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クラウドローンとは一体どんなローン?利用方法やメリット・デメリットを解説

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クラウドローンのアイキャッチ


銀行による融資の提案といえば、企業が受けるものと考える方が多いでしょう。


しかし、個人と銀行の仲介をすることで、銀行が個人に融資を持ちかけられるようにできるというサービスがあります。
それがレンティングプラットフォームの1種である、クラウドローンです。


レンティングプラットフォームには、docomoレンディングプラットフォームという前例があります。


こちらはdocomoのビッグデータを活用したdocomoスコアリングサービスを提供し、スマホアプリ「レンディングマネージャー」の提供や、docomoの各種サービスとの連携などに活用していくものです。


クラウドローンの場合は、登録した利用者のデータを活用して、適した銀行カードローンとマッチングさせるというのがメインのサービスです。


    クラウドローンを利用するには

    クラウドローンは希望するローンについて銀行に相談をする必要はありません。


    インターネット上のサイトで、ローンの種類と借り入れ希望額、年収の目安と借り入れ希望日時などを答えます。


    すると、ローン依頼の申込をしたことになるので、待っていると複数の銀行から融資の提案がされるというシステムです。


    1人では情報が多すぎて探しにくい自動車ローンや教育ローンなどに適したシステムが、クラウドローンだと言えるでしょう。


    クラウドローンは、住宅ローンなど、人生に大きな影響を与える種類のローンを利用するにあたって、複数銀行のローンを比較して検証することができるものとなっています。
    また、生活に必要なお金が無くなってしまい、生活資金を借り入れしたいという場合にも、クラウドローンは有効に働きます。


    クラウドローンに登録している銀行は、伊予銀行・中国銀行・三重銀行・但馬銀行・北日本銀行・富山第一銀行・清水銀行・西日本シティ銀行の8銀行になります。
    クラウドローンに入力した必要事項を融資担当者が常にチェックすることで、個人個人に合ったローンの利用ができるだけでなく、こちらも利用できるローンを、1回の必要事項入力で把握することが可能です。


    なお、提案されるローンは生活資金・マイカー・教育・おまとめに関したものとなっています。


    入力するプロフィールの項目

    質問で聞かれるプロフィールの項目は、以下のようになっています。

    • 年齢
    • 配偶者の有無
    • 住所(都道府県のみ)
    • 同居家族
    • 年収
    • 雇用形態
    • 勤続年数
    • 現在の金融借入件数
    • 過去の滞納
    • 住宅ローン月々返済額 または家賃
    • 現在の借り入れ金額

    他には、基本情報としてメールアドレス・パスワード・電話番号も登録する必要があります。
    登録したプロフィールの情報は、「マイページ」の「プロフィール編集」で変更可能です。


    クラウドローンの利用手順

    • 公式サイトで「新規登録」をクリック
    • メールアドレスと電話番号を入力
    • 届いた認証コードとパスワードを設定
    • 質問に回答してローンを依頼する
    • 提携金融機関からのローンプランの提案
    • マイページの金融機関リストから金融機関のWebサイトに移動
    • クラウドローンに登録した情報と同じ必要事項を入力して申し込む
    • 審査を受ける
    • 審査結果を金融機関から受け取る

    ここで気をつけないといけないのが、提案されたローンの利用を決めた際、クラウドローン利用の際に行う「新規登録」とは別に、新たにローンの必要事項を記入する必要があるということです。


    その時には、クラウドローンに入力したのと同じ情報を入力するようにしましょう。


    クラウドローンで提案されるローンというのは、入力された情報に基づいて、「このローンがこの方に合っている」と判断されたものになっています。
    したがって、希望するローンへの申込をする場合に、クラウドローンとは違うことを記入すると審査に落ちてしまう可能性があるのです。


    また、クラウドローンに情報を登録した時とは状況が変わったという場合、「プロフィール編集」にて登録情報の確認と編集ができるのですぐに変えましょう。


    おまとめ(借り換え)ローンも依頼できる

    クラウドローンは、おまとめ(借り換え)ローンの依頼をすることもできます。


    ローンは複数からの借り入れをすると返済スケジュールの管理が面倒です。
    また、高金利のところからの借り入れを続けていると、金利によって利息がついて総返済額が膨らみ、毎月利息分しか返済できないことがあります。


    そんな時は複数からの借り入れや高金利の借り入れを1つのローンでまとめて返済し、返済先を1本に絞るおまとめ(借り換え)ローンが有効です。


    返済先が1つしかないのであれば、返済スケジュールの管理がずっとやりやすくなります。
    また、銀行のおまとめ(借り換え)ローンは金利が低いようにできているので、総返済額を抑えてちゃんと完済に進めていくことができます。


    このように、おまとめ(借り換え)ローンは、複数からの借り入れや高金利からの借り入れに苦しんでいる方に大きな助けとなるローンです。


    なお、クラウドローンなら、借り入れ希望額だけでなく借り入れ日時を入力して提案を受けることもできます。


    通常のローンとの違いは何か

    クラウドローンで各銀行からのローンの提案を受けるのと、自分で適した銀行のローンを探すことの違いは、具体的にはどこにあるのかわからないという方もいることでしょう。


    そこで、クラウドローンで銀行からのローン提案を受けることと、通常のローンとの違いについて解説します。


    クラウドローンは信用スコアに近い

    J.ScoreやLINEポケットマネーが採用しているシステムが信用スコアです。
    クラウドローンのシステムを聞いてもよくわからないという場合は、こちらをイメージしてみると良いでしょう。


    信用スコアの場合は、J.ScoreならAIスコア、LINEポケットマネーならLINEスコアを利用し、必要事項を入力することで申込者の経済能力と将来性を判断してもらい、点数をつけてもらうというシステムです。
    この点数によって、J.ScoreやLINEポケットマネーで借り入れが可能かどうかを判断してもらえます。


    クラウドローンも同じように、質問に答えて必要事項を埋めていきます。
    その後は、希望するローンの種類・借り入れ希望額・借り入れ希望日を入力することで、提携している銀行の融資提案担当者が申込者に適したローンを検討し、提案してくれます。


    このことから、クラウドローンと信用スコアを用いるローンは、途中まではシステムが非常に似ています。


    しかし、J.ScoreやLINEポケットマネーは、適用される信用スコアがそれぞれに1つしかありませんが、クラウドローンなら提携8銀行に適用されるスコアになります。


    J.Scoreは金利面、LINEポケットマネーは借り入れのしやすさが優れているローンです。
    ただ、クラウドローンに登録をして必要情報を入力すると、自分に合ったローンを銀行から提案してもらうことが可能というのは、通常のローンにはない利点です。


    種類の指定ができる

    通常のローンというと、一般的にはカードローンが頭に浮かびやすいという方もいるかもしれません。
    特に、銀行で個人がお金の借り入れをするとなると、連想するのはカードローンになります。


    また、銀行のローンは審査のハードルが信販系や消費者金融系に比べて高いとされています。
    そういったことから、実際にはマイカーローン・教育ローン・おまとめローンといった種類があっても、申込をしようと考えにくいですし、少額ならカードローンからの借り入れをしてしまうかもしれません。


    しかし、実際はというと、信販系のマイカーローンや教育ローンよりも、銀行系マイカーローンの方が金利は低いものになっています。
    そのため、審査に通るか通らないか分からないものを除けば、利用用途に適した銀行のローンを積極的に利用するのが正解ということになります。


    クラウドローンなら、申込者の利用用途・借り入れ希望額に合ったローンを銀行側から提示してくれます。
    これによって、通常のローンにありがちな「よくわからないからカードローンでいいや」、「審査に落ちるの怖いし信販系を利用しよう」といった事態を防ぐことが可能です。


    通常ローンが「こちらから自分に合ったローンを探す」というものなら、クラウドローンは「自分に合ったローンを提携8銀行が提示してくれる」というものになるというのを覚えておきましょう。


    あえてクラウドローンを利用するメリットはあるのか

    クラウドローンは利用する上で、他にはないメリットを持っています。


    2018年に設立されたばかりで、まだ歴史が浅いこともあり、知名度が低いクラウドローンですが、長所をチェックして有効活用できるようにしましょう。


    クラウドローンのメリット

    申込をすることなく条件を把握できる

    ローンの利用をするにあたって、不安になりやすいのが実際に適用される借り入れ限度額や金利がわからないということです。
    それらの条件を把握するには実際にローンの申込をする必要があり、審査に通過して契約をする際になってようやくわかるものになっています。


    しかし、クラウドローンなら、必要事項を入力しておけば、それだけで適用される金利と借り入れ限度額を教えてもらうことができます。
    これによって、「このローンが合っていると思ったけれども、実際に申込をしてみたら考えていたのと違って後悔した」という事態を減らすことが可能です。


    信用情報を守ることができる

    クラウドローンは、ローンの提案を受けて、金利や限度額の条件を把握したとしても、申込をしたことにはなりません。


    そのため、信用情報に記録がされません。
    通常ローンに申込をすると信用情報に記録が残り、もしも審査に落ちた場合にも落ちたことが記録されますが、クラウドローンはそれがないということです。


    通常ローンは実際に申込をしないと、どういった借り入れ限度額と金利が適用されるかわかりません。
    それの確認・比較のために複数のローンに申込をした場合、信用情報に申し込みをしたことが記録されます。


    これによって、審査をする側に、この申込者はお金に困っているのだと判断される危険が出てきます。


    しかし、クラウドローンは、条件を把握するのに信用情報に記録が残ることが一切ありません。


    審査側からの評価もフラットなままをキープできる

    クラウドローンは、ローン依頼を出すことで提携8銀行からどういった金利と借り入れ限度額で融資を受けられるかを提案され、その中からこれと思ったものに対して申込手続きを進めます。


    つまり、本来は複数のローン申込をしなければわからないことを、一度に把握して、その上で信用情報はフラットなままだということです。


    これによって、ローン申込をしても、審査をする側は申込者は一直線に当銀行に申込をしたと判断することになります。
    複数のローンに目移りしていたという状況と、1つのローンにまっすぐ申込をしたという状況なら、後者の方が当然ですが審査でプラスになります。


    お金が必要なシチュエーションでローンに落ちるというのは精神的負担が大きいので、クラウドローンを活用して審査落ちの可能性を少しでも減らすことが可能です。


    別の条件でローン依頼ができる

    クラウドローンに登録すると、質問に回答する形でプロフィールを埋めてローン依頼を出すことになります。


    しかし、出したローン依頼で受けた条件は自分に合わないと思ったり、状況が変わって別の形のローンがほしいという場合、新しいローン依頼が可能です。


    たとえば、最初の借り入れ希望額よりももっと高額が必要になったり、最初はおまとめ(借り換え)ローンを希望していたけれども生活資金としてローンが必要になったりした場合、「新しくローン依頼をする」をクリックすることで別の条件でのローン依頼が可能です。


    柔軟に対応してくれるのも、クラウドローンの大きな長所と言えます。


    クラウドローンを使う上での気になるところ

    多くの独自性の高いメリットがあるクラウドローンには、注意するべき点があります。


    まだまだ日本では馴染みのないサービスですので、気になるところや気をつけるべき点をしっかりとチェックしておきましょう。


    信用が置けるのか

    クラウドローンは2018年7月5日に設立されたことから、まだまだ名前もシステムも浸透していません。
    そして、クラウドローンで検索をすると、同名の闇金融についてのページ検索の上位に来ることもあります。


    しかし、クラウドローンとは、あくまで貸金業者と利用者のマッチングの仲介をするレンティングプラットフォームになります。


    クラウドローンは利用者が適したローンにアクセスするのを助けるものであり、悪質な高金利ローンを押し付けたりすることはありません。


    また、個人情報についても、あくまで年収や職業などのプロフィールを埋める形で個人情報を記録するので、住所などが漏洩してしまうこともありません。


    まだ提携銀行が少ない

    借り入れしたいローンの種類、借り入れ希望額、借り入れ希望日時を入力するとローン依頼をしたことになり、提携銀行からローンの提案を受けられるのがクラウドローンです。


    しかし、ここで気をつける必要があるのは、クラウドローンで提案を受けられるのはわずか8銀行からのみということです。


    伊予銀行・中国銀行・三重銀行・但馬銀行・北日本銀行・富山第一銀行・清水銀行・西日本シティ銀行がクラウドローンと提携している銀行になります。
    クラウドローンは自分に適したローンを銀行から提示して、ローン申込にシフトできるのが優れていますが、あくまで限られた銀行からの提示だということは覚えておきましょう。


    提案されたのと同じ条件にはならないかもしれない

    ローン依頼をして提案されたローンは、クラウドローンに登録したプロフィールが元になっています。


    ここで注意すべき点として、クラウドローンにプロフィールや希望を登録してローン依頼をしたとしても、実際の審査では、提案を受けたものと違う金利や借り入れ限度額を提示されることは十分にありえるということです。


    ローンの審査で参考にするのは、これまでのローンの借り入れ・返済歴を記録した信用情報です。


    信用情報は他社からの借り入れと返済についてのデータも共有されていて、申込者本人も気づいていない、忘れていることが審査に影響する可能性があります。
    提案されたローンの条件はあくまで目安と思っておきましょう。


    不測の事態を防ぐには!?

    それでは、ローン依頼をして提案されたローンの申込をしたのに、提案通りに行かなかった、または審査に落ちてしまったという事態を防ぐにはどのようにすればいいのかをお伝えします。


    マイナスな結果にならないようにするには、審査で高評価を得られるようにするのが重要です。


    ローンの審査とは、申込者の経済能力と返済能力をチェックするためのものです。
    もしも申込者に返済能力と経済能力を超えた融資をすると、返済が不可能な状態になってしまい、毎月の利息分しか返済できないといったケースもありえます。


    そうなると、担保があるなら担保を失い、保証人がいるなら保証人に支払ってもらうことになり、無担保・無保証人のローンなら保証会社が代位弁済をします。


    代位弁済をすると、自己破産をしたのと同じく債務整理として信用情報に事故情報が記録されます。


    これによっていわゆるブラックリストに入ってしまい、最低5年間はローンの借り入れと申込、クレジットカードの発行と利用ができなくなります。


    つまり、審査での評価を高くするには、信用情報に記録される普段からの支払状況を良質なものにしておくのが重要ということです。
    そのためには、ローンの借り入れをした場合は毎月の返済をきちんとし、返済の滞納・遅延がないよう心がけないといけません。


    また、クレジットカードの利用額の支払いも滞納を避けて、毎月の返済をしっかりしましょう。
    クレジットカードに電話料金・公共料金・家賃・税金の支払いを登録している場合、そちらの引き落としもきちんとするように意識する必要があります。


    安心・安全に銀行カードローンの条件を把握できるのがクラウドローン!

    クラウドローンとは、国内で初めて誕生した融資マッチングサービスになります。


    銀行のカードローンを利用するにも、金利や借り入れ限度額の条件を正確に把握するには、実際に借り入れ申込をする必要があります。


    しかし、マッチングサービスのクラウドローンなら、シミュレーションにてプロフィールを埋めて、借り入れの種類と借り入れ希望額、そして借り入れ希望日時を入力し、ローン依頼をするだけで、伊予銀行・中国銀行・三重銀行・但馬銀行・北日本銀行・富山第一銀行・清水銀行・西日本シティ銀行の提携8銀行からのローンの提案を受けられます。


    クラウドローンにてローンの提案を受けると、借り入れ限度額や金利といった本来は借り入れ申込をして審査を通過してようやくわかる情報を、事前に受け取ることができます。


    そして、クラウドローンは実際に借り入れ申込をして審査を受けて条件を把握しているわけではなく、銀行から「この借り入れ限度額と金利で借り入れしてみませんか」という提案を受けている形になるので、信用情報には何も記録されません。


    本来は複数の銀行に借り入れ申込をし、信用情報にリスクを負わせてようやくわかることを、クラウドローンなら8銀行のみとはいえ、気軽に把握できます。


    銀行のカードローンは審査のハードルが厳しいし、どういう条件かわからないし複数の銀行のカードローンによる借り入れ条件の比較をしたいという方に、クラウドローンはおすすめです。


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