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2020年度版のカードローン利用者による実態調査
2016年から毎年行っている実態調査ですが、
2020年も実施しました、実態調査第4弾!
どのカードローンが選ばれているのか?金利は何%で契約しているのか?
ちゃんと完済できるのか?カードローンを利用してどのように感じているか?
など、カードローンで誰もが気になる内容を500人に答えてもらいました。
これからカードローンの利用を検討している人にとって参考になると思いますので、是非参考にしてください。
過去の調査結果
過去の調査結果については以下の通りです。
↑ 楽天銀行スーパーローン | 114名 | 22.8% | ↑ プロミス(SMBCグループ) | 75名 | 15.0% |
---|---|---|---|
↓ジェーシービー(JCB) | 37名 | 7.4% | |
↑ 三菱UFJ銀行(バンクイック) | 30名 | 6.0% | |
↓アコム | 27名 | 5.4% | |
↑ アイフル | 22名 | 4.4% | |
→ オリエントコーポレーション(CREST) | 22名 | 4.4% | |
↑ セディナ | 19名 | 3.8% | |
→ みずほ銀行 | 16名 | 3.2% | |
↑ 三菱UFJニコス(NICOS) | 15名 | 3.0% | |
↓新生フィナンシャル レイク(旧:レイクALSA) | 14名 | 2.8% | |
↓SMBCモビット | 13名 | 2.6% | |
↓三井住友銀行 | 12名 | 2.4% | |
↓三井住友カード | 9名 | 1.8% | |
↓住信SBIネット銀行 | 8名 | 1.6% | |
↓セゾンファンデックス | 8名 | 1.6% | |
↓株式会社じぶん銀行 | 6名 | 1.2% | |
↑ J.score AIスコア・レンディング | 6名 | 1.2% | |
↓オリックス・クレジット | 4名 | 0.8% | |
↓ノーローン | 0名 | 0.0% | |
↓その他 | 43名 | 8.6% |
新規申し込み数が最も多かったのは、楽天銀行スーパーローン。
こちらは、毎年1位の人気カードローンで、22.8%と約4人に1人が選んでおり、今年も同様に1位でした。
また、メガバンクの三行は前年2019年2月の調査時の12.4%から、11.6%と減少傾向にあります。
全体的に見れば減少傾向にある三行ですが、その中でも三菱UFJ銀行が発行するバンクイックは2019年2月の5.6%から6.0%へ増加し、アコムを抜いて4位にランクイン。
三菱UFJニコス、アイフルでは2019年の調査から2.0%も大きく伸びており、今回の調査で特に増加していたのはSMBCグループが発行するプロミス。
プロミスは、2018年2月の調査時にも利用者が急激に増加しており、今回も12.0%から22.8%と大きく伸びて、昨年と同様に増加傾向にあります。
さらに、低金利、AIスコア・レンディングで知られるJ.Score(ジェイスコア)も、2018年の調査から0.6%とわずかに伸びており、利用者数も増加しています。
次に、発行したカードローンを使ってみた感想を見ていきましょう。
500人の方から寄せられた回答には、ネットから簡単に手続きができて便利という意見が多く挙げられました。
その他の回答でも様々な感想があったので、以下で紹介していきます。
- ポイントが貯まる
- 審査に時間をかけることなく借り入れができた
- 返済も自由にできて、利用可能額だけでなく金利が今いくらになっているのかが容易にわかる
- カードごとに特典があって便利に利用できる
- 180日間の無利息がついていて便利
- 金利が高い
- もっと増枠して惜しい
- 届くのが遅い
カードローンを使った感想として8割に、特になし、便利に使えるなどの良い面での意見が見られましたが、金利が高い、カードが届くのが遅いという悪い面での意見も見られました。
では、それぞれカードローンを利用した満足度を見ていきましょう。
大満足 | 64名 | 12.8% | |
---|---|---|---|
満足 | 206名 | 41.2% | |
普通 | 192名 | 38.4% | |
不満 | 30名 | 6.0% | |
大不満 | 8名 | 1.6% |
9割以上の方がカードローンの利用に普通、満足と感じている事がわかりますが、その半面、残り約1割の方はカードローンの利用に不満を感じているとの結果になりました。
やはり、実際に使ってみた感想から、簡単に手続きができ、即日融資ができるカードローンの存在が満足度に関係していることがわかります。
不満と回答した方も、多くの方が高額な金利に悩みを持っていて、金利に対する不安をかいているのもみられました。
では、次の質問を見ていきましょう。
15.0%〜18.0% | 111名 | 22.2% | |
---|---|---|---|
12.0%〜14.9% | 143名 | 28.6% | |
10.0%〜11.9% | 204名 | 40.8% | |
それ以外 | 42名 | 8.4% |
一番多かったのは10.0%〜11.9%で、2人に1人がこの金利で借りているということになります。
借入れの上限金利は、元金の金額が10万円未満の場合は年20%、10万円以上100万円以未満の場合は年18%、100万円以上の場合は年15%です。
そのため、多くの消費者金融では年18.0%、銀行ではそれよりも低い年12.0〜年14.5%前後で上限金利を設定しています。
今回の調査では、年18.0%〜年12.0%の間で契約をしている方は50.8%ですので、2人に1人はカードローンの平均的な金利で借入れをしていて、もう1人は平均よりも低い金利で借り入れをしているという結果になりました。
平均的な金利で借りられている方が半分ほどいることが分かりましたが、限度額については違いがあるのでしょうか。次の質問で、限度額についてみていきましょう。
10万円以内 | 123名 | 24.6% | |
---|---|---|---|
11万円〜20万円 | 48名 | 9.6% | |
21万円〜30万円 | 42名 | 8.4% | |
31万円〜40万円 | 37名 | 7.4% | |
41万円〜50万円 | 105名 | 21.0% | |
51万円〜60万円 | 30名 | 6.0% | |
61万円〜70万円 | 9名 | 1.8% | |
71万円〜99万円 | 23名 | 4.6% | |
100万円〜200万円 | 52名 | 10.4% | |
201万円〜300万円 | 9名 | 1.8% | |
301万円〜400万円 | 8名 | 1.6% | |
401万円〜500万円 | 6名 | 1.2% | |
それ以上 | 8名 | 1.6% |
一番多いのは、限度額10万円以内で契約されている方が123人の24.6%となり、その次に41万円〜50万円で契約されている方が105人の21.0%との結果になりました。
100万円以下の限度額で契約している方は全体の8割以上を占めていることがわかります。
中には、500万円以上の契約を行った方も一定数いました。
10万円以内の限度額で契約した方で、どんな理由でお金を借りたのかを見てみると、生活費の補填、娯楽費などがあり、中には学費の支払いに利用している方もいます。
100万円以上の契約を行った方では、医療費、教育ローン、他社ローンのおまとめが多く見られ、その他にも車の購入、結婚式の費用、自己投資と使い方は様々です。
カードローンで高額な限度額で契約するには、ある程度年齢をかさね方が有利という話を耳にしますが、実際のところどうなのでしょうか。
年齢別で契約した限度額を見てみると、500万円以上の限度額で契約した人の中には30代後半〜50代の方が多く見られましたが、10万円以内の限度額で契約した人の中には20代〜50代の方まで幅広くいました。
このことから、年齢はあまり関係なく限度額が設定されていることがわかります。
また、限度額が10万円未満の方では金利年10.0%〜11.9%で契約されている方が多くみられますが、500万円以上の限度額でも金利は年15.0%〜18.0%で契約している方もいるのが現状です。
1万円〜5万円台 | 111名 | 22.2% | |
---|---|---|---|
6万円〜10万円台 | 108名 | 21.6% | |
11万円〜20万円台 | 55名 | 11.0% | |
21万円〜30万円台 | 64名 | 12.8% | |
31万円〜40万円台 | 33名 | 6.6% | |
41万円〜50万円台 | 33名 | 6.6% | |
51万円〜60万円台 | 17名 | 3.4% | |
61万円〜70万円台 | 9名 | 1.8% | |
71万円〜80万円台 | 7名 | 1.4% | |
81万円〜90万円台 | 9名 | 1.8% | |
91万円〜100万円台 | 16名 | 3.2% | |
101万円〜200万円台 | 15名 | 3.0% | |
201万円〜300万円台 | 13名 | 2.6% | |
301万円〜400万円台 | 10名 | 2.0% | |
それ以上 | 0名 | 0.0% |
10万円以内の金額が必要だと回答した方の割合は43.8%と4割以上は比較的「小口」と言われている金額での融資を希望していることが分かります。
さらに20万円以内まで含めると54.8%で5割、50万円以内まで含めると80.0%となり、契約した限度額の結果から、みなさん必要な金額以上の大きな枠で契約している方が多いです。
では、この希望した金額はどのような理由で必要だったのでしょうか?次の質問で見ていきましょう。
生活費を補填する為 | 225名 | 45.0% | |
---|---|---|---|
娯楽費 | 122名 | 24.4% | |
医療費 | 42名 | 8.4% | |
住宅ローンの支払い | 31名 | 6.2% | |
他社ローンなどのおまとめ | 28名 | 5.6% | |
その他 | 52名 | 10.4% |
5年連続で生活費の補填が45.0%で1位になっています。
続いて、娯楽費が24.4%で2位となっており、約7割の方が生活費の補填や娯楽費にカードローンを利用している結果になりました。
また、年齢別にみると年齢が若い方ほど生活費の補填に利用している人が多く、娯楽費に関してはどの年代でも同じ割合で利用されていました。
2019年と2018年の調査結果では、3位に住宅ローンの支払いがありましたが、今年の調査で医療費が8.4%と住宅ローンを抜き、11人に1人が医療費目的でカードローンを利用していることが分かります。
カードローンの利用目的は自由なので、ケガや病気にかかる費用だけでなく、インプラントや美容整形、脱毛にも使うことができるので、年齢の若い方でも医療費目的で利用する人が増えています。
逆に減少したのが、おまとめローン。
2019年は全体の6.4%に対し、2020年は5.6%と減少していますが、17人に1人が利用しているという割合になりました。
その他にも異なる目的でカードローンを利用している方もいたので、一部紹介します。
- 受験費用
- 眼鏡購入
- 自動車の購入費用
- 引っ越し費用
- 学費の支払い
- Apple Watchの購入
カードローンの利用用途は自由なので、上記のように人によって借入れする理由は様々です。
では、次の質問を見てみましょう。
カード | 350名 | 70.0% | |
---|---|---|---|
振り込み | 60名 | 12.0% | |
ATM | 60名 | 12.0% | |
アプリ | 30名 | 6.0% | |
その他 | 0名 | 0.0% |
融資方法として、7割の方がカードを利用していることがわかります。
やはり、専用カードでコンビニATMなどを使って簡単に借り入れができるので、多くの方が利用しています。
その次に多いのが、振込で融資を受ける方法。
こちらは、インターネットや電話で希望金額を伝えるだけで借りれができるので、店舗に行かずに融資が受けられる便利な方法です。
そして、振込で融資を受ける方法と同率だったのが、ATMでの融資受け取り。
今やATMで借り入れするとなると、銀行ATMだけでなくコンビニATMでも融資を受けることができるので、土日祝日であっても、全国各地いつでもどこでも借り入れが可能です。
中には、利用するカードローンによってATM利用手数料が無料になるものもあるので、さらにお得に使うことができます。
アプリで融資を受け取る方法も、来店不要で借り入れできるメリットがありますが、利用明細やカードが手元に無いことが不安に感じてしまうこともあり、利用者数は30名と他の融資方法に比べて少ないです。
次に、借り入れ金額について見ていきましょう。
完済し利用していない | 154名 | 30.8% | |
---|---|---|---|
限度額まで借入した | 69名 | 13.8% | |
徐々に増えている | 69名 | 13.8% | |
徐々に減っている | 135名 | 27.0% | |
変わっていない | 73名 | 14.6% |
既に完済し利用していない方が154人の30.8%で1位、次に徐々に減っていると回答した方が135名で27.0%で2位という結果になっています。
このことから、皆さんしっかり計画を立てて、完済を目指していることが分かります。
返済金額が変わっていない方は6人中1人、徐々に増えているまたは限度額まで借入れしたという方は27.6%と3人に1人の割合いるのが現状です。
いつでも便利に借りられるというカードローンの特長から、どんどん借り入れをしてしまい、いつの間にか膨大な返済金額になっていた...という人も少なくありません。
カードローンは目的ローンとは異なり、限度額の範囲内なら何度でも借り入れができるので、借り入れと返済を繰り返していると返済期間も伸びてしまいます。
では、実際に毎月返済している金額を見ていきましょう。
0円〜1,000円以下 | 60名 | 12.0% | |
---|---|---|---|
1,000円超〜3,000円以下 | 33名 | 6.6% | |
3,000円超〜5,000円以下 | 42名 | 8.4% | |
5,000円超〜8,000円以下 | 52名 | 10.4% | |
8,000円超〜10,000円以下 | 68名 | 13.6% | |
10,000円超〜20,000円以下 | 113名 | 22.6% | |
20,000円超〜30,000円以下 | 48名 | 9.6% | |
30,000円超〜40,000円以下 | 36名 | 7.2% | |
40,000円超〜50,000円以下 | 20名 | 4.0% | |
50,000円超〜60,000円以下 | 9名 | 1.8% | |
60,000円超〜70,000円以下 | 13名 | 2.6% | |
それ以上 | 6名 | 1.2% |
月々の返済額は、10,000円超〜20,000円以下の方が22.6%と最も多く、続いて8,000円超〜10,000円以下の返済をしている方が13.6%という結果になりました。
毎月の返済額は、消費者金融、各カード会社によって最低金額が決められていて、借入金額や返済期間によっても変わります。
楽天銀行スーパーローンやバンクイック(※)の場合は10万円以下の借入れの場合は毎月最低2,000円、30万円超〜50万円以内の借入れの場合は毎月最低10,000円です。
※借入利率が年8.1%超の場合
この最低金額だけを、返済していれば生活にさほど負担はかかりませんが、10万円を返済するのに毎月2,000円の最低支払金額だけを支払い続けていれば利息を抜いたとしても4年以上、それに利息を加えれば、さらに完済するまでに時間がかかってしまいます。
次に、どのように返済金額を決めて返済しているのかを見ていきましょう。
業者指定の最低返済額のみを返済している | 320名 | 64.0% | |
---|---|---|---|
業者指定の最低返済額以上の金額を返済している | 166名 | 33.2% | |
その他 | 14名 | 2.8% |
約6割の方が業者指定の最低返済額のみ、3割弱の方が返済限度額以上の金額を返済していることが分かります。
ただ、最低返済額を支払い続けていると、元金はほとんど減らないので利息だけを支払っている状態になり、支払期間も長くなってしまうので結果的に損です。
毎月の返済額をなるべく少なくして、生活に負担をかけないようにできるのがカードローンのメリットでもありますが、最低返済額を支払い続けても完済するまでの期間は長期化してしまい、いつまでも完済することができません。
そのため、カードローンで借入れする前に、毎月いくら返済が必要なのか、完済までにどのくらいの期間がかかるのかをシミュレーションすることをおすすめします。
家族は知っている | 237名 | 47.4% | |
---|---|---|---|
友人は知っている | 49名 | 9.8% | |
友人・家族が知っている | 52名 | 10.4% | |
友人や家族には知られていない | 162名 | 32.4% |
家族は知っていると回答した割合が約5割と一番高く、2019年の調査結果と比べるとわずかではありますが、3%増えています。
反対に、家族や友人に知られていないと回答した人が162人で32.4%と減り、友人が知っているまたは友人・家族が知っていると回答した方が増加したという結果になりました。
では、家族や友人がカードローンを利用していることを知っている状況で、カードローンを利用している方はどのような理由で使っているのでしょうか?
友人・家族が知っている場合
- 生活費の補填 153名
- 娯楽費 76名
- 医療費 39名
- 住宅ローンの支払い補助 26名
- 他社ローンのおまとめ 23名
- その他 30名
誰にも知られていない場合
- 生活費の補填 72名
- 娯楽費 46名
- 医療費 12名
- 住宅ローンの支払い補助 5名
- 他社ローンのおまとめ 5名
- その他 22名
このように、友人・家族が知っている場合も、誰にも知られていない場合と同じような割合になっています。
数日程度滞納したことがある | 69名 | 13.8% | |
---|---|---|---|
数週間滞納したことがある | 41名 | 8.2% | |
1ヶ月以上滞納したことがある | 22名 | 4.4% | |
滞納はしたことがない | 368名 | 73.6% |
一番多かったのは、延滞をしたことがないという368名の73.6%。
期限にかかわらず延滞したことがあるという方は、26.4%と約3割の方が延滞を経験している結果になりました。
ほとんどの方は延滞せずに返済をしていますが、3人に1人の方が延滞を経験しているのが現状です。
また、500名中1ヶ月以上の滞納経験のある人が22名のうち1人ほど。
延滞は、短期間の延滞を何度も繰り返す、長期間延滞をすると、最悪の場合、強制解約となりブラックリストに載ってしまう可能性があるので注意してください。
これまで、カードローンの契約内容や返済についてみてきましたが、実際のところ皆さん何を重視してカードローンを選んでいるのでしょうか。次の質問を見てみましょう。
金利の低さ | 205名 | 41.0% | |
---|---|---|---|
融資までのスピード | 189名 | 37.8% | |
審査が通りやすそうなところ | 100名 | 20.0% | |
その他 | 6名 | 1.2% |
こちらも昨年と変わらず、5年連続で金利の低さを重視している方が最も多いです。
それに続いて審査までのスピードが37.8%で2位、審査が通りやすそうなところとして20.0%で3位という結果になりました。
やはり、金利は低ければ低いほど返済額が少なくなるので皆さん一番重視するところですし、さらに融資速度が早いところは便利に使うことができます。
その他にも、家族や周りにバレない、カードローンを利用するうえで不正利用がないよう安全性も気にしてカードローンを選んでいるという意見もありました。
次に、カードローンを契約する際に嫌だったことを見てみましょう。
会社に電話されることが嫌だった | 160名 | 32.0% | |
---|---|---|---|
書類提出など手続きが面倒で嫌だった | 101名 | 20.2% | |
郵送で自宅にカードが届くのが嫌だった | 98名 | 19.6% | |
思ったよりも融資まで時間がかかった | 39名 | 7.8% | |
その他 | 1名 | 0.2% | |
特になし | 101名 | 20.2% |
今年もの調査でも、会社への電話が嫌と感じている方が多く32.0%で1位となりましたが、郵送で自宅にカードが届くのが嫌だと感じているの割合は、昨年13.4%だったのに対し、今年は19.6%と大幅に増加しました。
やはり、家族や職場にカードローンを利用していることを知られたくない人の割合が多いためか、会社への在籍確認の電話や、自宅への書類郵送を嫌だと感じている人の割合が毎年高くなっています。
その他にも、書類提出など手続きが面倒、融資までに時間がかかったと回答した方も27.4%と、融資までにかかる時間に対して不満を抱えている方もいます。
不満の声もある中、結局カードローンって最初から使わなければいいんじゃないの?と思う方もいらっしゃると思います。では、実際にカードローンを利用して合ってよかったと思うのかを聞いてみました。
良かったと思う | 415名 | 83.0% | |
---|---|---|---|
なかったらいいと思う | 85名 | 17.0% |
カードローンやキャッシングがあって良かったと答えた人が83.9%と断突に多い結果になりました。
肯定的な意見としては、簡単に手続きが出来て借りやすい、急な出費に対応出来たという意見が見られましたが、その反面、否定的な意見として、使いすぎが不安、金利が高いとの声がありました。
確かにカードローンを使っていると、最初は簡単に返済できそうな気がして、借り入れを重ねていき、返済金額がどんどん増えていってしまう、、、なんて不安は確かにあります。
中には返済シミュレーションがわかりにくいものがあり、カードローンを利用している方の不安をさらに煽る事になってしまいます。
カードローンごとに返済までのサポートは異なりますので、なるべくサポートが充実しているところを選びたいものです。
インターネットからスマホで申込みをした | 269名 | 53.8% | |
---|---|---|---|
インターネットからパソコンで申込みをした | 111名 | 22.2% | |
無人契約機に行き申込みをした | 51名 | 10.2% | |
有人店舗へ行き店舗で申込みをした | 43名 | 8.6% | |
カードローンに電話し電話で申込みをした | 18名 | 3.6% | |
その他 | 8名 | 1.6% |
インターネットからスマホで申込をした方が269名で53.8%と最も多く、それに続いてインターネットからパソコンで申込みをした方が111名で22.2%の結果となりました。
インターネットから申込をしている人は2018年度の調査時に59.6%であったのに対し、今年は79.0%と年々増加していることがわかります。
カードローンの申込も、インターネットの普及と同時に増加し、今では店舗に足を運ばずに簡単に申込みができるようになりました。
また、インターネット方の申し込みでは即日融資に対応しているものが多く、すぐに借入れすることができるので便利に使えるのもインターネットからの申し込みならでは、というところでしょうか。
インターネットを利用して申込する人が増えたことで、電話からの申し込み、有人店舗に行って申し込みをする割合も減少しています。
やはり、電話の場合は即日融資に対応できないことが多く、中には営業時間が限られているものもあるのでインターネットからの申し込みに比べて、利便性は劣ってしまいます。
しかし、電話での申し込みや、有人店舗での申し込みだと、直接担当の人と話せて、分からないところをなんでも聞けるという安心感があるので、インターネットの申し込みが不安、カードローンについて詳しく知りたいという方にはおすすめです。
余りにも高すぎる | 159名 | 31.8% | |
---|---|---|---|
高いけど我慢出来る範囲 | 242名 | 48.4% | |
普通 なんとも思わない | 91名 | 18.2% | |
低い | 6名 | 1.2% | |
大変低い | 2名 | 0.4% |
カードローンの金利があまりにも高すぎると回答した方は31.8%、高いけど我慢できる範囲と回答した方は48.4%という結果になりました。
やはり、カードローンの金利を高いと感じている方は多いです。
少額の融資であれば、かかる金利も少なく返済期間もそれほどかけずに返済することができますが、借り入れ金額が多くなるほど利息や返済期間も増え、なかなか返済が終わらない、元金が減らないという事態に陥ってしまいます。
そのため、借り入れをする際はしっかり返済計画を立ててから借入れするようにしましょう。
カードローンを利用する中で、こんなサービスがあったらいい!という意見を利用者の方に聞いてみました。
- きちんと返済し、完済した債務者には何らかの特典を設けてほしい
- ポイント制度が欲しい
- 限度額を増やしてほしい
- 利用年数に応じた金利優遇
- 電話口サービス担当の態度がひどいので、電話担当従業員の対応マニュアルやトレーニングをもっと留意すべき
- 金利を低くして、長期で、無理なく返済できるようにしてほしい
- 用途に応じて金利を変えてほしい
- 在籍確認の電話をやめてほしい
- 延滞したら延滞しているという知らせが欲しい
- ポイントによる返済
- 細かな説明と納得のいく分かりやすく書かれた説明書
- 利息返済後の元金はどうなっているのか分かりやすくしてほしい
- 金利とローンの返済金額の可視化
- 不正利用がなくなるようなサービス
- 毎月の返済額以上の金額を払った場合は金利を低くしたりしてもらいたい
- 返済プランを一定額ではなく、時に融通が効くとありがたい
500名の回答の中で、やはり金利を低くしてほしいとの声が半数以上ありました。
次に多かったのは、返済プランが分かりにくいとの意見です。
ゼニエモンも思いますが、◯万円を借りたら毎月の最低返済額が◯円で、どのくらいの期間払い続ける必要があるのか、元金・利息はいくらなのかという部分は、確かに分かりにくい点ではあります。
毎月の最低返済額や支払利息は業者ごとに異なってしまいますが、もっと簡単に自分の返済プランが確認できれば完済までの見込みもつくので安心ですよね。
多くのカードローン会社では、自社のホームページで「返済シミュレーション」ができるようになっていますが、実際に借入れしてみると金利や返済額が異なることもあるので、自分だけの計画プランがアプリなどですぐに確認できるようになると便利に使えそうです。
2020年はこのような結果になりました。
多くの方がカードローンの利用に満足していて、カードローンやキャッシングがあって良かったと感じていることが分かります。
カードローンはインターネットやアプリからいつでも借入れができるので、ついつい使いすぎてしまうこともありますが、実際は借金であることを忘れないでください。
また、調査結果からみんなが契約している金利、毎月の返済額などがわかりました。
現在、カードローンを利用している方も、みんなの契約内容と比較して、自分の借入れ条件や利便性に満足していないのであれば、カードローンの見直しを考えてみる事も大切です。
見直しをすることで、新たなメリットも見つかるかもしれません。
調査概要
調査方法 | インターネット調査 |
---|---|
調査対象者数 | 500名 |
調査対象地域 | 全国 |
調査対応年齢 | 20代〜50代の男女
■内訳 |
実査委託先 | 楽天インサイト(2020年3月) |
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