる初心者の方にとって、証券会社を開設・自分で銘柄選定・状況によってリバランスということは非常に難しいと思います。
その点、ロボアドバイザーはすべて自動でやってくれるので妥当な手数料かと思うんですが、フォリオのおまかせ投資はできることが少なく、少し割高な印象。
以下でまとめています。
他のロボアドバイザーでできることができない
他のロボアドバイザーにできておまかせ投資ができない3つの点
- どのETFで運用してるか不明
- 分配金の再投資がされない
- 自動積立ができない
この点は早急に改善してほしいところです…!ユーザー的にもできない部分があると選びにくいです。
同じようなサービスと比較!(ウェルスナビ・テオ)
ウェルスナビやテオも国際分散投資を行い、ロボアドバイザーによる自動運用という部分でほぼ違いはありません。
▼異なる部分
投資ETF数 | 最低投資額 | 手数料 | |
フォリオ | ? | 10万円 | 1% |
ウェルスナビ | 6〜7 | 10万円〜 | 1% ※割引制度で0.9%まで減額 |
テオ | 30〜40 | 1万円〜 | 1% ※割引制度で0.65%まで減額 |
上記のように3項目が異なる部分としてあげられます。
ウェルスナビ、テオは手数料割引制度を導入し、ユーザーに還元しています。特にテオの割引は大きいですね…!
また、ウェルスナビだけにある機能DeTAXはとても優秀です。
ここと比較してしまうとフォリオのおまかせ投資は少し使い勝手の悪さがあります。今後の展開に期待です。
なので、現時点でロボアドバイザーを運用するならウェルスナビでOKですね。
詳しくは、ウェルスナビ(Wealthnavi)の実績・評判をご覧ください。最新の実績も更新中。
Q&A【よくある質問に解答】
フォリオのよくある質問に回答します。
- 手数料はどのくらい?
- 確定申告は必要?納税はどうしたらいい?
- NISA・つみたてNISAには対応している?
- フォリオが倒産したら預けてたお金はどうなる?
手数料はどのくらい?
取引手数料は、年額1%(税抜)です。
入金・口座管理料は無料です。
出金手数料は1回につき300円(税込)。
※ただし、ATM(銀行・銀行提携等)・銀行等窓口からの入金は、各銀行等の所定の手数料は負担。
NISA・つみたてNISAには対応している?
残念ながら、非課税制度のNISA・つみたてNISAには非対応となっています。
対応するにはハードルが高いんですかねぇ。
確定申告は必要?税金はどうしたらいい?
サラリーマンや主婦の方は利益が出たときの確定申告が不安な方もいるはずです。
フォリオは心配ありません。
口座開設(登録)するときに「特定口座(源泉徴収あり)」を選べば、すべてフォリオが税金の支払いまでやってくれるので、自分で確定申告をする必要はありません。
なお、税金は利益確定分の約20%かかると覚えておけばOKです。
倒産したら預けてたお金はどうなる?
日本投資者保護基金に加入しているので、1,000万円まではフォリオが倒産したとしても返金されます。
他の多くの金融機関(銀行や証券会社)と同様です。なので、ほとんどの方は心配無用です。
FOLIO(フォリオ)の評判・口コミ
ツイッターの声をまとめました。
フォリオのおまかせ投資を始めて5日。
ロボアドバイザーのマーカス君が頑張ってくれている。#FOLIO #フォリオ #ロボアドバイザー #投資 pic.twitter.com/ALakUmyvfl— ナカムラ (@shuuuuhei1225) 2019年2月21日
運用開始直後でも利益が出ていますね〜。
フォリオさんの「おまかせ投資」は具体的にどのETFに投資してるかは見れないのね。そして分配金の再投資はされない。積立投資設定は未対応。まだいろいろとアップデートの余地はありますねーw
— にゃお(32) (@nyao_nyao0803) 2019年2月27日
先月運用開始したfolioのおまかせ投資解約しました。
理由は一言で言うと手間がかかりすぎる。あと少し不透明
・積立ができない(わざわざ手数料無料枠を使うのが無駄)
・追加入金(配当金)は手動注文する必要がある。
■入金額:100,000(+10,000)
■確定損益(徴税後):+2,967(+2.70%)#folio— つっくー (@shunsukuda) 2019年3月1日
先ほどデメリットとしてあげら部分ですね。この辺が改善されることでさらに良いサービスになると思うので、ぜひ期待です。
FOLIOのおまかせ投資は投資内容の前に投資欲が湧いてきます。
おまかせブラザーズとかも可愛いから女の子ウケが良いんじゃないかな(^^)
キャラクターによって運用方法が変わるって良いね。このアプリで運用して資産が増えたら、女の子を口説くネタになるかもしれないです。#おまかせ投資 #folio pic.twitter.com/wRrSSYwdiL
— あらたたくや⭐️独立クリエイター (@arata_takuya) 2018年12月30日
フォリオ全体的に言えることはデザインがとてもきれいです。確かに親しみやすくとっかかりにはいいですね。初心者にもやさしいです。
とはいえ、投資なのでそこはあまり重要ではなく、サービス面でもっとユーザーに利益があるものが還元されると非常にうれしいです。
結論:あえておまかせ投資を運用する必要はない
ここまでフォリオの解説をしてきましたが、あえてフォリオのおまかせ投資を運用する必要はないかな。
サービス面では自動積立サービスがないのが痛い…。
ロボアドバイザーを使う人は忙しい主婦やサラリーマンの方が中心になるので、極力手間を少なくしたいので毎月手動で入金しなくてはいけないのはかなりネック。
そして、コスト面。ウェルスナビ・テオは手数料減額するサービスを展開しているので、フォリオを選ぶ理由がない…。
ということで個人的には運用に消極的というのが結論です。
とはいえ、同じフォリオのテーマ型投資にはかなり期待していて実際に投資もしています。
下記で解説します。
FOLIO(フォリオ)のテーマ型投資とは?
個人的には、とてもおもしろい投資と思っていて、テーマ型というのはこれからはじめる初心者にもわかりやすく、少額・カンタンに投資ができるという点はかなり高評価です。
自分の興味のある・精通している分野ならなおさら投資してみようと思いますしね。
はじめての投資の選択肢のひとつとして考えてみてもいいですね。
詳しくは、FOLIO(フォリオ)メリット・デメリットをレビュー!実績も公開【テーマ型投資】で解説していますのであわせてご覧頂くと理解が深まります。
FOLIO(フォリオ)で手軽に少額でテーマ型投資
再度になりますが、ロボアドバイザー機能のおまかせ投資を選ぶ必要がないと思っています。
サービス面・コスト面ではウェルスナビやテオに劣ってしまっていますね。
とはいえ、同じフォリオのテーマ型投資はとても注目しています。実際に利益も出ていますので。
FOLIO(フォリオ)テーマ型投資をもっと詳しく
FOLIO(フォリオ)テーマ型投資を実際に運用した結果やメリット・デメリットをレビューしています。
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