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ゆうちょ銀行でNISAが出来るのか?
ゆうちょ銀行 | SBI証券 |
|
株式取扱 | × | 株式、ETF、RIET、外国株式、IPOなども対象 |
投資信託 | 〇 | 〇 |
投資信託銘柄数 | 118本 | 2,578本 |
投信積立時購入手数料 | 購入時手数料かかる | 全額キャッシュバック |
株式取引手数料 | 株式取引不可 | NISAでの日本株式(買・売)、海外ETF(買のみ)の取引手数料恒久無料 |
相談窓口 | ゆうちょ銀行窓口、電話 | 電話、インターネット |
NISAとは?
NISAは、株式や投資信託などに投資して売却したときにかかる税金が非課税になる制度です。通常、株式や投資信託に投資した際に得られる、配当金・分配金や売却益には、所得税・住民税・特別復興所得税の20.315%の税金がかかります。
NISA口座で投資すると、この税金が非課税となりこの例の場合4万円程度を税金として支払わなくて済むため、とてもお得な制度なのです。
2023年末で「つみたてNISA」「一般NISA」は新規投資、口座開設共に終了しました。
NISA制度の後継として、「NISA」と「つみたてNISA」の2つを合わせて内容を強化した「新NISA」が2024年1月から始まりました。
新NISAでは投資枠や非課税保有期間などが大きく拡充し、より長期投資がしやすくなっています。
新NISA | 旧NISA | ||
一般NISA | つみたてNISA | ||
最大利用可能額 | 1,800万円 | 600万円 | 800万円 |
年間投資上限額 | 360万円 | 120万円 | 40万円 |
非課税期間 | 無期限 | 5年間 | 20年間 |
実施期間 | 2024年から恒久化 | 2023年まで |
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年間投資上限額の引き上げ
旧NISAではつみたてNISAが年間40万円、一般NISAが年間40万円でしたが、新NISAでは、つみたて投資枠で年間120万円、成長投資枠で年間240万円まで上限が引き上げられました。
さらに、旧NISAではどちらかを選択する必要がありましたが、2024年からは併用が可能になり、年間360万円まで投資できるようになりました。
新NISAの非課税期間は無期限!ずっと税金がかからず運用できる
旧NISAでは一般NISAで5年、つみたてNISAで20年の非課税期間が設けられていましたが、新NISAではこれを撤廃。無期限で非課税となりました。
投資対象商品はつみたてNISAや一般NISAとほぼ変わらない
※①整理・監理銘柄②信託期間20年未満、高レバレッジ型および毎月分配型の投資信託等を除く
新NISAでは旧NISAで投資できる商品とほぼ変わらずに国内株、米国株、投資信託などに投資することができます。
ゆうちょ銀行でNISAをするメリット・デメリットとは?
メリット
窓口で投資相談をすることができる
インターネットが苦手な方や投資について分からない方は、直接郵便局のゆうちょ銀行窓口で相談することができるので、安心して投資することができます。
全国2万4,000箇所の店舗網
郵便局内に併設されるゆうちょ銀行窓口で投資相談ができるため、銀行や証券会社がない地方でも窓口に行けることができ、引っ越ししても窓口が近くにあることがほとんどです。
デメリット
ネット専業証券のようにポイント還元がない
投信取扱本数が少ない(株式やETF、RIETには投資できない)
窓口で投資相談できるいえども証券会社のように詳しいプロはない
「インターネットができない高齢の方」「直接投資相談を受けたい方」にとっては、必ず近くにあるゆうちょ銀行でNISAができるのは大変便利です。 しかしながら、もしインターネット操作に対して抵抗がないならば、是非考えたいのがネット専業証券でのNISAです。ネット専業証券でダントツ1位のNISA口座開設数を誇るSBI証券を例にして、ゆうちょ銀行との違いを比較してみましょう。
ゆうちょ銀行 vs SBI証券 ~成長投資枠編~
ゆうちょ銀行とSBI証券の成長投資枠の特徴比較
ゆうちょ銀行 | SBI証券 |
|
株式取扱 | × | 株式、ETF、RIET、外国株式、IPOなども対象 |
投資信託 | 〇 | 〇 |
投資信託銘柄数 | 125本 | 2,578本 |
投信積立時購入手数料 | 購入時手数料かかる | 全額キャッシュバック |
株式取引手数料 | 株式取引不可 | NISAでの日本株式(買・売)、海外ETF(買のみ)の取引手数料恒久無料 |
相談窓口 | ゆうちょ銀行窓口、電話 | 電話、インターネット |
ゆうちょ銀行では、NISAでの投資対象である株式取引ができません。株式や外国株式、新規上場する前の株式を購入できるIPOに興味があるなら、SBI証券のように証券会社でNISA口座を開設しておくと良いでしょう。
IPOは、これから上場する成長性のある新興株式を上場する前から割安に購入することができ、初心者でも利益が出やすい投資方法です。最近の政府保有のゆうちょ銀行株式を証券市場に上場する前に購入できたのもこのIPOです(2015年11月4日)。
株式投資する予定がなくとも投資信託銘柄数も圧倒的に証券会社の方が多くなっています。例えば、SBI証券では、日本株式投資や米国株式投資などの普通の投資信託も豊富に揃っていますが、日経平均が下がると上がるベア型投信や日経平均が上がると2倍上がるブル2倍型、金などの実物資産に投資する投資信託など柔軟な投資方法が可能となります。
ゆうちょ銀行 vs SBI証券 ~つみたて投資枠編~
ゆうちょ銀行とSBI証券のつみたて投資枠の特徴比較
ゆうちょ銀行 | SBI証券 |
|
対応ファンド数 | 15本 | 230本 |
投信通常購入時 最低投資金額 |
1万円以上1円単位 | 100円以上1円単位 |
投信積立時 最低投資金額 |
店頭・電話:5,000円以上1,000円単位 インターネット:1,000円以上1,000円単位 |
100円以上1円単位 |
購入手数料 | 無料 | 無料 |
SBI証券は最低投資金額が低いので、初めて投資する方でも試しに少額から始めることができて安心です。
また、 SBI証券なら取扱銘柄数が多いため、自分が投資したい投資先を選ぶことができます。例えば、ゆうちょ銀行にはなくSBI証券には取扱がある商品を挙げていきます。
銘柄名 | 特徴 |
ニッセイ日経平均インデックス・ファンド | 日経平均に連動する投資信託で、日経平均は毎日ニュースになるから初心者でも値上がり値下がりが分かりやすいです。 |
米国株式インデックス・ファンド | 株価が高値を更新し続けている米国市場に投資する投資信託です。 |
日本株式・Jリート | 日本株式と日本の不動産市場に投資して家賃収入による定的な値上がりを目指します。 |
ひふみプラス | 日経平均が値下がりしているときでも安定的な値上がり目指します。 |
この他にもSBI証券のつみたて対象商品は豊富なため、自分が投資したい投資先を必ず見つけることができるでしょう。
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SBI証券と他のネット証券との比較
上記のように、ゆうちょ銀行と比較するとSBI証券の方が手数料や商品数の点において、断然有利となります 。
しかしながら、SBI証券とで比較しましたが、その他のネット証券と比較するとどうなのかご紹介いたします。
SBI証券と他のネット証券特徴比較
SBI証券 |
楽天証券 |
松井証券 |
|
NISA取扱商品 | 日本株式、外国株式、投資信託、ETF、REIT | 日本株式、外国株式、投資信託、ETF、REIT | 日本株式、投資信託、ETF、REIT |
投資信託銘柄数 | 2,578本 | 2,567本 | 1,886本 |
つみたて投資枠 取扱銘柄数 |
230本 | 223本 | 230本 |
投信通常購入時 最低投資金額 |
100円以上1円単位 | ||
投信積立時 最低投資金額 |
|||
NISAでの IPO対応 |
〇 | ||
NISAでの投信積立時購入手数料還元 | 全額キャッシュバック | 全額ポイントバック | 全額キャッシュバック(松井証券ポイント) |
NISAでの株式取引手数料 | 日本株式(買・売)取引手数料・海外ETF買付手数料恒久無料 | 日本株式(買・売)取引手数料・海外ETF買付手数料恒久無料 | 日本株式(買・売)取引手数料・海外ETF買付手数料恒久無料 |
取扱商品数の点においては、圧倒的にSBI証券が豊富です。
さらに、SBI証券は米国・香港・韓国・ロシア・ベトナム・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシアの9カ国の外国株式への投資がNISAで非課税にて投資可能です。 一方、 松井証券は米国株のみとなっています。
初めて投資するときは、商品数が少なくても問題ないと感じるかもしれませんが、投資に慣れてきて経済ニュースなどを見て勉強するようになってきたら、成長性を感じるIPOや日本株式、海外株式に投資したいと思うかもしれません。そんなときに取扱がないとNISA口座を他社に変更するのは面倒です。(他社に変更する場合は、一度保有しているNISA口座を廃止手続きして、廃止されている旨の証明書を発行してもらい、変更先の金融機関に提出する必要があります。)
しかし、SBI証券のように、手数料が安く、業界最高水準の商品取扱数である金融機関でNISA取引を始めれば、投資に慣れてきたときに投資先が見つからない心配がありません。
SBI証券でNISAをする4つのメリット
1. 業界最低水準の取引手数料
日本株式取引手数料、海外ETF買付手数料が恒久無料で、投信自動積立時の購入手数料全額がキャッシュバックされます。 さらに、投資信託を保有していると月間保有金額に対して年率0.15%(1,000万円以上は0.15%の投信銘柄に対して0.25%)のポイントが付与されるため売買していなくてもお得です。
2. 豊富な商品数
NISAで購入できる投資信託銘柄数は2,578本、つみたて投資枠で購入できる投資信託銘柄数は2,578本と他社と比較しても業界屈指のラインアップを誇ります。
3. 100円から投資可能
投信通常購入、投信自動積立ともに100円から1円単位で気軽に始めることができます。「最初に大きな金額を投資するのは怖い」と感じる方でも、ワンコインから気軽に始めることができます。
SBI証券は、NISA口座が開設手続き後最短翌営業日に仮開設されるため、通常NISA口座は税務署審査があるため開設手続きに時間がかかるのですが、いち早くNISAを始めることができます。オンラインで開設が郵送不要でインターネット手続きのみで完了するのでおすすめです。
4.忙しくても夜間取引が可能
SBI証券は、証券取引所外で行われるPTS取引を扱っているため、朝8:20~深夜23:59まで取引ができるので、証券取引所が開いている9:00~15:00に取引する時間がなくても取引できるので安心です。SBI証券のPTS取引は、国内最大規模のジャパンネクストPTSに接続されているので安心です。
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