運用益が非課税となる大きなメリットがある一方、デメリットも存在します。
ぜひこの記事で理解を深めてください。お得に運用する方法も紹介!
売買益が非課税になる…つまりパフォーマンスを20%向上する可能性があるつみたてNISAを解説していきます。
本記事の内容:
つみたてNISAとは?メリット・デメリットを解説します
- おすすめ銘柄もあわせて紹介!
- お得に運用する方法も
投資をしていく上で、絶対に使っていきたいつみたてNISA。
とーーーーってもお得な制度なんですが、まだまだ認知も低く内容を理解して効果的に使っている方は少ないです。
参考:つみたてNISA、8割超が「知らない」 – 認知度調査で
※2017年の調査なので少し古い情報ですが、現在もそこまで変わってないと思います。
今回は、つみたてNISAの概要からメリット・デメリットや実際に使っている方の評判、おすすめ投資信託などを網羅した完全まとめ記事となっています。
本記事を書いているぼくは1,000万円以上資産運用中。基本的な投資スタンスはほったらかし。リスクを抑えつつ最大限リターンを出していく運用方針です。
つみたてNISAはかなりお得な制度で使わなきゃ損です。
ぜひ最後までじっくりご覧ください。
タップできる目次
つみたてNISA(積立NISA)とは?
つみたてNISAは少額投資非課税制度という国によって決められた制度です。
つみたてNISA以外に一般NISAもあり、1人につきどちらか一方の口座を開設することができます。
つみたてNISA・一般NISA(少額投資非課税制度)とは?
利益に対して約20%かかる税金が非課税になる制度のことです。
日本に住む20歳以上の方が対象で、投資目的などに合わせて、「一般NISA」か「つみたてNISA」を選べます。
※毎年決まった非課税投資枠が設定されています。
そもそもつみたてNISAの前提として、取引方法は定期的に継続した買付け(積立)である必要があります。
カンタンにいうと、「積立投資専用のNISA」であると言えます。
投資できる商品は投資信託やETFなどのあらかじめ決められた商品に限るという条件があります。
つみたてNISA(積立NISA)と一般NISAの現状
金融庁レポートより抜粋(平成30年度)
現在、つみたてNISA・NISA口座は合算して1,100万口座。10人に1人は口座を持っているということですね。
2018年からはじまったつみたてNISA口座が要因で、右肩下がりだったNISA口座に歯止めがかかり、大きく口座数を伸ばすことにつながりました!
つみたてNISA・NISA口座の約80%がプラスリターンとなっています…!
プラスが出ないとNISA口座の意味がないので、結果にコミットしてます。笑
それにしてもすごい成績ですね〜。
さらに詳しくNISA関係を知りたい方は、「BANK ACADEMY」のつみたてNISAの記事一覧(外部リンク)をご覧になると知識が深まりますよ…!
つみたてNISA(積立NISA)と一般NISAの違い
つみたてNISAと一般NISAは、非課税期間や投資枠(限度額)に違いがありどちらもメリット・デメリットがあります。
まずはカンタンな違いを一覧で比較しています。
▼つみたてNISAと一般NISA 比較
つみたてNISA | 一般NISA | |
非課税投資枠 | 40万円/年 | 120万円/年 |
---|---|---|
非課税期間 | 最長20年間 | 最長5年間 |
口座開設期間 | 2037年まで | 2023年まで |
非課税投資総額 | 最大800万円 | 最大600万円 |
対象商品 | 一定の要件を備えた投資信託など | 上場株式、投資信託など |
年間の非課税投資枠や期間、対象商品などに違いがありますね。
つみたてNISAは2018年にスタートした制度でそれまでは一般NISAだけでした。
一般NISAでは非課税期間が5年、非課税投資総額が最大600万円(年120万円)というルールだったものの、
つみたてNISAは非課税期間20年、非課税投資総額が最大800万円というルールとなっています。
一般NISAと比較して劣っている部分としては、年間の投資枠は40万円。一般NISAでは少なくなっています。
毎月積み立てると考えると、33,333円/月となります。(割り切れない…)
そして、投資できる商品が限られているというところも一般NISAとの違い。積み立てることを前提としているのでそれに見合った商品が選定されています。
つみたてNISAと一般NISA:どっちを選べばいいの?
つみたてNISA・一般NISAの特徴から見ると、以下がおすすめです。
つみたてNISA・一般NISAのおすすめ
一般NISA:投資経験者でこれからも株式など幅広く投資していきたい方
➜ 年間の投資上限額が多く、大きな金額で取引することができるため。
つみたてNISA:投資初心者やこれから長期に渡って積み立てていきたい方
➜ 年間の投資額は少ないものの、非課税期間が20年と長く、投資できる商品も長期投資に向いた商品が揃っている、仕組み上強制的に積立投資になるので忙しい方にもおすすめ。
投資経験や運用方針の違いによって使い分けるのがいいと思っています。
特に投資初心者は、まず長期的に積み立てることがリスクを抑え、リターンを安定させることにつながるので積立投資を推奨しています。
さらに、投資できる商品もかなりおすすめできる投資信託があるので問題なしです…!
というわけで、個別株式や大きな金額の取引をせずに、長期に渡って非課税の恩恵を受けるならつみたてNISAを選びましょう。
つみたてNISAなら楽天証券ではじめるメリットがありまくる
※無料で口座開設。3ステップ5分で完了します。
つみたてNISA(積立NISA):メリット・デメリット
ここからはつみたてNISAのメリット・デメリットを確認していきます。メリットはもちろんなんですが、デメリットもしっかり把握することは大事ですよ。
メリット
- 税金がかからない!
- 長期的な運用に対応している(20年)
- いつでも売却できる
デメリット
- 投資できる商品が限定されている
- 途中で売却してもその年の消化分は復活しない
- 損益通算ができない
- 最大3年間の損失繰越ができない
- 1つの証券会社でしか開設できない
ひとつひとつ解説していきます。
※この他にも、強制的に積立投資になる = ほぼ自動化できるので投資にかける時間を最小限にできることはメリットと言えますね。
メリット①:運用益が非課税になる
つみたてNISA・一般NISAともに税金かからないことが一番のメリットです。
国内で株式や投資信託で利益が出た場合は、約20%※の税金がかかります。
※正確には、20.315%(所得税:15% + 住民税:5% + 復興特別税:0.315%)
つみたてNISAや一般NISAではこの税金が一切かかりません…!言い方を変えると+20%リターンが増えると言ってもいいですね。
この場合の利益とは…売却益と配当金・利息も含まれます。
- 売却益:上記の図の通り。安く買って高く売れた場合に出た利益
- 配当金・利息:株式などを保有しているときにもらえる配当金や利息
つまり、投資したときに出た利益はすべて非課税になるといったものです。
当たり前ですが、一番のメリットです。
メリット②:いつでも売却できる
これも大きなメリットです。いつでも売却OK。すぐに現金化することができます。
同じような仕組みのiDeco(確定拠出年金)は原則60歳まで引き出すことはできません。突然の出費などにも使うことはできないんですね…。
その点、つみたてNISAであればいつでも使えるので突然の出費にも安心です。
さらに言うと、これからの日本円の価値、大きな社会も変革があったときにもすぐに現金に換金して使うことができますので。
つみたてNISAを使おうと思っている方は老後のために…という目的ではなく、貯金・貯蓄の延長線上で考えている方も多いと思うので、この点は大きなメリットです。(すぐ使えるという安心感は大事ですよ。)
メリット③:長期的な運用に対応している
積立投資の基本は、長期的に運用すること。長期的に運用することでリスクが限定的になりリターンが安定します。
一般NISAの5年だと少しもの足りない感があります。なので、つみたてNISAの20年はありがたいですね。
特に投資初心者の方はリスクが低い積立投資が推奨ですので、つみたてNISAを選んでOK。
デメリット①:投資できる商品が限定されている
つみたてNISAのデメリットのひとつに投資できる商品が限定されているという点があります。
一般NISAでは株式や投資信託など数千種類の商品で使うことができますが、つみたてNISA対象商品は162本(2018年11月)
一般NISAと比較してかなり商品が少ないです。
ですが、つみたてNISAの対象商品を選んでいるのは日本政府の金融庁。
「顧客に損をさせないように」と選んでいる商品なので、基本的には取引手数料などのコストは低いものが多く、商品として問題があるものはありません。
※とはいえ、投資なので絶対に儲かるとかではありませんよ。
160本程度の商品数ですと投資経験者は少なく感じると思いますが、これから投資を始める方にとっては必要十分。逆に多すぎても選べなくなるので。
もちろん選ばれた商品の中には、「ひふみプラス」や米国インデックスに投資する商品もああり期待できるリターンも問題なし。
デメリット②:途中で売却してもその年の消化分は復活しない
デメリットと注意点として認識しておくべき点です。
先ほどメリットでいつでも売却できるとお伝えしましたが、その逆で一度売却してしまうとその年消化した分は復活しません。
基本的には長期投資を前提とした制度なので、頻繁に売買するくらいなら使わない方がいいですね。
考え方として「20年間ずっと保有できる商品」を選ぶのがベター。
とはいえ、急などうしても売却しなければいけないときにもすぐ売却できて、以降、枠がなくなるだけで課税されるというペナルティはありませんので、安心して使えますよ。
デメリット③:損益通算ができない
通常の株や投資信託売買では1年間の利益を損失を合算することができます。合算することで税金の負担を軽くすることが目的です。
ですが、つみたてNISAでは損益通算をすることができません…。
具体的に見ていきましょう。
通常の場合:
- A証券会社:100万円の利益
- B証券会社:50万円の損失
➜証券会社がまたがっていても損益通算が可能で、合計利益50万円が課税対象
つみたてNISAの場合:
- A証券会社:100万円の利益
- B証券会社(つみたてNISA口座):50万円の損失
➜損益通算ができないので、A証券会社利益100万円が課税対象
このように仮に損失を出してしまったときでも損益通算できないので、課税対象額は減額されないということになります。
金額が小さければそれほどですが、大きくなればなるほど影響が大きくなります。
つみたてNISAは今まで投資をしたことがない人が投資を学ぶ練習場としては良いツールだと思うのだけど、有期のためいつかはお別れする運命、そして損益通算ができないという諸刃の剣のようなデメリットが改善しない限りは真の相棒とはならない…( ´;ω;`)ウッ
— ittin (@ittin01) September 14, 2017
デメリット④:最大3年間の損失繰越ができない
これも税制について。
通常3年間は損失分を繰り越すことができますが、つみたてNISAはできません。
繰越控除というルールですが、損益通算をしてもまだマイナスになっている場合は、3年間にわたってマイナス分を繰越し利益と相殺することができます。
このルールが適用されないということになります。
とはいえ、つみたてNISAは長期投資になるということを考えると3年ルールはあまり関係なさそうです。
非課税となる代わりに、マイナスが出たときには他の利益と相殺できなかったり、繰り越すことができなかったりと不利になります。
デメリット⑤:非課税期間が終了後に含み損が出ていた場合、その時の時価があらたな取得価格となる
下記画像がわかりやすいのでご覧ください。
引用:金融庁
購入価格が120万円で、非課税期間終了時に-20万円の含み損になっていた場合、新たな取得価格100万円で課税口座に移動されてしまいます。
つまり、20万円分が余計に課税対象となってしまいます…!
含み益が出ていれば非常にメリットの高い制度ですが、反対に含み損だとかなり厳しいと言わざるを得ないですね。
つみたてNISAは前提が長期運用なのでリスクリターンが安定してくるとはいえ、その時の相場状況によっては含み損の可能性は否定できません。
例えば、非課税期間が残り5年になったら含み益が出てるうちに解約するなどの対応がいいかもですね。
デメリット⑥:一般NISAで使えるロールオーバーが使えない
一般NISAでは使えるロールオーバーがつみたてNISAでは使うことができません。
一般NISAでは非課税期間終了時に3つの選択ができます。
- 売却する
- 課税口座に移す
- ロールオーバーする
ロールオーバーとは:
非課税期間の5年間が終了したときには、保有している金融商品を翌年の非課税投資枠に移すこと。
ロールオーバー可能な金額に上限はなく、時価が120万円を超過している場合も、そのすべてを翌年の非課税投資枠に移すことができます。
ただし、翌年のNISA口座枠は金額に応じて消滅します。
つみたてNISAは売却するか課税口座に移すしかないので保有資産の延命措置は不可ということに。
デメリット⑦:1つの証券会社でしか開設できない
つみたてNISA・一般NISAは1人につき1口座しか開設することはできません。
証券会社の数は多く、どこを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
※年に1度だけ別の証券会社に口座を移設することが可能です。(かなり手間のようですが…。)
そこでぼくがおすすめしている証券会社の最適解が楽天証券です。
つみたてNISAなら楽天証券一択
つみたてNISAは楽天証券一択です。その理由⬇
楽天証券一択の理由
- 楽天ポイントでつみたてNISAへの投資可能
- 楽天クレジットカードで支払うと+1%ポイントバック
- 楽天銀行と連携するだけで保有している投資信託10万円ごとに4ポイント
このように普通に使っているだけでポイントがもらえたり、もらったポイントで再投資できたりとメリットがめちゃくちゃ多いです。
昨日SBI証券から勘定廃止通知書が届きました
楽天証券でのつみたてNISA口座開設に向けて着々と進行中— ゆうぴん1984 (@yu_pin1984) 2018年11月12日
他の証券会社から楽天証券の口座を変える方も増えています。
どんな人におすすめ?
デメリットを踏まえた上でつみたてNISAを使うべき方はこんな方です。
つみたてNISAをおすすめする方
投資初心者やこれから長期に渡って積み立てていきたい方
➜ 年間の投資額は少ないものの、非課税期間が20年と長く、投資できる商品も長期投資に向いた商品が揃っている、仕組み上強制的に積立投資になるので忙しい方にもおすすめ。
デメリットである部分については、
投資商品が少ない:
- 投資初心者やこれから長期投資を始める方にとっては申し分ない投資信託が揃っている。
損益通算・3年間の繰越控除:
- 長期的に投資をすればリスクは限定的になるので損失する可能性は低くなり損益通算・繰越控除する必要がなくなる。
という考え方も可能です。
逆に頻繁に取引をしたり大きな金額で取引する方は一般NISAがいいですね。
評判・口コミ
つみたてNISAの評判や口コミをまとめました。
好意的な口コミ
つみたてNISA最大のメリットは非課税になるところ。その部分に対しては好意的な意見が寄せられてます。
財形貯蓄、自社持株、確定拠出年金はやってるけど、積立NISAもやった方が良いなこれ。
やっぱり非課税はお得よね。
給料の額面を増やしても税金増えてあまり意味が無いので、財テクで資産を増やすしか道はない。
何の道かっていうと勿論楽する道(*´-`)笑— まさ (@3n6CKLXp4aYr46G) 2018年3月5日
最近、ブロガー界隈で資産運用が流行っていますがあれは金持ちインフルエンサーがやるものです。
月三万までしか積み立てられない我々庶民は積み立てNISAで手数料の安い海外株式のインデックス一択ですよ。
積立NISA は年40万上限で利益非課税で、いつでも利確売りも解約できる優れものです
— いのりょ@アドセンス狩りにあった人 (@inoryo1203) 2018年9月6日
若い人なら途中で現金化することもできる積立NISAを検討しても良いかもしれません。こちらも運用は非課税。※一度換金するともう非課税枠は利用できない。
idecoは途中解約ができません(年金だから当然と言えば当然ですが)その分、idecoは拠出の時も非課税です。NISAは拠出時には課税されます。 https://t.co/MIwaBDzai8— トミナガハルキ™/デザイン事務所AMIX (@asobodesign) 2018年11月17日
つみたてNISAでは、非課税の他にいつでも引き出せることがメリットです。
同じような仕組みのiDecoは途中引き出しができません…。
つみたてNISAなら運用中にもしものことがあった場合にも引き出せるのは安心感あります。
※一度引き出すとその後つみたてNISAは使えなくなりますが、課税されるとかそういったペナルティはありませんよ。
iDecoよりも使い勝手はいいですね。
>>【比較】iDeCo(イデコ)と積立NISA(つみたてNISA)どっちがいい?
一度にどかっとしたお金がなくても積立なので毎月のお給料から淡々と積み立てることが可能。サラリーマンにはピッタリの投資です。
育休中は職場の財形貯蓄ができないので、積立NISAを始めてみた♪
— オクラ (@toshirozo) 2018年11月15日
女性で働いている方で、産休中や育休中に財形貯蓄ができなくなるのはよく聞く話。
それをきっかけに(代わりに)つみたてNISAをはじめるのはとてもいい選択ですね。
同じような場面に遭遇する方も多いんじゃないでしょうか?このような選択肢を頭の片隅に入れておくといいですね。
積立NISAは20年の長期投資だから米国株一点張り(楽天全米インデックス)で良い。どうせ上がるから。
例え今下落して含み損でも途中経過は関係ないのだから、最後に大きく勝てばよい。
楽天証券ならカード決済でポイントも貯められるから、控え目に言ってやらなきゃ損。https://t.co/JN4AGWtsHy
— ゆきまさFX (@fxyukimasa) 2018年11月13日
本来つみたてNISAはこのような使い方だと思っています。
成功する秘訣は小規模な下落や含み損はあまり気にすることなく淡々と積み立てていく根性だけだと。笑
つみたてNISAで買っていても状況によっては売却しても構わないと思う。買った投資信託がイマイチだったり他に良い投資信託があれば売却して特定口座で買い直ししても別に良いと思う。
結局つみたてNISAもプラスにならないとメリットないしね。— つみたてG(長期投資中)甘味投資家&野球好き投資家【変態動物と仲間たち】ゆるゆるダイエット開始 (@TsumitateG2017) November 4, 2018
投資はあくまでも自己責任なので、実は「任せる」という考え方がそもそも違うんですよね…
運転で考えると、金融機関は車、運転手はあくまでも自分。ハンドルは自分で握るべきです。
つみたてNISAは。金融庁お墨付きの投資信託しか選定されないので変なものを掴まされるリスクはグッと下がりますね。 https://t.co/hhTSXuuDu3
— オロゴン (@orogongon) November 9, 2018
つみたてNISAを使うことが目的ではなく、積み立てたお金がプラスになることが目的だと思っています。
いまいちな投資信託を買ってしまったりストレスになるようだったら、投資商品を変更したり、売却したりという判断もありです。
とはいえ、金融庁がしっかり精査したものが対象となっているので基本的には安心して運用できますよ。
口コミまとめ
ここまでの口コミをまとめると、
- やはり約20%の非課税は大きいメリット
- いつでも引き出せる安心感(iDecoにはない)
- 淡々と下落や含み損を気にすることなく積み立てて最後(20年後)に勝つ
メリットはかなり多いので自分で積極的にトレードする方以外、特に投資初心者の方で積立投資を行うならつみたてNISAは使うのがベターです。
つみたてNISAなら楽天証券ではじめるメリットがありまくる
※無料で口座開設。3ステップ5分で完了します。
否定的な口コミ
ふるさと納税
iDeCo
積立NISA三大仕組みを理解して利用した方がいいけど面倒くさくて最初の1歩が踏み出せないお金の話
— ハム(結婚したいアラサー) (@ham_pigpig) 2018年11月16日
職場でiDeCoや積立NISAの話題は皆無。
同期・先輩は「んー、聞いたことあるかも。やらんけど笑」という反応。「金が無い」という口癖を捨てるためには、やはり行動あるのみ。
Twitter界隈の皆さんの有益な呟きやブログで勉強させてもらいます!
— ネモケン@NPOブロガー (@local20player) 2018年11月18日
つみたてNISAはまだまだ認知は低く、はじめ方もあまり広まっていません。お得なサービスなことには変わりないんですが、その辺のハードルはありそう。
とはいえ、はじめるのもそんなに難しいことはなくて、証券会社とNISA口座の開設と投資信託を選ぶだけですのでやろうと思えばすぐできます。
知ってるか知らないか、やるかやらないかだけです…。
積立NISAは20歳以上じゃないと出来ないのか、、、
残念— 投資勉強中 (@investing_is) 2018年11月15日
つみたてNISAには年齢制限があって20歳以上からとなっています。未成年の方は利用できないので注意です。
※ジュニアNISAという制度もあります。➜ ジュニアNISAとは
よくある質問【Q&Aに答えます】
よくある質問に答えていきます。
よくある質問
- リスクはあるの?
- 投資してる商品は変更できないの?
- 投資期間が終わったら課税されちゃう?
- 他の制度(ジュニアNISA・iDECO)との違いは?
リスクはあるの?
つみたてNISAに限った話ではありませんが、運用するのは主に投資信託になるので価格が変動することで損失を出す場合があります。
リスクについては自分がどのくらい許容できるかという部分にもなりますし、投資ではリスクを取ることでリターンが得られるのは当たり前。
損失リスクが無理ということであれば、同じような仕組みのiDeco(確定拠出年金)では預金や債権も選択できるので元本が減らないようにすることが可能です(少し性質が違いますが)
投資してる商品は変更できないの?
いつでも変更可能です。
ただし、今まで買い付けた商品を別の商品に入れ替えることはできないのでご注意を。
投資期間が終わったら課税されちゃうの?
売る必要はありません。
非課税期間が終了したときに、その時の時価で課税口座に移行します。
例:原資100万円・非課税期間に50万円の利益
➜ 課税口座に移行しても、値上がり益50万円は非課税となります。
つまり、つみたてNISAで積立て利益が出たお金は課税口座に移行れても非課税ということです。
他の制度(ジュニアNISA、iDeco)との違いは?
ざっくり説明すると、いつでも売却できるかどうかが大きな違いであり、つみたてNISAのメリットです。
つみたてNISA | ジュニアNISA | iDeco | |
対象年齢 | 20歳以上 | 20歳未満 | 20歳〜60歳 |
---|---|---|---|
非課税投資枠 | 40万円/年 | 80万円/年 | 14.4万円〜81.6万円 |
非課税期間 | 最長20年間 | 最長5年間 | 60歳まで |
非課税投資総額 | 最大800万円 | 最大600万円 | 年間掛金×年数 |
対象商品 | 一定の要件を備えた投資信託など | 上場株式、投資信託など | 一部の投資信託・預金・保険 |
途中引き出し | できる | できない | できない |
特に、iDecoは使い始めたら基本的には60歳まで引き出しができません。
ここが最大のデメリットであり、ぼく個人としてはiDecoを使わない理由です。
余談ですが、技術の進歩はどんどん加速していて数年後ですらどうなるかわからないのに60歳まで資金がロックされるのは、少々きついです。
その点、つみたてNISAはいつでも売却できるので積極的に使いたいですね。
つみたてNISA対象:おすすめ投資信託
金融庁が定める「つみたてNISA」対象商品は162本。これから投資を始める方はそれだけでも多く、どれを選ぶか迷ってしまいますよね。
実際にぼくも運用していて、自信を持っておすすめする投資信託を紹介します。
前提:投資信託は手数料0(ノーロード)にすべし!
投資信託をする上で確実に言われていることが、手数料や信託報酬など支払わなければいけないコストを限りなく少なくすることです。
特に、買付手数料は0円(ノーロード)の銘柄にしましょう。
現在は信託報酬がかなり下がってきている傾向で手数料・信託報酬などのコスト合計で0.2%以下も可能。
おすすめ投資信託
2015年からコツコツと積み立てているぼくが、自信を持っておすすめできる投資信託を選んでみました。
インデックスファンド
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(通称:楽天VTI)
- 楽天・新興国株式インデックス・ファンド(通称:楽天VWO)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 全世界株式インデックス
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
紹介した投資信託はもちろんノーロード。インデックスファンドはかなり信託報酬が低いものを選んでいます。
詳しい解説は、つみたてNISA(積立NISA)おすすめファンド5選!をぜひご覧ください。かなり詳しく書いています。
まとめ:つみたてNISAを上手に活用しよう
今回はつみたてNISAについて解説しました。
つみたてNISAの認知はまだまだ低く、お得な制度ではあるものの使っている方も少ない状況。
条件などはありますが使わなきゃそんな仕組みです。利益の20%は税金として納税していましたがそれがありませんからね。+20%のリターンを得たのと同義。
つみたてNISAは1人につき1口座しか持てません。なので証券会社選びはなるべくお得に運用できる証券会社にしたいですね。
今回紹介した楽天証券は1%ポイントバックなど他の証券会社にはないサービスが盛りだくさん。
つみたてNISAは長期的に運用していくものなので、小さな積み重ねが20年後には大きくなっているはず。
NISA口座に限らず楽天証券はなにかと使える証券会社なので、登録しておいて損はないです。今回紹介したポイント投資など一般口座でも可能です。
無料で口座開設できますので、始めるなら今です。
3ステップ5分程度で始められることができるのでこの機会にぜひ始めましょう!
ポイント投資ができる楽天証券はマストで登録
楽天証券は次々と革新的な取り組みをしている証券会社で、今一番注目されているのは「楽天スーパーポイントで投資信託が買えるポイント投資」です。
もちろんつみたてNISAにも対応!
ポイントで投資なので実質リスクゼロ…!これから投資をはじめてみたい方も痛手なくお手軽にはじめることができますよ。
資産運用初心者におすすめの投資5選
右も左もわからない投資初心者にやさしく解説!
ほったらかしでOK!運用したらやることなし!
当サイトが厳選しておすすめする投資5選を紹介
「途中で売却すると、以降つみたてNISAが使えなくなる」について教えて下さい。
例:つみたてNISAで30万円積み立てた後、5万円分売却した。
「売却した5万円分の枠は復活しない」ということ。「未使用枠10万円が使えなくなる」ということ。
当方は前者だと思っていたのですが、つみたてNISAが使えなくなるということは後者なのでしょうか。
コメントありがとうございます!
ご返信遅くなり申し訳ありません。
ご質問の回答としては、なつの様がおっしゃっている内容で間違いありません。
私の書き方がわかりづらく大変失礼いたしました。
※記事修正しました。
こんばんは。
分かりやすくて助かります!
一点分からないので教えて頂けると幸いです。
2019年の年末にnisa口座を開設したのですがまだ積立設定していません。
今月から積立を始めようとしていますが、最大20年(800万)の積立は可能でしょうか?
2019年に口座開設してしまっているので最大19年しか積立出来ないのでしょうか?
教えて頂けると嬉しいです。
にーさん様
コメント&ご覧いただきありがとうございます。回答します。
まず、つみたてNISAのスタートは、口座開設時ではなく、投資をはじめたときからスタートになります。
(なので2019年は含まれません!ご安心を)
現在、つみたてNISAの買付できる期間は2037年とされています。なので2020年からスタートしたとすると最長17年ということになります。
ご質問の最大20年は現状だと不可ということになります。
ですが、現在いつから始めても最大20年になるという検討をしている報道がありましたので今後変わる可能性もあります。
(参考):https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1911/22/news078.html
のがたかさんご回答ありがとうございます!
安心しました!
積立NISAの20年をフルに使い倒そうと思います!
「いつから始めても最大20年投資可能になる改訂」が実施されること前提ですが^^
にーさん様
よかったです^^
今後制度が変わることに期待ですね!!
ありがとうございました!