じぶん銀行カードローン
じぶん銀行カードローンは、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資したネットバンク「じぶん銀行」が取り扱うカードローン商品です。
WEB上のサービスが充実していて、スマートフォンで申込から契約まですべての手続きを完結させることができます。
WEB上で利用明細の確認や振込融資が無料ででき、コンビニATMの利用手数料も無料と、使い勝手が非常に良いのが特徴です。
また、au IDを持っていて借り換え目的の場合、上限金利が最大5%も引き下げられます。
じぶん銀行カードローンは、口座の開設なしでも利用できるので、多くの人の選択肢に入るカードローンでしょう。
このカードローンに向いている人
- じぶん銀行口座を持っている人
- 他社からの借り換えを行いたい人
- 融資実行までに最低でも2日以上の猶予がある人
- 10〜20万円の少額融資を希望している人
- 毎月の返済の負担を小さく抑えたい人
このカードローンに向かない人
- 低金利でカードローンを利用したい人
- 20万円以上の借入を希望している人
- 即日での融資を希望している人
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 保証人 | 口座開設 | 職場連絡 |
---|---|---|---|---|---|
1.48%〜17.5%(auIDがあれば最大5%優遇) | 10万円〜800万円 | 最短即日 | なし | 不要 | あり |
遅延利率 | 申込資格 | 返済システム | 来店必要の有無 | ||
年18% | 満20歳以上70歳未満 | 元利定額返済方式 | ネット上のみで完了 |
同じ保証会社で最初から低金利の安定感【選ぶならバンクイック】
三菱UFJのカードローンは金利が年1.8%〜年14.6%と低く、全国の三菱UFJ銀行ATM、提携コンビニATMを入出金無料で使えるため、利便性が高いです。
また、銀行カードローンの中では審査スピードも速く、最短即日で審査結果を知ることができます。
土日祝日に申込をしても即日で審査結果がでるので、融資を急いでいる方にもおすすめです。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 保証人 | 口座開設 | 職場連絡 | |
---|---|---|---|---|---|---|
年1.8%〜年14.6% | 10万円〜500万円 | 最短即日 | なし | 不要 | あり | |
遅延損害金 | 申込資格 | 保証会社 | 来店必要の有無 | |||
- | 満20歳〜65歳未満 | アコム | 申込までネット上で完了 |
じぶん銀行カードローンへの申込資格がある人
じぶん銀行カードローンへの申込資格は、以下のようになります。
- 申込時の年齢20歳以上70歳未満の人
- 安定継続した収入がある人
- 保証会社アコム(株)の保証を受けられる人
属性
属性による申込の制限は緩やか
じぶん銀行カードローンへの申込条件には、年収や職種による制限は設けられていません。
自身に収入のない専業主婦の人は申込不可となります。
ただ、「安定継続した収入」があれば、自営業・派遣社員・アルバイト・パートといった非正規雇用の人も申込することができます。
また、永住許可を受けている場合には、外国籍の人も申込でき、じぶん銀行カードローンは多くの属性・職種の人に対応しています。
じぶん銀行の口座の開設は不要
銀行カードローンの中には、申込時に口座がない場合、契約手続きまでに口座開設が必須なものもあります。
一方で、じぶん銀行カードローンは口座の開設なしで契約・利用することが可能です。
また、じぶん銀行はKDDIと三菱東京UFJ銀行が共同出資したネット銀行なので、auのイメージが強いですが、携帯のキャリアによって申込が制限されることはありません。
もちろん、docomoやSoftbankユーザーも利用することができます。
口座開設はアプリからが便利
新しくじぶん銀行で口座開設をしたい場合、スマートフォンアプリから簡単に申し込みすることができます。
来店をすることなく口座開設ができるのは、非常に便利です。
具体的な口座開設の流れは、以下のようになっています。
- auじぶん銀行スマートフォンアプリをダウンロード
- 運転免許証の画像を送信
- 残りの情報を入力
なお、手数料はかからず、キャッシュカードは郵送されます。
仕事を始めたばかりでも申込できる?
じぶん銀行カードローンの公式ホームページでは、勤続年数についての記載は確認できなかったので、電話にて直接問合わせてみました。
特に何ヶ月以上仕事をしていないといけない明確な決まりはなく、アルバイトでもパートでも仕事に就きさえしていれば審査の対象となるとのことでした。
ただし勤続年数が極端に短い場合は、審査に通過しても借入限度額は10万円以下の少額になる可能性が高いので、高額融資は難しいと考えておきましょう。
契約時に用意しておく必要がある書類
じぶん銀行カードローンの申込には、以下2点の書類を手元に用意しておくと、スムーズに契約まで進むことができます。
各書類の提出のタイミングや提出条件、認められる書類については以下のようになります。
本人確認書類として認められる書類
以前まで、じぶん銀行の口座を持っている人は、カードローン申込時には本人確認書類の提出不要とされていました。
現在は口座の有無に関わらず、本人確認書類の提出が必須です。
これら書類の他には、住民基本台帳カード(顔写真付きで共通ロゴマーク・QRコード付きのもの)が、本人確認書類として認められます。
じぶん銀行口座あり | 書類1点でOK | |
---|---|---|
じぶん銀行口座なし | カンタン本人確認(スマホのみ) | 運転免許証のみ |
本人確認 | 書類2点提出 |
外国籍の人は上記に加え、以下の書類1点の用意が必要となります。
- 在留カード
- 特別永住者証明書
収入証明書の提出条件と認められる書類
じぶん銀行カードローンでは、契約する借入限度額が50万円を超える場合には、自身の年収を証明する収入証明書の提出が必要です。
これら書類の他には、以下のものが収入証明書として認められています。
- 住民税課税通知書
- 地方公共団体が発行する所得(課税)証明書
パソコン・スマホからのWEBアップロードでの書類提出に対応している
じぶん銀行カードローンでは、本人確認書類をスマホで撮影し、そのままWEB上でアップロードすることが可能です。
郵送やFAXでの書類提出に比べて手間が省け、契約完了までの時間も大幅に短縮することができます。
なお、WEBアップロードにて提出した必要書類の画像が不鮮明だった場合、再提出が必要となります。
送信前に、氏名・住所がハッキリと写っていることを確認しましょう。
審査の内容次第では、融資を受けたい金額が50万円以下でも収入証明書の提出が求められることがあります。
念のため手元に用意しておけば、すべての手続きをスムーズに完結することができます。
申込から融資実行までの流れと手続きの方法について
じぶん銀行カードローンの申込から融資実行までに必要な手続きとかかる時間について、ローンセンターへ実際に電話で問い合わせて徹底調査しました。
まずは、ザックリとした流れをフローチャートで確認していきます。
じぶん銀行カードローン申込から融資実行までのフローチャート
- インターネットから申込
- 必要書類の提出
- 勤務先への在籍確認
- 審査結果の回答
- WEB上で契約手続き
- 融資実行
じぶん銀行カードローンは電話での申込は受け付けておらず、インターネットからのみ受け付けています。
インターネットからの申込手続きは、24時間365日いつでもどこからでも可能です。
じぶん銀行カードローンの公式ホームページには、3つの申込ボタンが用意されています。
じぶん銀行の口座を持っている、もしくはau IDを持っている人は、自動的に氏名や住所が入力されるので、申込フォームへの入力が通常に比べ少なく済みます。
じぶん銀行カードローンは、本人確認書類の提出確認後、審査に入ります。
できるだけ早く契約手続きを済まして融資を受けたい人は、申込手続き完了後、そのまま本人確認書類の提出まで行うようにしてください。
書類提出完了後、審査の一環として勤務先への在籍確認が行われます。
在籍確認については、後で詳しく解説しています。
電話もしくはメールによる審査結果の回答後、インターネット上で契約内容を確認することで手続きは完了となります。
契約手続き完了まで郵送や来店は一切不要なので、どこにいてもじぶん銀行カードローンの利用を開始することが可能です。
なお、審査結果は最短1時間で連絡がきます。
契約手続き完了後、ATMでの借入・返済を行うためのローン専用カードが自宅へ発送されます。
このカードが届くまで約1週間〜10日前後かかってしまいますが、じぶん銀行カードローンはローンカード受取前の振込融資に対応しています。
振込融資をしたい場合、契約手続き完了後、じぶん銀行ローンセンターに電話をかけて振込融資の依頼を行えばOKです。
最短だと、申込日から2営業日後にはお金を手にすることも可能です。
なお、この口座はじぶん銀行の口座以外でもOKで、振込手数料は無料となっています。
じぶん銀行カードローンは土日・祝日の審査回答は行っていない
じぶん銀行はネットバンキングということもあり、WEB上のサービスが非常に充実しています。
申込から契約手続きまで全てをインターネット上で完結でき、最短だと2営業日で借入を行うことも可能です。
銀行カードローンの中では、審査スピードはかなり早い部類に入り、融資を急ぐ人にもおすすめできるのですが、1点注意が必要です。
もう気づいている人もいるかもしれませんが、じぶん銀行カードローンの申込から融資実行までにかかる日数は最短2営業日であって最短2日ではありません。
銀行休業日となる土日・祝日は、審査回答と契約手続きを行うことができません。
例えば申込が金曜日の場合、契約手続きが完結するのは早くとも翌週月曜日以降となってしまいます。
どうしても今日中にお金が必要な人や、GWや盆正月など大型連休中に融資を受けたい人は、次のページを参考にしてください。
土日祝日の即日融資に対応したカードローンを特集しています。
勤務先に電話はかかってくる?在籍確認について
在籍確認とは、申込時に記載のあった会社に申込者本人が本当に働いているか、確認を行うものです。
在籍確認はどのカードローンでも必須となり、ほとんどの業者で勤務先への電話連絡による在籍確認が行われます。
じぶん銀行カードローンでも同様で、以下のような形で勤務先への電話はかけられます。
在籍確認の電話は、申込をした本人が電話に出る必要はありません。
また、自分以外の人が電話に出ても、「カードローンの在籍確認のために電話しました」などと伝えられることはまずあり得ません。
申込者が在職・在勤していることさえ確認できれば在籍確認は完了するので、この電話に対して過度に不安になる必要なないでしょう。
なお、電話は非通知でかけられるので、折り返しや番号の検索はできません。
このように、在籍確認は申込者の不安になる要素を減らすものになっています。
指定した時間に電話をかけてもらえないの?
「勤め先が少人数だし、普段自分宛に電話がかかることがないから怪しまれそうなので、在籍確認の電話を指定した時間にかけて貰えませんか?」
このような内容で問い合わせてみたのですが、申込の内容・審査の進行具合で電話のタイミングが変わるため、時間の指定はできないとのことでした。
自身の勤め先に在籍確認の電話がかかることに対して不安がある人は、電話以外の方法で在籍確認ができるカードローンを検討してみましょう。
数は多くありませんが、以下のページで電話連絡なし、書類提出による在籍確認に対応したカードローンを紹介しているので、参考にしてみてください。
auユーザーなら金利優遇!金利と借入限度額について
じぶん銀行カードローンは、借入限度額10万円〜800万円、金利は年2.2%〜17.5%と設定されています。
この金利を見ると、もしかしたら年3%くらいの超低金利で借入できるかもと、淡い期待を抱いてしまうかもしれません。
しかし、初めてカードローンを利用する場合、ほとんどの人が上限金利、もしくはそれに近い金利が適用されることになります。
じぶん銀行カードローンの上限金利は17.5%と消費者金融の平均よりやや低め、銀行カードローンの平均より約3%高めとなります。
ただ、カードローンを選ぶ際に、金利の低さを重視する人は多いですが、金利が高いというだけで候補から除外するのはナンセンスです。
以下で、金利が年17.5%の場合と年14.5%の場合、2つの異なる金利で借入した場合の毎月の発生利息を表にまとめたので見てください。
異なる2つの金利の1ヶ月あたりに発生する利息表
借入金額 | 年17.5%の1ヶ月の利息 | 年14.5%の1ヶ月の利息 | その差額 |
---|---|---|---|
5万円 | 719円 | 595円 | 124円 |
10万円 | 1,438円 | 1,191円 | 247円 |
20万円 | 2,876円 | 2,383円 | 493円 |
30万円 | 4,315円 | 3,575円 | 740円 |
40万円 | 5,753円 | 4,761円 | 992円 |
50万円 | 7,191円 | 5,958円 | 1,233円 |
※1ヶ月は30日で計算 ※小数点以下切り捨て
借入する金額が10万円以下と少額の場合、毎月の利息の差は250円以下です。
利息の差は、借入する金額が大きくなるほど増えます。
そして、借入金額が大きくなるとどうしても完済までの期間が長くなるため、金利の差が支払う利息に与える影響は大きくなります。
借入する金額が30万円以上の人は、金利にこだわって借入先を選ぶのがオススメです。
ただ、少額融資を希望する人は、そこまで低金利に固執する必要はありません。
金利以外の利便性や融資スピードなど、他のポイントを重視してカードローン選びをしましょう。
auユーザー限定の金利優遇サービスがある!
ここで言うauユーザーとは、au IDを持っている人・新しく作成した人を指します。
auを利用していなくても、会員登録さえ行えば誰でも金利優遇サービスを受けられるので、ぜひ活用しましょう。
ただし注意したいのは、借り換えコースの適用は100万円以上の利用に限定される点です。
借り換えであっても、100万円未満だと誰でもコースになるので注意してください。
以下の記事では、借り換えコースを利用した場合の適用金利やお得になる利息、メリット・デメリットについても詳しく解説しています。
じぶん銀行カードローンの契約後にauとの契約を解約したらどうなる?
毎月末日は、auとの契約内容の確認を行う判定日とされています。
この判定日のタイミングでauとの契約が解除、au IDが無効となっていた場合、金利優遇が予告なく中止になることがあります。
ただし、じぶん銀行カードローンとの契約が無効となることはないので、その点は安心してください。
コンビニATMの手数料が無料!借入方法と利便性について
じぶん銀行カードローンの借入方法は、以下2通りの方法が用意されています。
- ローンカードを利用したATMでの借入
- 指定口座への振込での借入
※システムメンテナンスのため毎週月曜1:00〜5:00、毎月第2土曜日21:00〜翌7:00は除く
じぶん銀行で発行されるローンカードは、三菱UFJ銀行やゆうちょ銀行の他にコンビニATMでも利用可能です。
ATM手数料は利用時間・利用回数に関わらず、原則24時間365日手数料無料で利用することができます。
飲み会帰りのタクシー代が足りない、出先で急にお金が必要になったなどの急な出費にもバッチリ対応しているので、利便性が高く使い勝手のよいカードローンだと言えます。
※システムメンテナンスのため毎週月曜1:00〜5:00、毎月第2土曜日21:00〜翌7:00は除く
振込融資は初回のみ対応のカードローンもありますが、じぶん銀行カードローンでは2回目以降の借入時も振込融資が利用できます。
この振込先口座は、じぶん銀行口座でなくても問題なく利用可能です。
ローンセンターへ電話をかけて振込融資の依頼を行う場合、受付時間は以下の通りです。
ローンセンター振込依頼受付時間
平日 | 9:00〜20:00 |
---|---|
土日祝日 | 9:00〜17:00 |
じぶん銀行カードローンの振込融資は手数料は無料で、非常に便利なサービスです。
ただ、依頼する時間によっては振込の実行が翌日以降になることもあるので、急いで手元にお金が必要な場合は、ATMから借入を行うことをオススメします。
毎月の返済方法と返済日について
じぶん銀行カードローンはの返済方法は、以下の2通りが用意されています。
- ローンカードを利用したATMでの返済
- 口座からの自動引き落としでの返済
ただし、口座からの自動引き落としは、じぶん銀行の口座を利用している人のみ選択可能です。
借入時と同様で、返済時もATMの利用手数料は無料となっています。
返済日は、「期日指定返済」と「35日ごと返済」の2つから選択可能です。
期日指定返済 | 契約時に自身の希望する日を返済日として設定 ※1 |
---|---|
35日ごと返済 | 前回返済日の翌日から数えて35日目が返済期日 ※2 |
※1:返済日が銀行休業日の場合は翌営業日が返済期日となる
※2:最初は初回借入日の翌日から35日後が返済日となる
「35日ごと返済」を選択した場合、返済日から次回返済日までのスパンが長くなりますが、返済日が毎月変わってしまうため、管理しにくいデメリットもあります。
カードローンを利用する際に最も気をつけておきたいのは、返済の遅れや滞納です。
可能なら返済日が固定で変わらない「期日指定返済」を選択し、給料日の後や他の支払と同日に設定しておくことをオススメします。
期日指定返済を選択した場合の注意点
「35日ごと返済」は期限内ならいつでも返済可能ですが、「期日指定返済」を選んだ場合、返済期間は指定日の14日前から指定日までとなります。
指定した返済日より15日以上前に返済してしまうと、追加返済として扱われるので、定められた返済期間内に再度入金が必要となります。
今月はもう入金したからOKと安心していたら、滞納の扱いになっていたケースもあるので、注意しましょう。
なお、 じぶん銀行カードローンには、返済日前のメールお知らせサービスがあります。
返済3日前にメールでお知らせをしてくれるため、入金を忘れないようにすることができます。
じぶん銀行の口座を利用している人は、必ず自動引き落としでの返済となるわけではありません。
しかし、上記で説明した返済の遅れ・滞納といったリスクを少しでも軽減するためにも、引き落としでの返済を選ぶことをオススメします。
引き落としでの返済を選択した場合でも、ローンカードを利用したATMでの返済は可能です。
返済日の15日以上前に行った入金は追加返済の扱いとなりますが、14日以内に行った返済は約定返済として扱われます。
その場合、その月の自動引落での返済は不要、次回返済日は翌月になります。
「定額自動入金サービス」がとても便利
じぶん銀行はネットバンクということもあり、じぶん銀行の口座に常にお金が入っている人は少なくなっています。
すると、どうしても返済日までに他行の口座からじぶん銀行口座へお金を動かす手間が発生してしまうのがネックです。
そこで便利なのが、「定額自動入金サービス」です。
一度このサービスの登録手続きを行えば、指定した金額が他行からじぶん銀行口座へ自動的に入金されるので、面倒な手間を省くことができます。
定額自動入金サービスの登録は、ホームページからログインすることで簡単に行えます。
ただし、引き落とし日は毎月6日もしくは26日のどちらか、他行からじぶん銀行に入金されるのは4営業日後となります。
返済日の設定をする際は、引き落としの4日以上前に設定するよう注意しましょう。
返済方法の変更方法
返済方法や返済サイクルの変更は、会員ページやローンセンター(0120-926-222、平日9時〜20時・休日9時〜17時)に電話をすることで行えます。
一括返済
じぶん銀行カードローンで一括返済をするには、まずは会員ページにアクセスし、元本がどれだけ残っているのか確認する必要があります。
元本は、利用状況照会の画面で確認することができます。
なお、一括返済の合計額は、借入残高+利息+遅延損害金+利息適用外残高となります。
遅延損害金は、返済が遅れた場合に追加でかかる利息のようなものです。
遅延損害金の金利は18%と、通常の金利より少し高くなっています。
金額を確認後、ローンセンター(0120-926-222、平日9時〜20時・休日9時〜17時)へ電話連絡を入れると返済方法が指定されるので、指示に沿って返済をしましょう。
注意点は、返済にATMを使用する場合、硬貨が利用できないATMだと、1,000円未満の返済が行えない点です。
毎月いくら返せばいい?毎月の最低返済額について
じぶん銀行カードローンの毎月の最低返済額は、返済日の借入残高により決定されます。
ただ、契約する限度額によって設定は異なり、以下の表のようになります。
借入残高 | 限度額10万円〜90万円 | 限度額100万円〜190万円 | 限度額200万円〜800万円 |
---|---|---|---|
10万円 | 2,000円 | 1,500円 | 1,000円 |
20万円 | 4,000円 | 3,000円 | 2,000円 |
30万円 | 6,000円 | 4,500円 | 3,000円 |
40万円 | 8,000円 | 6,000円 | 4,000円 |
50万円 | 10,000円 | 7,500円 | 5,000円 |
借入残高10万円増すごとに | 2,000円追加 | 1,500円追加 | 1,000円追加 |
じぶん銀行カードローンの最低返済額は、かなり低めの設定となっています。
銀行カードローンでは、借入残高50万円以下の最低返済額は一律10,000円と定められている場合が多いので、じぶん銀行カードローンの最低返済額はとても低いと言えます。
最低返済額が低いカードローン利用時に注意しておきたいこと
返済額が低いと、毎月の負担が少なく済み、余裕を持った返済が行えるメリットがあります。
一方で、その分返済期間が長期化しやすく、支払利息が増えるデメリットにも繋がります。
以下では、最低返済額のみの返済を行った場合と、完済まで一律1万円の返済を行った場合に発生する利息をシミュレーションし、表にまとめました。
借入する金額 | 最低返済額のみ返済したときの利息合計 | 毎月1万円の返済したときの利息合計 |
---|---|---|
10万円 | 7万5,306円 (87回) | 8,892円 (11回) |
15万円 | 12万484円 (112回) | 2万510円 (18回) |
20万円 | 20万6,130円 (145回) | 3万8,193円 (24回) |
30万円 | 35万8,578円 (185回) | 9万7,419円 (40回) |
50万円 | 72万9,438円 (249回) | 40万2,243円 (91回) |
※限度額10万円〜90万円で計算 ※()内は返済回数
10万円の借入を行った場合、最低返済額のみで完済すると利息の合計は約7万5,000円なのに対し、毎月1万円返済すれば利息は計1万円以下に抑えられることが分かります。
銀行カードローンの毎月の最低返済額は、以下のように借入残高が減るごとにだんだんと引き下げられるため、借り入する金額が大きくなればなるほど、この差額は増大していきます。
例えば50万円を借入して、毎月1万円が口座から自動的に引き落とされていたものが、40万円まで借入残高が減った段階で8,000円、30万円で6,000円とだんだんと返済額が引き下げられていくのです。
返済額は自動的に引き下げられるので、毎月の返済に加えて追加返済を積極的に行っていくことを推奨します。
じぶん銀行カードローンの審査について
じぶん銀行カードローンの審査で考慮される内容は、下記の項目です。
- 氏名
- 現在の住所
- 資金の利用用途
- 希望極度額
- 勤務先の情報
- 年収
- 勤続年数
- 職種、雇用形態
- 他社の借り入れ合計額、借り入れ件数
これらの項目は審査の際に重要なため、変更がある場合は利用中でも速やかに申告が必要です。
審査基準
じぶん銀行カードローンの審査基準は、以下の3つです。
- 申込者本人の年齢が満20歳〜69歳まで
- 申込者本人に安定・継続した収入がある
- 保証会社の保証を受けられる
銀行カードローンは年齢制限を65歳までにしていることも多いため、じぶん銀行カードローンは高齢者も利用しやすいカードローンといえます。
なお、保証会社はアコムなので、過去にアコムでトラブルを起こしている場合、融資が受けられないので注意しましょう。
審査が遅くなってしまう原因
じぶん銀行カードローンで審査が遅くなってしまう原因は、以下のようなものが考えられます。
- 申し込みが混雑していた
- 申込内容に誤りや嘘があった
- 審査結果のメールが迷惑メールとして処理されている
- 会社への電話連絡が取れない
以下で詳しく解説します。
日時や時期によっては、申し込みが混雑して審査が遅れることがあります。
具体的には、以下のような日時や時期は、審査が混雑しやすいです。
- 休み明けの月曜日や火曜日
- 休み前の金曜日
- 平日の正午
- GWなど大型連休の前後
- 3月など新生活の準備期間
そのため、以上のような日時や時期の申し込みは、審査が遅れる場合があります。
年収や会社名を間違えるなど記入ミスがあった場合、確認のため担当者から電話がかかってくる可能性があります。
確認に時間がかかってしまい、審査結果が出るまでに時間がかかってしまうので、申込内容は間違いがないように注意しましょう。
また、わざと嘘の申告をすると審査落ちになります。
じぶん銀行カードローンの審査結果は、メールで伝えられます。
この際、メールが迷惑メールとして処理されている場合があります。
もしメールがなかなか届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認してみてください。
仮審査には通過したものの、契約手続きのメールが来ない場合は、会社への電話連絡が取れていない可能性が高いです。
会社の営業時間や休業日前の申込は避けると、スムーズに融資が受けられます。
審査に落ちてしまう原因
じぶん銀行カードローンで審査に落ちてしまう原因は、以下の5つが挙げられます。
- 金融事故がある
- 他社借入件数・他社借入額が多い
- 勤続年数が極端に短い
- 在籍確認が取れない
- 短期間に複数のカードローン会社に申し込んでいる
過去に金融事故を起こしている人は、信用情報にその情報が記録されます。
金融事故とは、3ヵ月以上の長期延滞や強制解約、自己破産を始めとした債務整理などです。
金融事故を起こしていると、いわゆるブラックリストに登録されて、審査を通過できなくなります。
信用情報について詳しく知りたい方は、以下のページを参考にしてください。
他社の借り入れ件数が3件を超えると、かなりの確率で審査に落ちてしまいます。
理由としては、返済に追われている人に融資しても回収できないと思われるからです。
また、借り入れ額が年収の3分の1以上の場合、必ず審査に落ちます。
これは、貸金業法による総量規制というルールで、年収の3分の1以上の借り入れはできないと決められているからです。
勤続年数が短い場合も、審査に落ちます。
具体的には、3ヵ月未満ほどだと審査に落ちやすいです。
先述した在籍確認ができないと、審査に落ちてしまいます。
なぜなら、申告通りの会社で働いていなかった場合、貸し倒れの可能性が高くなるからです。
複数のカードローンに同時に申し込みをしてしまうと、かなりお金に困っているのでは?とみなされて、審査に落ちる可能性が高くなります。
申し込みの記録は半年間残るため、申し込みを多くすることは控えましょう。
審査に通りやすくするコツ
審査に通りやすくするコツは、以下の3点です。
- 利用限度額(希望限度額)を低めに設定する
- カードローン会社への申し込みを1社ずつにする
- 虚偽の申告・記入ミスに気をつける
じぶん銀行に限らず、カードローンは利用限度額を低めに設定すると審査に通りやすくなります。
なぜなら、利用額を低めに設定すると年収に対しての借り入れ額が下がり、返済に余裕があるとみなされるからです。
年収によりますが、利用限度額は10〜50万円以下にすることがおすすめです。
先述したように、同時に申し込みをすると審査に落ちてしまいます。
そのため、申し込みは1社ずつ行うようにしましょう。
こちらも先述しましたが、間違った申告をすると審査に落ちてしまう可能性があります。
ミスのないように記入することを意識して、申し込みをしましょう。
じぶん銀行カードローンで増額する方法
じぶん銀行カードローンで増額をするには、ローンセンター(0120-926-222、平日9時〜20時・休日9時〜17時)への電話が必要です。
増額審査には1週間程度かかり、審査結果はメールで届きます。
そして、同様の内容の書類が、自宅に郵送されます。在籍確認は、基本的にはありません。
なお、審査を申し込まなくても、しっかりと返済をしている人は優良顧客として判断され、増額案内がくる場合もあります。
ただ、増額案内が来たからといって、必ず審査に通るわけではないので、注意が必要です。
増額審査に通過するコツ
増額審査に通るコツは、以下の4つです。
- 6カ月以上の返済実績がある
- 金融事故を起こしていない
- 新規申込時より年収が上がっている
- 他社からの借り入れが減っている
増額審査に通過するには、じぶん銀行から信用されている必要があります。
信用を作るために、6ヵ月以上の返済実績を作りましょう。
返済に遅れていたことがあると、信用を得ることができません。
また、返済実績が6ヵ月未満の場合は、さらに融資が欲しいお金に困っている人と思われて、マイナスのイメージを与える可能性があります。
そのため、6ヵ月以上のしっかりとした返済実績が大切なのです。
金融事故を起こしていないことも、増額審査に通るためには重要です。
他社で返済の延滞や債務整理をしている場合、審査に通ることが難しくなるので、気を付けましょう。
年収の増加は、増額審査に通過するために重要なポイントです。
申し込み時より返済能力が上がっていなければ増額は難しいため、年収が増加していることは非常に大事なポイントになります。
新規申し込み時に他社からの借り入れがあったものの、その後も安定して返済が続いている場合、増額審査に通る可能性は高いです。
もし完済している場合は、契約も解除しておくと審査に通りやすくなります。
解約する方法
じぶん銀行カードローンを解約するには、電話(0120-926-222、平日9時〜20時・休日9時〜17時)で連絡をしましょう。
電話のタイミングで完済していることが確認できれば、解約をすることができます。
なお、解約時には申し込み時と同じく、本人確認書類が必要になりますので、注意してください。
じぶん銀行カードローン利用のメリット・デメリットとまとめ
じぶん銀行カードローンについて、徹底調査、解説してきましたが、最後にこのカードローンを利用するメリットとデメリットを簡潔にまとめました。
メリット
デメリット
じぶん銀行カードローンはスマホひとつあれば、契約手続きまでオンラインで完結できるので、日中に時間を作りにくい会社員の人でも利用しやすいカードローンです。
コンビニATMの利用手数料も振込手数料も無料で、借入時の利便性が高いのも嬉しいポイントだと言えます。
また、返済の自由度が高いじぶん銀行口座利用者や、借り換え目的で利用したい人には特にメリットが大きくなります。
ただ、借り換え以外だと銀行カードローンの中では上限金利の設定が高めとなるので、借入希望額が20万円以下の人にのみ利用を推奨できるカードローンだとゼニエモンは考えています。