住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行の住宅ローンは、変動金利%（金利、新規借入）と最低水準の金利が魅力です。

金利の上乗せなしで団信･全疾病保障が付加されるので、もしものときも安心のサービスを提供しています。

住信SBIネット銀行は、SBI証券をはじめとするネット金融サービスを提供するSBIグループと三井住友信託銀行が出資しているネット銀行です。

住宅ローンの申込みから手続までWebで完結できますが、Webと同じ金利水準で対面でも直接相談･手続できるのが強みです。

最長50年ローンが組めるので、返済期間が不安な方も相談してみることをおすすめします。

住信SBIネット銀行の住宅ローン金利は、変動金利、固定金利、フラット35があります。変動金利は、借りている期間中も適用金利が変動しますが、現在非常に金利が低く、最も選ばれている金利です。

またそれぞれお借入れ時には「通期引下げプラン」「当初引下げプラン」のどちらかを選択します。

通期引下げプランは借り入れ全期間において基準金利から一律金利を引下げるプランです。

一方で当初引下げプランというのは、特約期間だけ重視して基準金利から金利を引下げるプランです。特約期間終了後は終了時の基準金利をもとに新たな住宅ローン金利が適用されます。

15～20年以上の固定金利が良い場合は、フラット35がおすすめと言えるでしょう。

フラット35は住宅金融公庫が提供するローンで、住信SBIネット銀行で申し込めます。金融機関独自の固定金利は15～20年以上になると適用金利が高くなるため、固定金利を選ぶならフラット35やフラット20の方が適用金利は低くおすすめです。

住信SBIネット銀行の変動金利

住信SBIネット銀行の変動金利は、ネット専用住宅ローンで年%となっています。

物件価格の80%以下の借り入れと通期引下げプラン適用時に適用されるため、ある程度資金を事前準備している方に特にお得です。

住信SBIネット銀行の住宅ローンは、三井住友信託銀行の商品であるため契約は三井住友信託銀行と結ぶことになりますが、実際の申込手続きや問い合わせ等はすべて住信SBIネット銀行で行います。

住信SBIネット銀行の固定金利（適用）

長期金利上昇の影響で、固定金利当初引き下げプランの適用金利が大幅に上がりました。

固定金利当初引き下げプランは、特約期間終了後はそのときの適用金利の変動金利または固定金利となるため、金利の影響を受けます。

今後金利が上昇傾向であることを考えると、変動金利にするか、金利が固定されている方がよい場合は次のフラット35の方が金利を抑えられるでしょう。

フラット35（適用）

フラット35は、住宅金融公庫が提供する全期間固定金利の住宅ローンで、民間金融機関独自の固定金利より低金利で借りられます。

また、住宅の種類によって以下のような金利優遇を受けられます。

Aプラン

当初10年年利年0.25%優遇、省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性、耐久性･可変性を備えた住宅。

Bプラン

当初5年間年利年0.25%優遇、省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性、耐久性･可変性をいずれか一つ満たす住宅。

ZEH

当初５年間年▲0.5%優遇、６～10年目年▲0.25%優遇。

上記Aプラン、Bプランの住宅よりもさらに省エネ性が高い住宅で、高断熱でできるだけエネルギーを消費しない住宅で、さらに使うエネルギーを太陽光等で作り、年間エネルギー収支がゼロになる住宅をいいます。

フラット35は住宅金融公庫が提供していますが、申込は取扱いの民間金融機関で行います。

住信SBIネット銀行のフラット35は、付加保険料なしで全疾病保障の団信に加入できるのがメリットです。ネット専用住宅ローンと同じ保障に加入できるのが、他の金融機関のフラット35になり強みです。

住信SBIネット銀行の住宅ローン借入れにかかる手数料は以下の通りです。

①抵当権設定･抹消費用　約15万円～25万円（借入金額により高くなる）

新たに借入れするには金融機関の抵当権を設定します。抵当権設定は登録免許税、司法書士に頼むことになるため司法書士への報酬がそれぞれかかります。借り換えの場合には、抹消費用もかかります。

②印紙税　2万円

住宅ローン契約書に貼付します。1,000万円～5,000万円以下は2万円の印紙税がかかります。

③事務手数料　2.2%

金融機関へ融資に際して支払う手数料です。借入金額に対して2.2%かかります。

④保証料

住信SBIネット銀行では保証料が別途かかることはありません。

その他繰上げ手数料は、一部繰り上げ返済、全部返済ともに無料で、回数制限もありません。

ただし、固定期間選択型で固定金利特約期間中のみ全額繰り上げ返済時33,000円の手数料がかかります。

住宅ローンには、融資にかかる費用だけでなく、保障の部分もチェックが必要です。

民間金融機関で借りる住宅ローンは、団体信用生命保険いわゆる団信の加入が義務づけられています。

団信とは、ローン返済義務者が死亡または高度障害時に残りの住宅ローン残高が0円になる保険で、住宅ローンには既にその保険料が含まれているため、追加で支払う保険料はありません。

なお、フラット35の場合には団信の加入が義務ではありません。

加入しない場合は金利が0.2％引き下げになりますが、万が一のときに加入するか、他で保障しておく方が安心です。

住信SBIネット銀行の団信は、死亡または高度障害時に加えて、以下の条件に該当する場合に住宅ローンの残高がゼロになります。これは追加保険料が必要ありません。

３大疾病保障特約

「３大疾病保障特約」ではガン、脳卒中、急性心筋梗塞で所定の状態になった場合、住宅ローン残高の返済に保険金が充当されます。

３大疾病50プラン

40代未満は上乗せ金利無料で「３大疾病50プラン」が付帯します(40代以上は+0.25%)。

３大疾病100プラン

上乗せ金利+0.2%（40代未満の場合）または+0.4%（40代以上の場合）で「３大疾病100プラン」が付帯します。

セブン銀行、ローソン、E-net等のコンビニATM、イオン銀行、ゆうちょ銀行、ビューアルッテのATMが利用できます。ATM利用時の手数料無料回数は、スマートプログラムのランクによって変わります。

スマート認証NEO、住宅ローン残高ありでランク3となり、ATMの利用手数料が月10回まで無料で、他行宛振込手数料が月10回まで無料になります。

なお、スマート認証NEOは、不正出金等を防ぐ認証方法で、アプリをインストールし、顔又は指紋認証を登録して、スマホで顔又は指紋認証でログインして取引を行うことです。スマホが顔や指紋認証に対応していれば、パスワードの入力が必要なくなり便利です。

口座開設はwebサイトで完了でき、住宅ローンの仮審査もネットだけで完了できます。仮審査は3営業日以内で結果を受け取れ、正式申込みには必要書類に記入、捺印の上郵送にて手続します。

一方、ネットだけでは不安という方には、対面で直接相談、手続することができます。

東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、大阪府、兵庫県にある店舗、または提携の首都圏、名古屋、大阪、福岡にあるSBIマネープラザ、ゼクシィ保険ショップ、島根銀行、福島銀行、仙台銀行、カシワバラ･アシスト、ファミリーライフサービスでも直接相談することができるのも便利な点でしょう。

住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金に預けておくと、SBI証券での投資資金に自動的に充当することができます。

住信SBIネット銀行には、SBIハイブリッド預金口座と普通預金があり、引き出しや振込等を行う場合は普通預金に入っている必要があります。

SBI証券への入金は、インターネットバンキングを利用すれば即時反映が可能で、振込手数料がかかりません。SBI証券への入金はまず投資に使えるSBIハイブリッド預金に入ります。

SBI証券から入金されたハイブリッド預金はすぐに引き出せず、翌営業日に普通預金に移せば移管または振込が可能です。

住信SBIネット銀行の住宅ローンは、変動金利、フラット35ともに最低水準の金利が適用されます。また、ネット専業でも全国で直接相談できるのが大きなメリットです。直接相談しても金利はネット専業の水準です。

また、団信は付加保険料なしで全疾病に対して保障されるため、長い返済期間中も安心です。

住宅ローンを契約することで、ATM手数料、他行振込手数料が月10回も無料になるため、ATM手数料を気にしなくて済みます。

一方、固定金利当初引下げ期間の金利は他行に比べると高めといえるため、10年固定で繰上げ返済を考えているような方は、住信SBIネット銀行は向いていないかもしれません。

完済済みの年齢が80歳未満という条件がありますが、住信SBIネット銀行は住宅ローンの返済期間を最長50年にできるので、毎月の返済額を抑えたい方におすすめです。

近年不動産が高騰していて「給与的に購入が厳しい」と悩む20歳～30歳未満の方は少なくありません。

そんな場合に「返済期間が35年は厳しくても40年なら」もしくは「50年なら」のような選択肢を用意されていると安心です。

変動金利が年%※物件価格80%以下の場合、フラット35が当初引き下げ期間中、年%（21年以上35年以下）と金利が最低水準。

かつ金利上乗せや手数料なしで全疾病保障が付加されるので安心です。

就業不能状態のような返済が難しい間はその期間の返済額が保障され、12ヶ月超続けば住宅ローン残高はゼロになります。住宅ローンは長期間に及ぶものだから、健康を害して働けない状態が続いても保障があれば安心です。

また対面による相談、手続でも変動金利0.39％とネット専業と同じ水準で借りることができます。対面ではなくネットでの申込みでも、電話で相談することが可能です。事前審査では申し込みから3営業日以内の審査結果が出るので、審査を急いでいる方にもおすすめです。