ロボアド、投資信託などポートフォリオの参考にしてみてください。
これから資産運用をしたい多くの方は50万円程度からはじめる人が多いとのこと。
できれば投資額の50万円を倍にして、50万円を確実に増やしたいところです。
そんな方へこれまでの投資のイメージを覆す失敗しない資産運用方法を紹介します。
本記事の内容:
これから50万円で資産運用を始めようと思っている方向け
- もし50万円〜100万円手元にあったら……モデルプランを紹介
- リスク・リターンも解説しています
- 初めての投資におすすめできる商品について
本記事を書いているぼくは、資産運用に1,000万円以上投資しています。基本的な投資スタンスはほったらかし投資です。
もし自分が今の知識を持ちつつ初心者で50万円〜100万円投資可能だった場合、どんな投資先を選ぶかおすすめの資産運用を紹介します。
実際の運用結果も記事にしていますので、資産運用で失敗したくないといった方の参考になるはずです。
5分だけこの記事に付き合っていただき資産運用について知ってください。この5分が未来の余裕のある暮らしにつながるはずですm(__)m
タップできる目次
資産運用の基本的な考え方
資産運用の基本的な考え方は、「長期・分散・積立」です。
資産運用の基本的な考え方
- 長期で安定した資産運用
- 複数の銘柄に分散投資
- 積立(ドルコスト平均法)
※金融庁も「長期・積立・分散」の有効性を論じています。
【長期・積立・分散投資の有効性】
長期・積立・分散投資による効果は、積立が長期であればあるほど、投資先を分散すればするほど、収益がバラつきにくくなる特徴がある。
1985年以降の各年に、毎月同額ずつ国内外の株式・債券に積立・分散投資したと 仮定し、各年の買い付け後、保有期間が経過した時点での時価をもとにして運用結果を算出すると、保有期間が5年ではマイナスリターンも発生するが、保有期間が20年になるとプラスリターンに収斂し、さらにそのバラつきも小さくなる。
まずこの資産運用の考え方3つのポイントを理解しましょう。
このポイントを理解することで同時にリスクを抑えることにつながります。
長期で安定した資産運用をする
長期間運用することで、損をするリスクを抑えることができリターンが安定します。
▼長期運用することでリターンは安定する
時間を味方につけてリスク・リターンを安定させることができるんです。
なるべく早く始めて長期で運用することを考えていきましょう。
分散投資で大きな損失を避ける
出典:厚生労働省
「一つのカゴにすべての卵を盛るな!」
分散投資をイメージした下記の意味になります。
資産運用に置き換えると
ひとつの銘柄・投資に一点集中投資していると、その銘柄になにかがあった時大きな損失になってしまう。
分散投資することで、ひとつの銘柄になにかあっても他の銘柄で補うことで、リスクが分散される。
分散投資することで全体のリスクを減らし、トータルで利益を出していこうという考え方ですね。
例えば、A株とB株をNISAで保有していたとして、A株が大きくマイナスが出てしまったとき、マイナスの出ていないB株を保有していることでマイナスをカバーできます。
これをひとつの銘柄だけに絞って保有していたときは、マイナスになったときにカバーすることができません。
分散投資とはひとつの銘柄に絞るのではなく、2つ、3つと銘柄を分けて投資しておきましょう。
積み立てる(ドルコスト平均法)
「価格などに関係なく決まった日程で同じ額を投資(積み立て)する」
これがドルコスト平均法です。複数回に分けて投資することでリスクを分散できます。
▼ドルコスト平均法
出典:大和証券
初心者には分かりづらい相場では、一度に大量に買い込んでしまうとどうしても損失リスクが高くなってしまいます……。
なので、できるだけタイミングがばらけるドルコスト平均法での積立を心がけましょう。
資産運用のメリット
少額投資のメリット
資産運用の中でも特に少額投資をするメリットは、国の金融政策や世界の情勢が、投資にどう影響するのか少ない資産で感じることができる点です。
ここで大きい額を投資してしまうと、それも否定はしませんが、大きな動きに振り回されてしまうことが多いからです。
自分が運用しているのだから、自分はどっしり構えていられるくらいの額を投資するのが精神衛生上いいでしょう。
「投資は怖い」と思っているあなたへ
でもリスクを少なくするためにできることはあります。
初心者でもわかるように始め方を解説するので、ぜひ見てみてください。
資産運用の始め方
「投資に回すお金が無いよ」と嘆いているあなたへ
「投資できるような貯金が無いよ」「まとまったお金が必要なんでしょ?」と聞かれることもたくさんあります。
これに関しての回答は、まとまったお金が無くてもできます!
「大きな額の貯金は無いけど、投資には興味がある」という人は、まずは楽天ポイントを運用に回せる「ポイント運用」を手始めにやってみてもいいし、小口の商品(100円から)もあります。
ちなみに友人は、ここのページを読んで楽天証券の口座を開設し、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)という銘柄をNISAで、毎月1,000円購入するということから始めました。
18か月目で+1,058円の結果が出ていますよ。
友人も毎月1,000円の投資信託・自動積み立てでほったらかし運用です!
まずはどんなものか、社会勉強のつもりでやってみてください!
10円でも100円でも、お金が増えると楽しいですよ。
資産運用はどうやって始めたらいいの?
普通の買い物と同じです。まずはどの商品を買うか決めましょう!
以下に商品の概要をまとめました。
株式投資とは
株式投資とは、株式会社が発行する株式に出資することです。
出資したお金は、企業が新製品を作ったり工場に機械を導入できたり、活動するうえで必要な資金に使われます。
出資した人は「株主」と呼ばれ、利益の一部を配当金として受け取ったり、株主優待などで還元してもらえます。ただし、企業の業績悪化などで株の価値が下がったりすることもあります。
投資信託とは
「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」
一言でわかりやすく説明していますね。
投資家とは私たちのような資金を投資する人のことです。
投資家たちのお金を少しづつ集めて大きなお金にして、プロの人に株式投資や債券に投資をしてもらう、代わりに資産運用をしてもらうイメージです。
これが投資信託!↓ | ||
運用する人 | 自分 | プロ |
何を運用するの? | ・株式投資 ・債券 ・NISA/新NISA |
・株式投資 ・債券 ・NISA |
NISAで投資信託をしたいけど、銘柄とか決めるのが面倒……。わからない。
という方は、毎月1万円でおまかせ資産運用をしてくれるウェルスナビがおすすめです。
リターンにこだわった運用をしてくれます!
ウェルスナビでは全自動で資産運用ができます。
取引から資産のバランス調整も含めて全て調整してもらえるので、資産管理や取引が難しく感じている方にはおすすめです。
最低金額は1万円からであるため、他の証券会社に比べてリスクは高めですが、
投資効果を実感するのも他の証券会社より強く感じることができます。
上場投資信託(ETF)とは
投資信託には、一般的な「投資信託」の他に「上場投資信託」という商品もあり、別名「ETF(Exchange Traded Fund )」とも呼ばれています。
「ETF」が一般的な「投資信託」と大きく異なる点は、株式などと同じように取引所で売買できることです。
利益を非課税に!「新NISA」とは
通常、「金融所得課税」といって株などの金融商品から得た利益には税金が発生します。
金融所得課税がかからない金融商品である「NISA」は、2014年1月に「一般NISA」としてスタートしたのが始まりです。
2024年1月から新制度が始まり、さらに注目を浴びています。
少額の資金を長期的に積み立てられる、資産運用の初心者に向いている商品だと言えます。
債券とは
債券とは、国や地方自治体が発行する証券です。
投資家は、国や地方自治体に「債券を購入」してお金を貸す代わりに、返してもらう時に利子を受け取れるイメージです。
債券は、大きく3種類にわけられます。
- 公社債…国や地方公共団体が発行
- 事業債…民間企業が発行
- 外債…国外企業が発行しているか、外貨が対象となる
NISAを始めとした投資信託のファンド数や国内外の株式の銘柄が充実している上に、初心者でも始めやすく口座開設手数料や売買手数料が無料!
100円から投信積立ができたり、ポイント投資もできるので少額から投資を始めたい方にはおすすめ。
SBI証券の評判・メリット・デメリットを徹底解説【初心者向け最強のネット証券】
50万円〜100万円で始めるおすすめポートフォリオ
いろいろな資産運用に手を出しているぼくですが、
「もし今、初心者だとして手元に50万円〜100万円あったとしたらどんな投資をするか」
という初心者に向けたおすすめのポートフォリオをつくってみました!
このブログを読んでいる多くの方は20代〜30代で、その年代が資産運用を始める際に用意する金額を考えた結果です。
50万円〜100万円あればいくつかの投資先に分散できますし、リスクを抑えた運用も可能です。
50万円のポートフォリオ
これからはじめる初心者向けなので極力は損失は出したくない。でもお金が増える喜びを感じてほしい!
ということで、リスクを抑えつつもリターンを求めるポートフォリオをつくってみました。
まずは利益が出る喜びを実感してほしいからです。やっぱりお金が増えるのっていいですよ。ほんとに(笑)
これが実感できるかどうかでその後の意欲が全然変わってきますので。
では、おすすめのポートフォリオをどうぞ。
▼50万円ver.
投資先 | 金額 | リスク | 特徴 |
---|---|---|---|
楽天証券 | 20万円 | 低 | 初めは少額から |
投資信託 | 20万円 | 低 | 投資の王道 |
現金・その他 | 10万円 | – | 追加投資用など |
100万円のポートフォリオ
▼100万円ver.
投資先 | 金額 | リスク | 特徴 |
---|---|---|---|
楽天証券 | 40万円 | 低 | 初めは少額から |
投資信託 | 40万円 | 低 | 投資の王道 |
現金・その他 | 20万円 | – | 追加投資用など |
もし今の知識を持ちつつ資産運用をはじめるならこんなポートフォリオを組むというものをつくってみました。
- リスク低めでポートフォリオを安定させる「ウェルスナビ」
- 同じく王道の「投資信託」
- 現金・その他
そしてこのポートフォリオで特徴的なのが、投資額すべて使い切らずに10万円(20万円)を現金として残しているところです。
理由の1つめは、追加入金用です。
万が一のリスクを回避するために追加入金で凌ぐことができます。
また、暴落等がなく順調に利益が積み重なっていった投資先にさらに入金して投資するのもいいと思います。
理由2つめは、自分が気に入った(合った)投資をしてほしいということです。
いくら人におすすめされても最後に決めるのは自分。しかも投資の世界に正解はありません。常に勉強が必要です。
自分で勉強して「これはイケる!」と思った投資をしてみましょう!
投資先を選ぶ前に
では、具体的に投資先を選んでいく前にやっておくことをお伝えします。
運用期間、コスト、目標のリターンを決定
まず、どのくらいの期間運用するのかを決めましょう。老後資金に充てるのか?子どもの教育資金に充てるのか?によって、期間が変わってくると思います。
そして月々でここまでならOKというリミットを作っておきましょう。
5千円なのか1万円なのか、最初におすすめした通り、この月は5,000円だけどこの月は8,000円のような積み立て方でなく「毎月1万円」のように同じ額を積み立てることがリスク回避につながります。
月の投資額が決定したら運用期間を掛けて、全体でいくら運用するのかを想定し、その上でリターンを計算します。イメージがわいたら早速証券会社で証券口座を開設していきましょう!!
おすすめの証券会社は楽天証券!
では、ここからおすすめした投資先を個別に紹介していきますね。
おすすめ投資①:投資信託
ポートフォリオ1つめは「投資信託」です。
資産運用の王道。リスク低めです。
投資信託は積立することで複利効果もあるので、毎月の資金に余裕がある方はぜひ毎月積立をおすすめします。
例えば、毎月1万円を年利5%で20年間運用したとすると、
原資は、1万円 ✕ 12ヶ月 ✕ 20年 = 240万円ですが……。
原資 | 年利5%運用 | |
1年目 | 120,000 | 126,000 |
2年目 | 240,000 | 258,300 |
3年目 | 360,000 | 397,215 |
4年目 | 480,000 | 543,076 |
5年目 | 600,000 | 696,230 |
6年目 | 720,000 | 857,041 |
7年目 | 840,000 | 1,025,893 |
8年目 | 960,000 | 1,203,188 |
9年目 | 1,080,000 | 1,389,347 |
10年目 | 1,200,000 | 1,584,814 |
11年目 | 1,320,000 | 1,790,055 |
12年目 | 1,440,000 | 2,005,558 |
13年目 | 1,560,000 | 2,231,836 |
14年目 | 1,680,000 | 2,469,428 |
15年目 | 1,800,000 | 2,718,899 |
16年目 | 1,920,000 | 2,980,844 |
17年目 | 2,040,000 | 3,255,886 |
18年目 | 2,160,000 | 3,544,680 |
19年目 | 2,280,000 | 3,847,914 |
20年目 | 2,400,000 | 4,166,310 |
原資240万円が416万円ですね…!+200万円近くになっています…!
年利10%で運用できたとすると、+700万円以上です!これが複利のパワー。長期運用で積み立てていくことでなせる結果です。
投資信託にはリターンのいいものがありますので、ぜひ探してみてください。
投資信託買うなら証券会社が必須で楽天証券一択です。その理由は楽天スーパーポイントで投資信託が買えるからです。実質リスクゼロ。
楽天証券は登録しておいて損はないです。
NISAはもちろん、国内株・外国株など自分の投資スタイルに合わせて投資が可能!
口座開設手数料・国内株式取引手数料・単元未満株取引手数料すべて無料!
ポイント投資もできるので、投資デビューには最適。
口座開設 | NISA対応 | 最低投資額 | ポイント投資 |
---|---|---|---|
無料 | あり | 100円~ | 可能 |
また、もしまだNISA口座を開設していない場合はあわせて利用することをおすすめします。NISAは売買益にかかる税金が非課税になる制度です。
おすすめ投資②:ウェルスナビ
2つめにおすすめするのが「少額+ローリスク」のウェルスナビです。
※ウェルスナビはロボアドバイザーの一種です。
ウェルスナビは、この数年で大きく知名度をあげて実際に評価されている新しい投資方法です。
20年〜30年スパンで淡々とお金を積み立てながら増やしていくという投資方法です。
自分でなにかに投資をする必要はなく、資産運用アルゴリズムで自動的に最適な投資をしてくれるので、基本的に自分ではなにもすることがありません。
忙しいサラリーマンや主婦の方にはピッタリの投資法ですね。運用結果も右肩上がりで、評価も非常に高いロボアドバイザーです。
ぼく自身もウェルスナビを運用して2年以上経過しました。
小規模のマイナスはあれど、過去の成績から年利5%以上は見込めると思っています。
最終的に自分の手元に残るお金を増やしてくれる節税(DeTAX)機能も備わっているウェルスナビは、ロボアドバイザーの中でも群を抜いていますよ。
ウェルスナビでは全自動で資産運用ができます。
取引から資産のバランス調整も含めて全て調整してもらえるので、資産管理や取引が難しく感じている方にはおすすめです。
最低金額は1万円からであるため、他の証券会社に比べてリスクは高めですが、
投資効果を実感するのも他の証券会社より強く感じることができます。
口座開設 | NISA対応 | 最低投資額 | ポイント投資 |
---|---|---|---|
無料 | あり | 10,000円~ | なし |
ウェルスナビは積立投資が大事です。50万円以外にも頑張って毎月積み立てるお金があるとなお良しです!
おすすめ投資③:現金・他
最後のポートフォリオは現金、もしくはそのほかです。
理由は先ほど書いたとおりで、追加入金用に残しておく、もしくは自分で勉強して気に入った資産運用をしてみましょう!
そのほかとして挙げるなら価値がなくならない商品、金・プラチナ・銀への投資です。
セールで貴金属を購入し、寝かせておいても良いですし、楽天証券やSBI証券なら100円からの積立もありますよ。
NISAを始めとした投資信託のファンド数や国内外の株式の銘柄が充実している上に、初心者でも始めやすく口座開設手数料や売買手数料が無料!
100円から投信積立ができたり、ポイント投資もできるので少額から投資を始めたい方にはおすすめ。
口座開設 | NISA対応 | 最低投資額 | ポイント投資 |
---|---|---|---|
無料 | あり | 100円~ | 可能 |
SBI証券の評判・メリット・デメリットを徹底解説【初心者向け最強のネット証券】
資産運用とリスク
資産運用をするうえで、リスクゼロということはほぼありえません。
かといって、恐れ過ぎて何もしないのももったいないです。
資産運用するうえでリスク管理とは?
一般的にリスクと言われたら「危険なこと」「損すること」を思い浮かべるかもしれませんが、資産運用をする際の「リスク」は若干異なります。
金融商品のリスクとは、一般的な「危険なこと」「避けるべきこと」という意味ではなく、「リターンが不確実である(予測できない)こと」を表します。
リターンというのは利益、収益のこと。例えば「ハイリスクハイリターン」は、大きな収益をもらたすかもしれないが、損益も大きくなる可能性がある、ということです。
逆に「ローリスクローリターン」は、収益は小さいかもしれないけれど、リスクも少ないこと。リスクとリターンは常に比例する関係にあります。
具体的にどんなリスクがある?
具体的に一番言われているのは「価格変動リスク」です。
投資した株の価格が買ったタイミングに比べて、上がったり下がったりすること。換金するタイミングで、購入時より上がる可能性があれば下がる可能性もあるということです。
他にも以下のようなリスクがあります。
価格変動リスク | 換金時の際に購入時より金額が下がっている可能性 |
信用リスク | 投資している会社が倒産したり、営業不振になるなど、債務不履行になる可能性 |
金利変動リスク | 景気などを理由に金利が下がったり上がったりする可能性 |
為替リスク | 世界情勢などを理由に、為替変動が生じて、金融価値に変動が起こるリスク。 |
リスクをなるべく回避するために
以下7つのことをまず気を付けてみてください。
当然ですが、まず投資に回すお金が大切
たまに、ギャンブルのごとく投資にお金を使う人がいますが、これは辞めたほうがいいです。つまり借金してまで投資をするのはやめましょう。
勉強に充てる「時間の投資」も大切
長期、分散、積立と最初にお話ししたように、投資したお金は動かさない方がいいのですが、動かしていない間にも投資についての知識を深めると、もっと投資が楽しくなります。
たとえば投資先の株価はどのように変動しているのか、わからない用語を調べる、などちょっとしたことからでいいんです。
今後投資を続けていく上でプラスになるので、勉強する時間に投資をして損はありません。
世界情勢にもアンテナを張る
先ほどお伝えした勉強からつながりますが、今現在世界の情勢がどのようになっているのか日頃からアンテナを張っておくことが大切です。
自分の中に知識があれば、いざ「為替リスク」や「金利変動リスク」が生じた際に慌てずに対応ができます。
1つに絞らない
これは想像しやすいと思うのですが、例えば株式投資をする時に、1社にだけ大金を投資したら、その1社に万が一の事態が起きた時に大変なリスクが生じます。
競馬でも単勝狙いでいく人はギャンブラーと言われますよね。
一つに絞らずに複数投資をすれば、このようなリスクを減らすことができます。
長期的な投資計画を立てる
投資は一日にして成らず。
急にお金が増えるなんて夢物語のようなことはありません。長期的にどのように投資していくのか、計画する必要があります。
とはいえ難しいことはなく、何のためのお金が必要なのか、を考えることが大切です。老後なのか、子どもの学費なのか、両方なのか。
目先の利益ではなく、長期的に投資していくことで「価格変動リスク」の対策ができます。
定期的に見直すことも大切
そして定期的に見直すことも視野に入れましょう。
見直しをしないでいると、リスクが生じてもそのリスク自体に気が付かない可能性もでてきます。
また、さきほどのポートフォリオのように投資をしていたとして、半年後、一年後に見直してみると、もう少し投資信託に回した方がよさそうだな、現金をもっと取っておきたい、など「自分のやりたいこと」も見えてきます。
勉強していくとその辺のさじ加減も楽しいので、ぜひ勉強しながら投資をし続けてみてください。
詐欺に気を付けよう
最後に、初心者の人に特に気を付けてほしいのは、「詐欺」です。
SNS上で有名人を偽る詐欺による被害が大流行しています。
内容を見てみると、年金はいつからもらうとお得だとか、経済ジャーナリストの●●さんが言っています、のような偽の音声を使うなどの巧妙な手口で大金を要求するようです。
本物の有名人が、突然あなたに大金を払えと言ってくることはまずありません。
大切な資産を訳のわからない人にとられないように、本当に気を付けてください。
失敗してしまう人はどんな人?
色々説明してきましたが、投資に失敗してしまう人には必ず共通点があります。
勉強しない人は株式投資で失敗しやすい
まず、勉強しない人は失敗しやすいです。特に株式投資では継続してチャートの見方や経済のことなどを勉強しないと、利益をあげるのは難しくなります。
国内の情勢、自分が購入した株式の状況など勉強することがたくさんあるので、勉強する気が無い人が成功から遠のくのは、仕方がないでしょう。
ドルコスト平均法出来ない人は投資信託で失敗しやすい
月によって投資する金額がバラバラだったり、投資しない月もあったりするなど、平均的に投資できない人は失敗しやすいです。
そもそもの資金計画が立てられないし、損が怖すぎて解約してしまうなど、もったいないことにつながる可能性が高くなります。
投資に大切なのは、長期、分散、積立です。
おすすめ投資のおさらい
再度になりますが、今のぼくの知識があって投資をする場合、50万円(または100万円)があるなら下記のようなポートフォリオを設定します。
投資先 | 50万円 | 100万円 | リスク | 特徴 |
---|---|---|---|---|
楽天証券 | 10万円 | 20万円 | 低 | まずは少額から |
投資信託 | 10万円 | 30万円 | 低 | 投資の王道 |
現金・その他 | 10万円 | 20万円 | – | 追加投資用など |
- リスク低めでポートフォリオを安定させる「楽天証券・投資信託」
- 現金・その他
今回のポイントは現金を残していること。
現金は少なからず残したほうがいいと思っています。いざとなったときに安心ですしね。
まとめ:50万円〜100万円ではじめる投資
今回は、もし50万円〜100万円で資産運用を始めるならという切り口でおすすめのポートフォリオを紹介しました。
もしこの記事を読んで少しでも資産運用に興味が出た方は、ぜひ、今からはじめてください。
行動しましょう。遅くはありません。
今、行動することでしか変わりませんから。
今回紹介した投資法
SBI証券の評判・メリット・デメリットを徹底解説【初心者向け最強のネット証券】
資産運用初心者におすすめの投資5選
右も左もわからない投資初心者にやさしく解説!
ほったらかしでOK!運用したらやることなし!
当サイトが厳選しておすすめする投資5選を紹介
のがたか様
いつもブログを拝見し参考にさせていただいています。
現在私は楽天の積立NISAとiDeCoやっていて、来月定期に入れた100万が解約されるのでこれを資本に運用を増やしたいと考えていますが、ウェルスナビを視野にいれる場合、20万で初めて残りを積立用に残すという選択肢は有りでしょうか?
また投資信託をポイントで購入されていますが、私は毎月の楽天ポイントが200P前後で、ポイントだけで回すかお金と併用するか迷っています。
いつもご覧いただきありがとうございます。
>>ウェルスナビを視野にいれる場合、20万で初めて残りを積立用に残すという選択肢は有りでしょうか?
かなりありだと思います!
ウェルスナビは長期的に積み立てることが一番パフォーマンスがよくなると結論づけていますので、一度にドカっと投資するよりも積み立てたほうがドルコスト平均法になりリスクもおさえらると考えています。
>>また投資信託をポイントで購入されていますが、私は毎月の楽天ポイントが200P前後で、ポイントだけで回すかお金と併用するか迷っています。
ぼくは毎月平均して5,000Pくらい貯まるのでポイントだけで投資しています。
200Pだと少し原資として少ないので、余裕があれば現金を追加してもいいかなと思いますよ!
のがたか様
回答有難うございます。
100万を元手にウェルスナビと投資信託の2つを積み立て運用してみます
素晴らしいです!楽しんで運用できるといいですね ( ・ㅂ・)و ̑̑