ウェルスナビの為替リスクについて説明していきます。
本記事の内容:
為替(円高・円安)の影響とは?
結論から言ってしまうと、為替変動を受けて、損益がプラスになることもあればマイナスになることもあります。
米ドルで運用しているので、為替リスクはどうしてもつきまとう問題です。
今回は実際の為替の影響を過去実績で確認しつつその対策を説明していきます。
これからウェルスナビを始めたいけど、為替の影響って?と疑問をお持ちの方はぜひご覧ください。
なお、ウェルスナビの最新実績は、ウェルスナビ(Wealthnavi)の実績・評判で解説していますのであわせてご覧ください。
タップできる目次
ウェルスナビ為替の影響:ドル建てとの違い
2017年3月から30万円の元本からスタートし毎月積み立てた運用結果をまとめました。
結論から言ってしまうと、ウェルスナビの投資先は海外ETFになり、基本的に米ドルベースでの運用を行っていて、為替相場の影響を受けます。
▼円建てとドル建ての運用結果比較
画像の運用実績のように為替の影響によって、円建てとドル建ての結果が変わってきます。
- 円高になると…利益が減ります。
- 円安になると…利益が増えます。
2019年9月5日の状況
記事を書いている現在の状況は以下の通り。
現在はかなり円高が進んでいるため約4%もの利益に差が出ています…。
この状況はあまりよくないです。
ただ、ウェルスナビ本来のパフォーマンスはかなり順調とも言えますね。
ウェルスナビ、ひと月前はプラス8万円オーバーだったのになぁ。今はマイナスだよ…。ま、為替差損と株価下落のダブルパンチだからしょーがないね。ドル建てならちゃんとプラスになってるし!
実は個別で買っている米国ETFの方が酷い有様だしな。米国債とかボロボロ。— Youi (@Youi) February 12, 2018
過去一番乖離が出た日:2018年3月23日
この日はドル円は104円代まで下落しました。
▼ドル円チャート
かなり強烈に下落していますね…。
NY市場で対中国の関税が発表されNYダウが急落する中でもドル円は年初来安値ギリギリのところでとどまっていましたが、NY引け後に大統領補佐官更迭と保守強硬派後任人事のニュースを受け、一気に105円の大台を割り込む展開となりました。
アメリカ市場で大きめなニュースが出たことがキッカケでした。
その時のウェルスナビの状況を確認してみます。
▼3月23日のウェルスナビ
円建てでは「-0.36%」まで成績が落ちています。対してドル建てでは「+5.39%」となっています。
損益の約6%近く為替の影響を受けています…!
ウェルスナビの為替の考え方は?
公式サイトでドル建ての考え方が公表されています。
世界中を投資先とするWealthNaviのポートフォリオの価値を考える際も、円ではなくドルを基準にすることで、例えば「世界経済が上向いたことで株価が上昇した」など、世界経済の動きとポートフォリオの価値の変化との関係がわかりやすくなります。世界経済の成長とともに自分の資産も育ててゆくという観点からは、為替レートの影響を受ける円建てだけではなく、ドル建てで考えることにも大きな意味があるのではないでしょうか。
ざっくり言うと、
「世界の基準はドル建てで判断してるので、ドル建てのウェルスナビのパフォーマンスを見てください。円で考えると為替の影響を受けちゃうので。」
ということですね。
つまり、ウェルスナビの本来のパフォーマンスはドル建ての結果だからそっちを気にしてね。という感じですね。
とはいえ、実際に運用してる方の多くは日本に済んでいて基軸通貨は日本円なので、やっぱり為替の影響を込みで日本円の結果が気になりますよね。
最終的に自分の手元に残るお金を増やすために、為替の影響、つまりドル円が下落したときのリスク極力抑える方法の答えが「積立投資」です。
ウェルスナビの為替リスクを抑える方法
この影響を最小限にする方法は「積立投資」です。
「積立投資」とは毎月一定額をコツコツ積み立てることで、ドルコスト平均法と言ってリスクが最小限抑えられる投資法です。
ウェルスナビでも推奨されている使い方ですね。
引用:三菱UFJ銀行 – 三菱UFJフィナンシャル・グループ
ドルコスト平均法とは:
価格が変動する商品を、毎回同じ金額ずつ、定期的に継続して買っていくやり方。
ドルコスト平均法では毎回同じ数量ではなく、同じ金額ずつ買うので、相場が下がったときはより多くの数量を買うことになる。
つまり、一度に買ってしまい損失するリスクを極力抑え、上昇したときにはそれなりに儲かるという方法です。
相場が上がっていけば(初回に全額使って買うより儲からないが)儲かるし、相場が下がっても平均単価を下げつつ買い増していくことで、相場が反転したら、そのとき儲かるだろうということになります。
ウェルスナビには「積立投資」を自動で行ってくれる機能があるので、ドルコスト平均法での買付けが可能です。
自動積立を解説しています。ウェルスナビを運用するならぜひやりたい内容ですよ。
>>ウェルスナビの自動積立は必須で設定しよう!【長期運用の要】
ドルコスト平均法の価格の平準化は強いですよお(*’▽’*)♪
ウェルスナビの相性抜群です!それでもまあ、相場的に安い時に始めた方が良いには違いないですよw
— DAIKUN-シビック垢 (@DAIKUN_FK7) September 3, 2018
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まとめ:為替の影響を受けるが積立で回避!
今回は為替の影響リスクをまとめましたが、結論を言うと、「積立投資で回避」ということです。
為替の影響は、長期的に積立投資をすることで解消されます。
なので、これから始めようと思っている方は安心して始めてみてください。
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はじめまして。今、円高になってますか投資チャンスですよね?
はじめまして!コメントありがとうございます。
結論から言うと、ぶっちゃけ現在は読めません…すみませんm(__)m
円高もそうですし、ウェルスナビはリスク許容度にもよりますが、米国株式の値動きが強く反映されます。
なので、現在はかなり弱気な相場ですので、チャンスといえばチャンスですが、これからさらに下落する可能性もあります。
とはいえ、ウェルスナビは長期投資を推奨しているので、今年は種まきのときと捉えて毎月ドルコスト平均法で買っていけば、
平均取得単価が抑えられるので今後(数年後)、再び上昇トレンドになった際には大きく利益が出る可能性が高いです。
いづれにしろ、今の時点で一気に買うことはあまりおすすめしないといったところです。