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低金利の日本政策金融公庫の国の教育ローンを活用しよう!仕組みや審査について解説します。

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子育てをしていく上で、必ず通る問題が、子供の学費問題です。

日本の大学・短期大学進学率は現在、令和元年度の文部科学省の統計によると57.9%となっています。

ですが、高校の入学金や制服代、それに専門学校の学費だって、正直、バカになりませんし、仕送りをしなくてはならない立場だと、家計がより一層厳しくなることはまぬがれません。

高校の学費に関しては2020年度から無償化が始まりますが、入学金は必ず確保しないといけないですしお金が必要になることは間違いないです。

ゼニエモン自身も娘がいるので、2月〜3月のお金にかかる重圧の厳しさは知っているつもりです。

ただ、やはり親として、子供のやりたいことや可能性は最大限に伸ばしてやりたい!と願うのは、誰しもある親心だと思います。

ただ、現状の収入が少ないからといって、子供の可能性を閉ざしてしまう…。という人も少なくありません。

ですが、ここからがポイントなのですが、

国が、教育の為の資金の貸付制度を行っているのをご存知でしょうか?

銀行や消費者金融に借りるよりも遥かに低金利でそれが可能になります。

経済的にどうしても無い袖は振れないと思う方も中にはいらっしゃると思いますが、これを知っているのと知らないのでは大変大きな差が出てしまいます。

このページでは、国の教育ローンがどのようなものなのかを解説していきたいと思います!

借りることができる人と用途について

どういう人が対象なの?


基本的に、中学校までの義務教育の学費は対象外となり、
高校以上の義務教育終了後のお子さんが対象となります。


原則として、
学校卒業までが、6ヶ月以上の期間の教育施設が対象となります。
・大学、大学院(法科大学院など専門職大学院を含む)、短期大学
・専修学校、各種学校、予備校、デザイン学校
・高等学校、高等専門学校、特別支援学校の高等部
・外国の高等学校、短期大学、大学、大学院、語学学校
・その他職業能力開発校などの教育施設


などの人が対象となります。


どういう用途で借入出来るの?

・学校の入学費や、授業料など
・受験料や受験の時の交通費や宿泊費など
・通学の為のアパートやマンションの借入の敷金や家賃など
・教科書や、教材、パソコンなどの費用
・修学旅行の費用
・学生の国民年金保険料など


これらの幅広い用途での利用が可能となっています。


どういった家庭なら貸してくれるの?

借入出来るのは、原則的に、世帯年収による上限があります。


子供の人数によっても変わってきますので、以下の表を見てください!


1人の場合 790万円まで (個人事業主の場合は590万円)
2人の場合 890万円まで (個人事業主の場合は680万円)
3人の場合 990万円まで (個人事業主の場合は770万円)
4人の場合 1,090万円まで(個人事業主の場合は870万円)
5人の場合 1,190万円まで(個人事業主の場合は970万円)

となっています。


ただ、子供が2人までなら以下の条件のどれかを満たせば、990万円(個人事業主の場合は770万円)までが
対象となります。


・勤続年数が3年未満の場合
・居住年数が1年未満の場合
・家族の誰かが、自宅以外での通学者の場合(予定も含む)
・借入する人が単身赴任の場合
・融資が海外での学費対象者
など。


詳細は、https://www.jfc.go.jp/n/finance/ippan/joken.htmlで確認してみてください。


申し込みにはどんな書類が必要なの?

申し込みに必要な書類は以下のような様々なものがあります。


  • 借入申込書
  • 住民票の写しまたは住民票記載事項証明書
  • 運転免許証またはパスポート
  • 源泉徴収票または確定申告書(控)
  • 預金通帳(最近6ヵ月分以上)
また、入学資金の場合は合格を確認できる書類、在学資金の場合は在学を確認できる書類や使い道を確認できる書類が必要です。

融資限度額と金利について

どのくらいの金額、金利で貸してもらえるの?

融資限度額は、子供1人につき、350万円までですが、外国への留学の場合は450万円以内までの借り入れが可能です。


基本的に1年間に必要となる費用が融資の対象となるのですが、
融資限度内なら、追加融資が可能です。
そのため、たとえば借り入れをしていて残高が230万円ほどある場合でも、限度額である350万円から230万円を差し引いた120万円まで追加融資を申し込むことができます。


金利はどの程度で貸してくれるの?

金利は、年1.66%の金利で借り入れが可能です。
母子家庭や父子家庭、世帯の年収が200万円以内の人などは1.26%で借り入れが可能です。


金利は金融情勢によって変わる事もあるそうですが、
概ねこの金利程度で借り入れが可能と考えて大丈夫そうです。


詳細URL:http://www.jfc.go.jp/n/finance/ippan/kinri.html


100万円ごとに保証料がかかる

基本的に、100万円ごとに保証料が発生します。


これは、5年、10年、15年と返済期間によっても変わりますが、
借入しておいて、最初の支払い日を最高で4年間ほど、払わなくてもいい元金措置期間という
期間もあります。
この年数の多さによっても比例してきます。


例えば、措置期間なしで、5年だと、2万3千円程度かかり、
15年で、措置期間を4年とった場合だと、10万円近くかかる事もあります。


シングルマザーや、交通遺児家庭の人は保証料が1/3ほど免除されます。


保証料は、こちらのページを参考にしてみてください!
https://www.jfc.go.jp/n/finance/ippan/kikin.html


返済も他の教育ローンと比較すればかなり楽

基本的に、4年ほど元金を払わず、利息のみを返金する事も可能です。
こういう期間を措置期間と呼びます。


例えば、4年間ほど、措置期間を取る場合は、仮に200万円借入をしたケースで
10年返済をしたとします。


この場合は、大学在学中は毎月2,800円だけ払い、
大学卒業後から、毎月2万9,300円ずつ返済していく計算になります。


お金を借りる+時間も借入出来るという部分を考えると非常にメリットが大きいと思います。


これがダメだったら初めて銀行の教育ローンについて考えてみよう!

この借入がもしダメだったら次に考えるのは銀行から教育ローンを借入することです。


教育ローンなら、フリーローンと比べ目的もはっきりしているので、かなり低金利での借り入れが可能となっています。
次の候補として銀行から教育ローンを借入するということを検討してみましょう。


金融機関名 借り入れ限度額 金利 借入期間
JAバンク 10万円〜1000万円 地域によって異なる(2〜5%ほど) 据置期間を含め最長15年
イオン銀行 10万円〜500万円 2.8〜3.8%(2019年12月現在) 1年〜15年
ろうきん 2000万円まで 2.2〜3.4%(2019年12月現在) 最長15年
三井住友銀行 10万円〜300万円 3.475%(2019年12月現在) 1年〜10年(1ヵ月きざみ)

それでもダメなら消費者金融からの借り入れ

それでもダメなら消費者金融の借り入れを検討してみてもいいと思います。


ただし、金利が国や銀行から借入する場合よりもかなり高いので、長期的な借入を考えない方がいいと思います。
利用も、無利息期間が利用出来る業者が好ましいです。


プロミスは、契約時にメールアドレス登録とWeb明細利用の登録だと、1ヶ月の無利息期間があるうえ、利用ごとに貯まるポイントを利用すれば、
無利息期間が何度でも使えるので、かなり他社と比較するとお得です。


子供の夢を応援したい!という人は国の教育ローンを検討してみてください

基本的に、今をしのげたらどんなに楽か…。というタイミングでも措置期間が利用出来るので、
今すぐ借りて返済開始ということにならないのが、最大のメリットで、


さらに、金利も低金利なので、この上ない条件となっています。
子供の夢を応援したいけど、そんな綺麗事言ってられない!今を生きなければ…。という人でも、
国がしっかりとサポートしてくれるというコトを忘れてはいけません。


ゼニエモンのような年齢になってくると、あまり1年の重みがありませんが、
10代の頃にもっと勉強しとけば良かったと後悔することもあります。


自分から前に進みたいとお子さんが言われることはとても親としては嬉しいコトだと思います。
そんな前に進みたいというお子さんをプッシュしてあげたいと思う人は多いと思います。


この国の教育ローンを知っているのか知らないのかで大きな差になってくると思うので、
現状悩んでいる人は、是非検討してみてください!



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