本記事ではウェルスナビの税金や確定申告の疑問に答えていきます。
本記事の内容:
ウェルスナビの税金について解説!
ぼくはウェルスナビを2年以上運用していますが、結論としては確定申告は不要です。
ただし、自分で確定申告したほうがいい場合もあるので具体的に解説していきます。
さらに、ウェルスナビは節税対策も自動的にしてくれるサービスでもあるんです。
この記事は3分で読み終わります。気軽に読んでみてくださいm(__)m
タップできる目次
ウェルスナビの税金を解説!
まずウェルスナビの税金について学んでいきましょう。
まず前提としてウェルスナビを含めたロボアドバイザーは申告分離課税に区分されています。
申告分離課税とは?
申告分離課税とは、株式等の譲渡により所得が生じた場合のように、他の所得とは分離して税額を計算し、確定申告によって納税する課税方式です。
引用:SMBC日興証券
会社からの給料や収入は総合課税に区分されているので、最高税率55%がかかってしまいます。
ロボアドバイザー(ウェルスナビ)を始めとした株式投資などには申告分離課税といって総合課税の対象にはならずに税率は一律20.315%で抑えることができます。
申告分離課税=所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%
※申告分離課税の税率20.315%は利益額に対してかかります。
▼元本100万円が110万円になり売却した場合
株や投資信託と一緒の税金と思ってもらえれば大丈夫ですよ。
とはいえ、確定申告作業を自分でやると言ったらかなり大変な作業…。ましてや確定申告が初めての方はなにがなんだかわからない状態ですよね?
そんな方は「特定口座(源泉徴収あり)」を選べばOKです。
特定口座(源泉徴収あり)を選べばOK
ウェルスナビの口座開設をするときに3つの口座を選択することができますが、実はかなり重要なところです。
選択できる3つの口座:
- 特定口座(源泉徴収あり) → おすすめ!
- 特定口座(源泉徴収なし)→ 場合によってはOK
- 一般口座 → 個人は利用しなくていい
誤った選択をすると確定申告を自分でしなければいけなくなってしまう可能性も。
先ほども言いましたが、よくわからない方は基本的に「特定口座(源泉徴収あり)」を選べばOKです。
▼3つ口座の違い
確定申告 | やること | |
特定口座(源泉徴収あり) | 不要 | 特になし |
特定口座(源泉徴収なし) | 必要 | 年間取引報告書を使って自分で確定申告を行い、税金を収める |
一般口座 | 必要 | 税金の計算・確定申告・納税まで自分で行う |
「確定申告やったことないし全部お任せ!」
という方は、「特定口座(源泉徴収あり)」を選びましょう!
NISA口座・積立NISA・ジュニアNISAはある?
NISA口座とはカンタンに言うと、申告分離課税の税率20.315%がかからない制度です。
残念ながらウェルスナビはNISAには対応していません…。
ですが、今後法制度が整っていけば対応する可能性はあると思っています。
お得に活用する方法を具体的に説明
サラリーマンや本業がある方の規定としては、「年間20万円以上を上回る所得」がある方は確定申告が必要と定められています。
年間20万円以下は確定申告の必要なし
つまり、年間20万円を超えなければ確定申告の必要がありません。
ウェルスナビで年間20万円以上利益が出なかった方で、「特定口座(源泉徴収あり)」を選択していると払わなくてもいい税金を支払っていることになります。
ただし条件があります。
他に副収入があった場合は、その副収入と合算するので、合計で20万円超えた場合は確定申告をして納税が必要です。
さらに「特定口座(源泉徴収なし)」か「一般口座」を口座開設時に選択しておく必要があります。
※おすすめは「特定口座(源泉徴収なし)」です。年間取引報告書を証券会社等が作成してくれます。確定申告はそれを基にするのでカンタンにつくれますよ。
もし、ウェルスナビの運用額も少なく他に副収入がない場合はこちらも検討してみてください。
口座タイプは変更できる
「そんなに投資額が大きくないから口座タイプを変更したい」
という方でも問題なし。
口座タイプを変更することが可能です。
変更方法:
- 公式サイトの「お問い合わせ」に変更の旨、連絡
- 変更申込書が自宅宛に送付されるので必要事項を記入して返送
以上で完了です。
ただし、その年に配当の受け取りやETFの売却があった場合は変更できません。(自動で税金が徴収されているため)
もしすでに配当金などを受け取っている場合、次年度の変更となるので注意してくださいね。
ウェルスナビは特定口座(源泉徴収あり)が選べるから分離課税になって確定申告もいらんのか。すると所得税かからんから国保安くなる。
— moyashi (@hitoriblog) January 22, 2018
他の投資と通算・次の年に繰り越して節税する
上記の他にも「特定口座(源泉徴収なし)」か「一般口座」を活用してお得に節税する方法があります。
こちらは他にも株式投資や投資信託を行っている方が対象になります。
- 株式や投信・債券などの売却益、配当金・分配金と通算したい場合
- 「譲渡損失の3年間繰越控除」の適用を受けたい場合
他にも株式や投資信託を運用している方で、その年に損失が発生してしまった場合、ウェルスナビの利益と相殺することで納税額を減らすことができます。(損益通算)
さらにはもしウェルスナビが損失してしまったら、次の年の納税額を減らせる(譲渡損失の繰越控除)ことも可能です。
このように少額でウェルスナビの運用をする方や、他の投資をしている方は「特定口座(源泉徴収なし)」を検討してみてくださいね。
(※ただし年間取引報告書を使って確定申告は必要です。)
ウェルスナビはDeTAX機能(自動税金最適化)で節税対策している
ウェルスナビには自動税金最適化と呼ばれるDeTAX機能がついています。
DeTAX(デタックス)は、税負担を自動で最適化する機能です。
分配金の受け取りやETF(上場投資信託)の売却によって利益が実現すると、その利益に対して税負担が生じます。DeTAXは、税負担が4千円を超える場合を目安に、税負担の一部または全部を翌年以降に繰り延べます。繰り延べがなかった場合より運用できる金額が増えるため、投資効率の向上が期待できます。
具体的には、リターンがマイナスになっている銘柄をいったん売却して損を確定させます。すでに実現している「利益」と、売却によって実現した「損」を相殺することにより、その年の利益を圧縮もしくはゼロにし、税負担を翌年以降に繰り延べます。
また、リターンがマイナスになっている銘柄の売却と同時に、同じ銘柄を、同じ数量、同じ価格で買い戻します。これにより、ポートフォリオ(資産の組み合わせ)を維持したまま、税負担を自動で最適化することができます。
カンタンに説明します。
①ウェルスナビで一定以上(2万円以上)の税負担が発生
▼
②ポートフォリオの中で含み損となっている銘柄を売却
▼
③売却した銘柄を同じ数量、同じ価格で買い戻す
※この作業をウェルスナビが自動で行ってくれます。
こうすることで、損失と利益を相殺して税負担を少なくする(節税)仕組みとなっていて、節税できた分は再投資しているので資金効率が格段にアップします。
DeTAX機能によって年間0.4~0.6%程度の負担減となるそうです。
最終的に手元に残るお金をより多くしてくれる仕組みがウェルスナビには備わっているんですね。
注意点:
一般口座はDeTAX機能対象外です。
ウェルスナビのデメリットとして手数料1%が高いと言われていますが、このDeTAX機能があることを考えると手数料は0.5%程度。
他社は軒並み手数料1%なので割安です…!
DeTAX機能で節税対策をしてくれるロボアドバイザーはウェルスナビだけなんです。
ウェルスナビは楽ラップより手数料が少し高いですが 自動税金最適化(DeTAX)に その分の価値があると思い選びました。成績は 始める時期やタイミングで大分違うような気がします。
— @ (@wwwln_nlwww) July 3, 2018
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まとめ:税金対策もばっちりのウェルスナビ
今回はウェルスナビの税金・確定申告について解説しました。
ウェルスナビで投資をするにあたり、税金や口座の選び方も知っておいて損はない知識です。
何も知らずに口座開設して無駄に税金を取られていた…。なんてことがないようにぜひ参考にしてみてください。
税金の知識は誰も教えてくれないので、ウェルスナビに関わらず知っておいたほうがいいですね!
きっと未来の自分を助けてくれますよ。
ウェルスナビ 投資ガイド
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