ロボアドバイザー

【違いを比較】楽ラップはウェルスナビにはない魅力がある【運用実績・手数料】

【違いを比較】楽ラップはウェルスナビにはない魅力がある【運用実績・手数料】
投資初心者
ロボアドバイザーを始めようと思ってるんだけど、ウェルスナビと楽ラップってどっちがいいのかな〜。
【違いを比較】楽ラップはウェルスナビにはない魅力がある【運用実績・手数料】
のがたか
どちらも運用しているぼくがその疑問に答えます!

今回は、ウェルスナビと楽ラップどちらを始めたらいいか迷っている方の疑問に答えます。

本記事の内容:
  • 楽ラップ・ウェルスナビ:運用実績
  • 楽ラップ・ウェルスナビって?【概要】
  • 楽ラップ・ウェルスナビ:比較【手数料・サービス】

2018年、ロボアドバイザーが各社からどんどん出ています。

サービス名 ポイント
ウェルスナビ ロボアドバイザー 預かり資産No.1
楽ラップ 独自の仕組みがある(楽天証券)
テオ 1万円から初心者にやさしい設計
投信工房 アドバイス型(松井証券)

数あるロボアドバイザーの中でも、今回は業界No.1のウェルスナビと今話題の楽天証券のロボアド楽ラップを比較します。

ただ、どちらも国際分散投資・長期運用・手数料1%前後とかなり似ています…!

実際に運用してみた結果を比較しつつ両者の違いを確認していきます。

ロボアドバイザー選びで悩んでる方、必見です…!

楽ラップ・ウェルスナビ:実績比較

ぼくが実際に運用した実績を比較しました。

楽ラップ:2018年10月

【違いを比較】楽ラップはウェルスナビにはない魅力がある【運用実績・手数料】楽ラップは運用してまだ1ヶ月目。さっそく世界同時株安の影響を受けてマイナスです。笑

こればっかりはしょうがないので放置です。

ウェルスナビ:2018年10月

【違いを比較】楽ラップはウェルスナビにはない魅力がある【運用実績・手数料】

ウェルスナビは運用開始して20ヶ月目で含み益は、+52,492(+7.22%)

と、ぼくの運用結果ではウェルスナビの圧勝なのですが、楽ラップと運用期間が違うのであまり参考にはなりませんね…。

同時期に楽ラップとウェルスナビの運用を開始した方がいたので参考に見てみましょう。

どちらも同条件で、2017年10月から初期投資30万円、そこから毎月1万円の積み立てを行っています。

〜省略〜

どちらも9月4日時点ではプラスになっています。

また、ウェルスナビ(WealthNavi)と楽ラップの差もほぼありませんね。

〜省略〜

運用益の推移表を見てみるとウェルスナビ(WealthNavi)は2月~6月の間はずっとマイナスが続いていました。

それに比べて楽ラップは常にプラスで推移しています。

引用:サラリーマンの貯金箱

2017年10月から同時期にスタートすると楽ラップのほうが実績は良さそうですね。

公式サイトの結果を確認

公式サイトで発表されている実績を見てみます。(2018年8月時点)

楽ラップ

  • 過去1年:+9.09%
  • 過去1ヶ月:+2.23%
  • 最低実績(過去6ヶ月):-1.73%
  • 設定来:32.41%

ウェルスナビ

  • 過去1年:+6.70%
  • 過去1ヶ月:+2.90%
  • 最低実績(過去6ヶ月):-2.00%
  • 設定来:30.40%

公式からの実績だけを見ると運用実績では楽ラップに軍配が上がりますね。

 

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楽ラップとは?ウェルスナビとは?

2つのサービスをザックリ紹介します。

楽ラップとは?

【違いを比較】楽ラップはウェルスナビにはない魅力がある【運用実績・手数料】

楽ラップも大きく3つの特徴があります。

  • 手数料1%未満の割安な2つの手数料体系
  • 下落ショック軽減機能(TVT機能)で安定運用
  • 使い勝手がいい楽天証券のサービス

手数料は割安ですがそれでも1%前後とウェルスナビと違いはほぼありません。

ウェルスナビの違いとしては、まずあげられるのが下落ショック軽減機能(TVT機能)

ざっくり言うと、「相場状況に応じたリバランスをして運用実績を良くしますよ」という認識でOK。※後述します。

そして、最後に楽天証券のサービスである点。

楽天証券はかなり革新的なサービスを行っていて、楽ラップの他にも楽天スーパーポイントで投資ができるポイント投資もできたりと登録しておいて損がない証券会社です…!

実際にぼくも楽天スーパーポイントで投資信託を運用しています。

最新の実績やメリット・デメリットなどは【実績公開】楽天スーパーポイントで投資信託 | メリット・デメリットをレビューで詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。

 

ウェルスナビとは?

ウェルスナビの特徴は以下の3つです。

  • ロボアドバイザーによる国際分散投資
  • 手数料は1%
  • DeTAX(自動税金最適化)

ウェルスナビはCEO柴山さんの運営実績がサイトにあがっています。

【違いを比較】楽ラップはウェルスナビにはない魅力がある【運用実績・手数料】

2016年1月から現在(2018年6月21日)までの実績は、投資額の累計382万円で、471万円以上(+23.17%)で、1年あたりにすると+10.6%となっています。

CEO自らが実際に運用していて実績も公開しているのは、非常に好印象で安心感もありますね。

なお、ウェルスナビの詳しい最新の実績や特徴(メリット・デメリット)はウェルスナビで20ヶ月以上経過【実績公開】で解説しています。

 

楽ラップとウェルスナビ:比較【手数料・サービス】

楽ラップ・ウェルスナビの似ている部分、異なる部分を見つつ解説していきます。

▼似ている部分

投資方針 運用方法 手数料 最低投資額
楽ラップ ロボアドバイザーによる長期的運用 国際分散投資 1%前後 10万円
ウェルスナビ

上記内容は楽ラップ・ウェルスナビでもほぼ違いはありません。

▼異なる部分

投資ETF数 TVT機能 DeTAX(税金最適化)
楽ラップ 10
ウェルスナビ 6〜7

上記のように3項目が異なる部分としてあげられます。

安定運用を目指すなら:楽ラップのTVT機能

TVT機能は下落ショック軽減機能と言われていて、大きな相場の下落があった際に債権などの安定資産にリバランスをしてくれて損失を極力少なくしてくれる仕組みです。

TVT機能にはメリット・デメリットがあります。

【違いを比較】楽ラップはウェルスナビにはない魅力がある【運用実績・手数料】

TVT機能のメリットは、株式市場の下落時に債権などに買い換えることで下落幅を限定して下落リスクを減らします。

その逆、デメリットとして相場が回復し始めの時に債権などを保有しているので最大限の上昇分を取れない可能性があるのです。

とはいえ、ロボアドバイザーは基本的に投資初心者向けサービスです。

大きな利益を出すよりも損失を出さない安定運用したいという方にはTVT機能のある楽ラップがぴったりですね。

>>【楽ラップレビュー】楽天証券のロボアド!運用実績&メリット・デメリット

コストを抑えるなら:ウェルスナビのDeTAX(税金最適化)

ウェルスナビには自動税金最適化と呼ばれるDeTAX機能がついています。

配当やリバランスなどによって生じる税負担が一定額を超えた場合に、お客様のポートフォリオ組入銘柄の中に含み損がある銘柄があれば、その銘柄を一旦売却しすぐに買い戻すことによって損を実現し、益と相殺することでその年の税負担を軽減します。

カンタンに説明します。

①ウェルスナビで一定以上(2万円以上)の税負担が発生

②ポートフォリオの中で含み損となっている銘柄を売却

③売却した銘柄を同じ数量、同じ価格で買い戻す

※この作業をウェルスナビが自動で行ってくれます。

こうすることで、損失と利益を相殺して税負担を少なくする(節税)仕組みとなっていて、節税できた分は再投資しているので資金効率が格段にアップします。

DeTAX機能によってだいたい年間0.4~0.6%程度の負担減となるそうです。

最終的に手元に残るお金をより多くしてくれる仕組みがウェルスナビには備わっているんですね。

ウェルスナビのデメリットとして手数料1%がよくあげられますが、このDeTAX機能があることを考えるとかなり安くなると思います。

 

ツイッターでの評価

 

機能の違いによって選ぶロボアドバイザーも変わってきますね。

やはり楽天証券のTVT機能とウェルスナビのDeTAXは分かれ目のような感じです。

 

実は楽ラップの運用成績の方がいいという声を最近よく聞きます。

知名度が低いだけで楽ラップも優秀なろロボアドバイザーですね。

最近ロボアドバイザーでは楽ラップのほうが運用実績が良いという声をよく聞くな〜。
ぼくは運用してまだ日が浅いのでなんとも言えませんが、楽ラップに付随する楽天証券が熱いのはよくわかりますw

ポイント投資とか楽天VTI、VWOなどの投資信託とか🤔

 

まとめ

【違いを比較】楽ラップはウェルスナビにはない魅力がある【運用実績・手数料】

以上の結果から最終的にオススメできるのは、

  • 安定運用なら楽ラップ
  • コストを抑えるならウェルスナビ

こんなイメージでいいと思います。運用実績は楽ラップのほうがいいという声もありますが、ほぼ同じくらいなので。

さらに言うと、楽ラップなら楽天証券の口座が必要なんですが、先ほどもお話したポイント投資などなにかと超使い勝手のいい証券会社です。

楽ラップを使う・使わないにしろ楽天証券は登録しておいて損はないですね。

もっと言うと、運営会社の破綻リスク(カウンターパーティリスク※)を減らすなら、楽ラップ・ウェルスナビ両方を分散投資することでリスクは限定的になりますよ。

※カウンターパーティリスクとは

金融取引において、取引の相手方、これをカウンターパーティと言うが、これが破綻するなどして契約が履行されずに損失を被るリスクのことを指します。

参考:東海東京証券

ぼくはそういった意味も含めて両方で運用しています。

資金力もあってリスクを最大限減らすなら、楽ラップ・ウェルスナビ両方がいいですね。

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楽ラップ・ウェルスナビの始め方

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