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外国人でも日本でお金を借りる事が出来る業者や審査に通る為に知っておきたいこと

現在、外国籍の方であっても日本の銀行や消費者金融でカードローン等を利用しお金を借りる事は可能です。

ただし、日本人がお金を借りる時と同様条件はあるので、条件や必要書類、またおすすめのカードローンをこのページでは紹介していきます。

日常の少し足りないときに頼れるカードローン

日本で暮らす外国の人は年々増えている

日本で暮らしたり観光で訪れたり、来日する外国人の数は年々増えています。

以下、法務省のHPから見られるデータですが、在留外国人の推移は2012年あたりから徐々に増えており、2018年6月末で260万人を超えています。

今年2019年の6月には、282万9416人で、日本の人口の2％を超えたと出入国在留管理庁が発表しました。日本で暮らす外国の方で「キャッシングしたい！けどどうすれば。。。」と悩む人も今後増えていきそうですね。

「在留資格」ってなあに？

日本で暮らす外国の人は、必ず「在留資格」を持っています。
これが無い状態で日本に住んでいると「不法滞在者」になってしまいます。

在留資格とは「日本に在住、在留するための理由」のコトです。在留資格の内容は30種類くらいあり、外交や報道、教授、留学など様々です。
外国の方が日本で暮らしたい時は、この在留資格を得てその証明書である「在留カード」を発行する必要があります。

「永住権」ってなあに？

在留資格を得るだけで日本に住むことはできますが、永住権を得ると社会的地位が向上し、キャッシングしたい時にも有利です。
永住権とは日本の法務大臣が出す永住許可のことで、出入国在留管理庁のHPでは、以下のように記載されています。

永住許可は，在留資格を有する外国人が永住者への在留資格の変更を希望する場合に，法務大臣が与える許可であり，在留資格変更許可の一種と言えます。

前提の前提、外国籍の方が日本でキャッシングを受けるうえでの必須事項

在留資格や、永住権よりも前段階の話ですが、キャッシングをしたいなら日本で安定した仕事をしていて、ある程度日本語の読み書きができることは最低条件です。

現在、仕事をしている人で、安定した収入のある人のみが利用することが出来ます。
申し込み資格は、仕事が決まった段階でも申し込みは可能ですが、最低でも、3ヶ月以上は仕事をしている人のみが申し込み可能です。

最終的に、審査担当者が、融資をするかどうかを決めるため、ある程度のコミュニケーションを取れなければ、貸付を行ってくれません。
目安として、このページを読まれている人は、全くこの点に関して問題ありません。

「在留カード」「特別永住者証明書」ってなあに？

外国籍の方がカードローンでキャッシングしたい時は、先程ちらっと説明した「在留カード」か「特別永住者証明書」のどちらかの提示を求められることがほとんどです。

特別永住者についてキチンと話すと長くなってしまうのでここでは割愛しますが、
主に戦前からやむを得ない理由で日本に暮らしている外国の方を対象に交付しているものです。

以前は「外国人登録証明書」という名前で交付しており、法律改正に伴い「特別永住者許可書」へ変更になりました。
もしまだ、外国人登録証明書だけ持っている、という人がいたら今からでも市区町村の窓口へ行けば特別永住者許可書への切り替えを行ってもらえます。
現在、この特別永住者に当たる人は、在留外国人全体の10％くらいに減少してきました。
今年で戦後74年が経つので、キャッシングに関しては年齢的に対象外となる方が増えるでしょう。

在留カードは、中長期間の在留する外国人に対し、日本国内への上陸許可や在留資格の変更許可など、在留に関する許可が出た時に交付されるカードです。かみ砕くと外国の方が日本で暮らすために必要な身分証明書のようなものです。それを見るだけで、その人がどこの誰で、どういう理由で日本に暮らしているか分かるようになっています。

外国の人がカードローンを使うために必要な書類

いくつかの消費者金融や銀行系カードローンを申し込むにあたり、必要書類をまとめました。

消費者金融、銀行名	永住権	申込資格年齢／必要書類
J.Score	不要	満20歳以上、満70歳以下 ・本人確認書類 （・免許証　無ければ・在留カードか特別永住者証明書いずれか） ・収入証明書
プロミス	不要	満18歳以上、満74歳以下 ・本人確認書類 （・免許証　無ければ・パスポート、・在留カードか特別永住者証明書いずれか） ・収入証明書 ※収入が年金のみの方はお申込いただけません。
アイフル	不要	満20歳以上、満69歳以下 ・本人確認書類 （・免許証　無ければ・パスポートか住民基本台帳カード、公的証明書類、マイナンバーカード、・在留カードか特別永住者証明書いずれか） ・収入証明書類
アコム	必要	20歳〜72歳 ・本人確認書類 （・免許証・パスポートが無ければ・マイナンバーなど顔写真が入っている本人確認できるもの いずれかの交付を受けていない方は健康保険証＋住民票か公共料金領収書か納税証明書、・在留カードか特別永住者証明書いずれか） ・収入証明書類
レイク	必要	満20歳以上、満70歳以下 ・本人確認書類（在留カードか特別永住者証明書いずれか） ・収入証明書類
楽天銀行スーパーローン	必要	毎月安定した定期収入がある方 以下の全ての条件を満たす方 �@満年齢20歳以上62歳以下の方（※1） �A日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方） �Bお勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方 �C楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方 （※2） ※1 但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下 ※2 当行が認めた場合は不要です
みずほ銀行カードローン	必要	満20歳以上、満66歳未満 ・本人確認書類（在留カードか特別永住者証明書いずれか） ・収入証明書 ・印鑑
三菱ＵＦＪ銀行カードローン	必要	満20歳以上、満65歳未満 ・本人確認書類（在留カードか特別永住者証明書いずれか） ・収入証明書
横浜銀行カードローン	必要	満20歳以上、満69歳以下 ・本人確認書類（在留カードか特別永住者証明書いずれか） ※神奈川県内全地域、東京都内全地域、群馬県内の前橋市、高崎市、桐生市のいずれかに居住もしくはお勤めの方が対象

※収入証明書は借入金額により提出不要の場合があります。

補足ですが、プロミスに電話で問い合わせたところ、
永住権が無くても申込はできるが、在留カード、特別永住許可書のどちらかを提示してもらい、
提出された在留カードの在留資格の区分を見て判断するとのこと。


アイフルにも電話で問い合わせたのですが、
永住権が無くても申込は可能で、在留カード、特別永住許可書のどちらかを提示するという点では、プロミスと同じ。
ですが、日本語の読み書きができないとダメだけど大丈夫なのか？
アルバイト収入はちゃんとあるのか？
など聞かれ、電話口でも厳しめにチェックされているという印象を受けました。

プロミスの男性のオペレーターはとても親切で、他に聞きたいことはありませんか？など親身になってくれました。
問い合わせだけでもウェルカムという姿勢も好印象です。

アイフルは短時間融資も可能で、アプリも使い勝手が良いので消費者金融としてはオススメですが電話対応が厳しめなので、 アイフルを使いたい人は、申込から契約まで全てWEBで完結することをオススメします！

オートローン、ビジネスローンは利用できる？

業者や条件次第では、カードローン同様にオートローン（自動車）、ビジネスローンを利用することもできます。 以下はほんの一例ですが、参考にしてみてください。

プロミスの自営者カードローン

プロミスの自営者カードローンは外国人の申込もOK！
300万円まで借入ができ、年率は6.3％〜17.8％（実質年率）で平均的です。
免許証やパスポート、保険証などの身分証明書プラス
在留カードか特別永住者証明書が申込の際に必要になるのは通常のカードローンと変わりませんが、
収入証明書、事業を証明する書類などが合わせて必要になります。

アコムのビジネスサポートカードローン

親切なチャット機能で確認しました！
20歳以上の安定した収入と返済能力があり、当社の基準を満たす方であれば申込OK！
外国籍の方は、在留カードか特別永住者証明書が必要とのこと。

三菱UFJ銀行のオートローン

年齢が申込時に満20歳以上、完済時に満70歳の誕生日を迎えていないこと。
前年度の税込年収（事業所得の方は申告所得）が200万円以上であること。
勤続（営業）年数が1年以上であること。
今回の自動車購入について、他社からの借り入れがないこと。
以上に当てはまっていれば外国人でもオートローンを借りることが可能です。

外国人の人におすすめのカードローン