みずほ銀行住宅ローンについて徹底調査!あらゆる角度で解説します!
みずほ銀行の住宅ローンには、変動金利と固定金利の両方が選べる「全期間重視プラン」、金利が変わらない「全期間固定プラン」、そして「フラット35」の3つのプランが用意されています。
プランが3つあるので、あなたの収入やライフスタイルに合わせた選択ができ、無理のないローンの返済計画が立てられるのが特徴です。
また、口座を持っていない人や物件が決まっていない人も申し込みOKなので、誰でも気軽に事前診断が受けられるのも嬉しいポイントとなっています。
審査に通るか不安な方は、24時間受け付けしておりネットから無料で利用できる「AI事前診断」を受けると審査に通りそうか判断が可能です。
これから住宅ローンを組もうと考えている方は、みずほ銀行を検討してみてください。
この住宅ローンに向いている人
- 家計に占める住宅ローンの返済の割合を低くしたい人
- 金利変動のリスクを見極めながらお得に返済したい人
- 将来の金利上昇を懸念する人
- 将来的に世帯収入が減少や教育費などの負担増が予測される人
この住宅ローンに向かない人
- 低金利で充実した疾病保障を利用したい人
- 諸費用を抑えて住宅ローンを組みたい人
実質年率(変動金利) | 借入可能額 | 仮審査時間 | 保証人 | 総量規制 | 職場連絡 |
---|---|---|---|---|---|
0.475%〜 | 50万円〜1億円 | 最短当日〜5営業日以内 | なし | 対象外 | - |
遅延利率 | 申込資格 | 返済システム | 来店必要の有無 | ||
- | 20歳以上71歳未満 | 毎月元利均等返済または毎月元金均等返済 | 来店が必要 |
借入が必要になったら三井住友銀行カードローン
国内三大メガバンクの1つである三井住友銀行 カードローン。
三井住友銀行 カードローンの最大の魅力は、銀行ならではの金利とユーザーサービスの両立です。
三井住友銀行 カードローンは、年1.5%〜14.5%と低金利なうえ、銀行系カードローンには珍しい「郵送物なし・在籍確認の電話回避可能」といったユーザーサービスを受けることができます。
他にも、全国の三井住友銀行ATMや提携コンビニATM(ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート)で手数料0円と、いつでも手軽に借入・返済可能です。
また、普段から三井住友銀行の口座を使っている方はもちろん、そうでない方でも口座開設不要で申し込みできます。
安定した年収がある方におすすめできるカードローンです!
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 保証人 | 口座開設 | 職場連絡 |
---|---|---|---|---|---|
年1.5%〜14.5% | 10〜800万円 | 最短当日(※) | 無し | 不要 | 有り |
遅延損害金利率 | 申込資格※ | 保証会社 | 来店必要の有無 | ||
年19.94% | 20歳〜69歳 | SMBCコンシューマーファイナンス | ネット上のみで完了 |
※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。
みずほ銀行住宅ローンの申込資格
みずほ銀行住宅ローンの申し込み資格は以下のようになっています。
- 満20歳以上71歳未満の人
- 完済時が満81歳未満の人
- 団体信用生命保険に加入できる人
- 安定した収入がある人
- 保証会社の保証を受けられる人
- 日本国籍の人または永住許可などを受けている外国人
以上の条件をすべて満たしていれば申し込みが可能です。
属性
勤続年数が短くても通る可能性がある
一般的な住宅ローンは、勤続年数が1年以上は必要とされています。
しかし、みずほ銀行住宅ローンなら、勤続3か月以上から審査対象です。
そのため、転職直後の方でも審査に通る可能性があります。
「転職したばかりで住宅ローンが組めないかも」と悩んでいるなら、みずほ銀行住宅ローンを候補に入れておくと良いでしょう。
頭金が少ない方でも対応可能
みずほ銀行では、諸費用やオプション工事なども住宅ローンに組み込み可能です。
そのため、頭金が少ない方でも申し込みできる可能性があります。
自営業や個人事業主でも申し込み可能
住宅ローンの中には、自営業や個人事業主は不可というところがあります。
しかし、みずほ銀行住宅ローンなら、自営業や個人事業主でも申し込みが可能です。
自営業や個人事業主の人は、みずほ銀行住宅ローンを検討してみる価値はあるでしょう。
みずほ銀行住宅ローンの融資までの流れ
みずほ銀行住宅ローンの融資までの流れは以下の通りです。
- 店頭か電話で相談
- 申し込み
- 審査
- 連絡
- 契約
- 借り入れ
店頭で相談をする場合、相談の予約が必要です。
予約をする際は、みずほ銀行の公式サイトにアクセスして、「予約する」をクリックします。
曜日や時間帯、エリアから絞り込んで、都合の良い日程と店舗を選択しましょう。
ここでは、住宅ローンに関する分からない点や不安な点を質問できるので、気になる部分をまとめてから足を運ぶのがおすすめです。
例えば、以下のような相談に乗ってもらえます。
- 住宅ローンをどれくらい借りられるか知りたい
- 住宅ローンの借り換えで家計を見直したい
- 自分の目的にあった資産運用を考えたい
- 将来を見据えてライフプランを考えたい
- 複数の保険会社の様々な商品から、自分にあった保険を見つけたい
相談後は、申し込み手続きに進みます。
実印と必要書類を用意して店舗まで行くと、申し込み手続きの案内がされるので、それに従って手続きをしましょう。
分からない点はスタッフの方が丁寧に教えてくれるので、安心して申し込み手続きに臨んでください。
その後、みずほ銀行と保証会社の両方から審査を受けます。
申し込み内容などによっては、追加で書類の提出が求められる可能性があるので、その際は迅速に対応しましょう。
また、申し込み内容の確認のために自宅や勤務先に電話がかかってくる可能性があります。
審査にかかる日数は、最短当日〜5営業日以内です。
仮申し込みから借り入れまでの日数を換算すると、ネットなら30日以上、郵送なら45日以上となっています。
みずほ銀行から審査結果の連絡があり、審査に通ればそのタイミングで契約希望日時などの確認をします。
住宅ローンを契約する際は、本人・連帯債務者・担保提供者・連帯保証人の方がみずほ銀行に足を運ぶ必要があります。
全員が揃わなければ、契約書類の作成を進められないので注意しましょう。
購入する物件の売買日に合わせて、口座に借入金が入金されます。
売買の手続きが完了したあと、抵当権の設定がされます。
必要書類について
みずほ銀行住宅ローンでは、会社員・公務員と自営業・法人代表者などの属性によって、必要書類が違います。
また、申し込み内容や審査状況によって、表にない書類の提出を求められる場合もあります。
その際は銀行から指示があるので、その指示に従って必要書類を用意してください。
会社員・公務員など(給与所得者)に必要な書類
必要書類 | 様式 | 入手先 | 備考 |
---|---|---|---|
運転免許証 | コピー | ‐ |
・本籍地記載不要 ・裏面記載があれば裏面もコピー |
健康保険証 | コピー | ‐ | ・裏面記載があれば裏面もコピー |
住民票 | 原本 | 市区町村役場 | ・発行後3ヶ月以内 ・家族全員記載(続柄記載) ・同居していない連帯保証人担保提供者がいる場合は、その日との住民票も必要 |
印鑑証明書 | コピー | 市区町村役場 | ・契約時別途原本2本必要 |
源泉徴収票 | 原本 | 勤務先 | ・前年度分 |
住民税決定通知書 | 原本 | 市区町村役場 | ‐ |
確定申告書(確定申告した方のみ) | コピー | ‐ | ・納税証明書も要提出 |
自営業・法人代表者に必要な書類
必要書類 | 様式 | 入手先 | 備考 |
---|---|---|---|
運転免許証 | コピー | ‐ |
・本籍地記載不要 ・裏面記載があれば裏面もコピー |
健康保険証 | コピー | ‐ | ・裏面記載があれば裏面もコピー |
住民票 | 原本 | 市区町村役場 | ・発行後3ヶ月以内 ・家族全員記載(続柄記載) ・同居していない連帯保証人担保提供者がいる場合は、その日との住民票も必要 |
印鑑証明書 | コピー | 市区町村役場 | ・契約時別途原本2本必要 |
課税証明書 | 原本 | 市区町村役場 | ‐ |
確定申告書 | コピー | ‐ | ・過去2年分 ・税務署の受付印があるもの |
法人決算報告書(法人代表者の方のみ) | コピー | ‐ | ・過去2年分 ・税務署の受付印があるもの |
会社員・公務員・自営業・法人代表者に必要な書類(不動産関連)
必要書類 | 様式 | 入手先 | 備考 |
---|---|---|---|
住宅地図 | コピー | ‐ | ‐ |
土地登記簿謄本 | 原本 | 法務局 | ・発行3ヶ月以内 |
公図 | コピー | 法務局 | ・マンション購入時(パンフレット代用可能) |
地積測量図 | 原本 | 法務局 | ・マンション購入時不要 ・建築確認済証添付の求積図など ・土地を測量した図面コピー |
建物登記簿謄本 | 原本 | 法務局 | ・新築注文住宅不要 ・新築マンション不要 |
建物配置図 | 原本 | ‐ | ・マンション購入時不要 |
建物平面図 | 原本 | ‐ | ‐ |
建築確認済証(配置図間取図付き) | コピー | ‐ | ・マンション購入時不要 |
見積書(請負契約書) | コピー | ‐ | ・新築注文住宅のみ不要 |
売買契約書 | コピー | ‐ | ・新築注文住宅のみ必要 |
重要事項説明書(パンフレット) | コピー | ‐ | ・新築注文住宅のみ不要 |
土地賃貸借契約書(敷地が借地の場合) | コピー | ‐ | ‐ |
・地主の承諾書 ・印鑑証明書 |
原本 | ‐ | ・マンション購入時不要 |
審査と在籍確認について
みずほ銀行では、仮審査・事前審査と本審査の2段階の審査が行われます。
その過程で、以下の項目をチェックされます。
- 年齢
- 健康状態
- 年収
- 雇用形態
- 保証会社・保証人
- 国籍
- 対象物件
- 借入可能額
年齢
みずほ銀行住宅ローンは、満20〜71歳未満の方が申し込みできます。
ただし、81歳までにローンを完済する必要があるので、例えば47歳の方が住宅ローンを組む場合は、最長で34年のローンとなります。
これは、35年以上の返済期間となると、「47歳+35年=82年」となり81歳までにローンが完済できないからです。
みずほ銀行住宅ローンに申し込む場合、81歳までに完済できるギリギリの返済期間にすると審査に通る可能性が高くなると言えるでしょう。
健康状態
みずほ銀行住宅ローンでは、契約時に団体信用生命保険(団信)への加入が必須です。
そのため、健康状態が悪いと団信に加入できず、住宅ローンの審査が通らない可能性があります。
もちろん、「健康状態が悪い方は絶対に住宅ローンが組めない」というわけではありません。
健康状態によって団信に加入できない方向けに、ワイド団信という制度が用意されています。
ワイド団信とは加入条件を緩和した団信で、一般の団信と保障内容は変わりありません。
みずほ銀行ではワイド団信を取り扱っているため、こちらを利用すれば健康状態に不安がある方でも、審査に通る可能性があります。
ちなみに、みずほ銀行のワイド団信は「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険」が引き受け先となっています。
ワイド団信を利用する場合、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険とは異なる保険会社を引き受け先とする住宅ローンに、同時申込した方が審査に通りやすくなるでしょう。★確認★
年収
みずほ銀行住宅ローンでは、明確な年収の条件は提示されていません。
商品概要説明書には、「安定した収入がある方」とだけ記載されています。
ただし、一般的な住宅ローンでは年収300万円以上という基準を設けているところが多いため、みずほ銀行住宅ローンの審査に際しても、年収300万円以上あった方が良いと考えられます。
雇用形態
みずほ銀行住宅ローンは、正社員や公務員はもちろん契約社員でも申し込みが可能です。
基本的には、安定した収入があれば問題ないでしょう。
ただし、派遣社員の場合みずほ銀行住宅ローンは利用できません。
フラット35であれば派遣社員の方でも申し込みできるので、フラット35を検討してみてください。
保証会社・保証人
みずほ銀行住宅ローンでは、基本的に保証人は不要です。
ただし、みずほ銀行系列である「みずほ信用保証株式会社」の保証が必要になります。
また、加えて保証料を支払う必要があり、保証料は住宅ローンの契約額や支払い方式によって異なります。
契約額 | 一括で前払いする方式 | 前払いしない方式 |
---|---|---|
2,000万円 | 41万2,220円〜144万2,940円 | 71万3,243円 |
3,000万円 | 61万8,330円〜216万4,410円 | 107万円 |
4,000万円 | 82万4,440円〜288万5,880円 | 142万6,731円 |
前払いしない方式では、年0.2%の金利が上乗せされるため割高になります。
場合によっては、借入額の7%を保証料として支払う必要が出てくるので、可能であれば一括で前払いする方が良いでしょう。
国籍
みずほ銀行住宅ローンでは、原則として日本国籍を持っている方が申し込み対象です。
また、外国籍であっても永住許可などを受けていれば審査に申し込めます。
対象物件
みずほ銀行住宅ローンでは、資金使途を以下のように記載しています。
本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築・増築・改築、底地の買取資金
※賃貸の目的にはご利用できません。
火災保険料、保証会社手数料・保証料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、リフォーム費用、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金
投資用物件としての申し込みはできず、あくまでも自分が住むための住宅購入資金として審査を受けなければなりません。
また、自分が住む住宅だったとしても、セカンドハウスや別荘は融資対象外です。
セカンドハウスの購入を検討している場合は、「みずほセカンドハウスローン」が用意されているので、そちらを利用してみてください。
借入可能額
みずほ銀行住宅ローンでは、借入可能額を「50万円以上1億円以内(1万円単位)」と設定しています。
最高で1億円まで融資してくれるため、比較的高額な物件の購入でも利用できます。
また銀行によっては、個別審査によって上限を超える融資に対応しているところもあります。
1億円以上の融資を検討している方は、みずほ銀行の人に相談してみると良いでしょう。
審査期間
みずほ銀行住宅ローンでは、仮審査と本審査の2回に分かれています。
それぞれの審査にかかる期間は以下の通りです。
仮審査・事前審査 | 最短当日〜3営業日 |
---|---|
本審査 | 2週間〜3週間 |
仮審査・事前審査の申し込みから実際に借り入れが開始するまでは、1か月ほどかかる可能性があります。
在籍確認
みずほ銀行住宅ローンでは、本当に申込書記載の会社へ所属しているか確認する、在籍確認が必須です。
会社の代表番号にみずほ銀行の名前で電話がかかり、自分へ取り次がれた後は何点か質問を受けます。
「直接部署に電話してほしい」といった希望は通らず、希望できるのは時間だけです。
また、質問は以下のような質問がされるので、そのつもりで電話を受けるようにしてください。所要時間は5分程度となっています。
- 生年月日
- 新住居から会社までの通勤時間
- 引っ越しの時期
- 借入金額の確認
- 共有者の確認
- 住宅ローン控除の確認
金利について
みずほ銀行住宅ローンでは、変動金利か固定金利から選択可能な「全期間重視プラン」、金利が変わらない「全期間固定プラン」、「フラット35」の3つのプランが用意されていて、全て金利が異なります。
全期間重視プラン
「全期間重視プラン」は、変動金利と固定金利のどちらも選択できます。
固定金利は適用期間が決められているので、その後は希望に応じて「変動金利方式」か「固定金利選択方式」のどちらかを選ぶ流れです。
【変動金利方式】
適用期間 | 基準金利 | ローン取扱手数料型 (保証料を前払いしない方式) |
保証料を一部前払いする方式 |
---|---|---|---|
- | 2.475% | 0.375%〜0.675% | 0.525%〜0.725% |
【固定金利選択方式】
適用期間 | 基準金利 | ローン取扱手数料型 (保証料を前払いしない方式) |
保証料を一部前払いする方式 |
---|---|---|---|
固定2年 | 2.50% | 0.40%〜0.70% | 0.55%〜0.75% |
固定3年 | 2.50% | 0.40%〜0.70% | 0.55%〜0.75% |
固定5年 | 2.50% | 0.40%〜0.70% | 0.55%〜0.75% |
固定7年 | 2.65% | 0.55%〜0.85% | 0.70%〜0.90% |
固定10年 | 2.75% | 0.65%〜0.95% | 0.80%〜1.00% |
固定15年 | 3.15% | 1.05%〜1.35% | 1.20%〜1.40% |
固定20年 | 3.20% | 1.10%〜1.40% | 1.25%〜1.45% |
※全て金利引き下げを適用した場合、金利はすべて年率
こちらの全期間重視プランは、固定金利と変動金利の良いとこ取りをしたい人におすすめです。
また、家計に占める住宅ローンの返済の割合を低くしたい方や、低金利をフル活用したい方にも最適なプランとなっています。
金利変動によるリスクを見極めながら上手に返済したい場合は、全期間重視プランがおすすめです。
全期間固定プラン
「全期間固定プラン」は借入期間が11年以上35年以内の人のみが利用でき、完済まで固定金利になるプランです。
金利上昇の心配がなく、返済計画が立てやすいのが特徴です。
【ローン取扱手数料型(保証料を前払いしない方式)】
基準金利 | 年率-0.55% | 年率-0.45% | |
---|---|---|---|
固定11年〜15年 | 1.47% | 0.92% | 1.02% |
固定16年〜20年 | 1.54% | 0.99% | 1.09% |
固定21年〜25年 | 1.58% | 1.03% | 1.13% |
固定26年〜30年 | 1.61% | 1.06% | 1.16% |
固定31年〜35年 | 1.63% | 1.08% | 1.18% |
【保証料を一部前払いする方式】
基準金利 | 年率-0.5% | 年率-0.4% | |
---|---|---|---|
固定11年〜15年 | 1.47% | 0.97% | 1.07% |
固定16年〜20年 | 1.54% | 1.04% | 1.14% |
固定21年〜25年 | 1.58% | 1.08% | 1.18% |
固定26年〜30年 | 1.61% | 1.11% | 1.21% |
固定31年〜35年 | 1.63% | 1.13% | 1.23% |
※金利はすべて年率
変動金利だと、場合によっては返済額が高くなる恐れがありますが、固定金利は完済まで変動する心配がありません。
また、将来的に世帯収入の減少が予測される場合や、教育費などで支出が増えると考えられる場合も、固定金利なら返済計画が立てやすいメリットがあります。
変動金利の見極めに自信がない方や、将来の計画を明確にしておきたい方は、全期間固定プランを選択すると良いでしょう。
フラット35
「フラット35」は、住宅金融支援機構と提携したプランです。
最長35年という長期固定金利となっていて、所得が少ない方でも組みやすい住宅ローンとして知られています。
またフラット35なら、借り入れから完済まで金利変動の影響を受けず、保証料や繰り上げ返済時の手数料が不要です。
将来的な金利上昇を懸念している方にはピッタリのプランと言えるでしょう。
【手数料定額型】
融資率が90%以内の場合 | 融資率が90%超100%以内の場合 | |||
---|---|---|---|---|
借り入れ期間 | 基準金利 | 割引プラン適用金利 | 基準金利 | 割引プラン適用金利 |
15年〜20年まで | 1.43% | 1.33%〜1.35% | 1.69% | 1.61% |
21年〜35年まで | 1.56% | 1.46%〜1.48% | 1.82% | 1.74% |
融資手数料:3万3,000円
手数料定額型は融資手数料を定額で支払う方式で、融資額にかかわらず手数料が一定になります。
定率型と比較して借入時の費用を抑えられるので、頭金に余裕がない人におすすめです。
【手数料定率型】
融資率が90%以内の場合 | 融資率が90%超100%以内の場合 | ||
---|---|---|---|
借り入れ期間 | 基準金利 | 割引プラン適用金利 | 適用金利 |
15年〜20年まで | 1.43% | 1.33%〜1.35% | 1.50% |
21年〜35年まで | 1.56% | 1.46%〜1.48% | 1.63% |
基準手数料率 | 割引プラン |
---|---|
1.870% | 1.43% |
「融資定率型」は、融資額に手数料率を掛けた金額を支払うことになります。
融資定額型と比べると借り入れ金利が低くなるため、総返済額を抑えられるのが特徴です。
返済方法
みずほ銀行住宅ローンでは、以下の2つの返済方法から選択できます。
- 毎月元利均等返済
- 毎月元金均等返済
毎月元利均等返済
毎月元利均等返済とは、元金と利息の合計金額が均等になる方式です。
毎月の返済額が一定なので、返済計画を立てやすいのが魅力となっています。
ただし、最初のころは返済額に利息が占める割合が高くなるため、元金の返済スピードは遅いのがデメリットです。
毎月元金均等返済
毎月元金均等返済は、元金を均等に割った金額に利息を足した金額を返済する方式となっています。
返済当初は返済額が高くなりますが、元金が減るにつれて利息も減るため、徐々に返済額の負担が減る点がメリットです。
また、元金が毎月均等に減るので、毎月元利均等返済と比較すると返済総額が少ないのも特徴です。
みずほ銀行住宅ローンのメリット・デメリット
みずほ銀行住宅ローンには3つのプランが用意されている点や、ワイド団信の取り扱いがある点など様々なメリットがありました。
しかし、デメリットとなる部分もあるため、ここではメリットとデメリット両方について確認していきましょう。
みずほ銀行住宅ローンのメリット
みずほ銀行はメガバンクの1つのため、滅多に潰れない安心感があります。
また、長期固定金利は非常に低金利なので、まず選択肢として入れておきたい住宅ローンと言えるでしょう。
加えて健康面に不安がある方でも、ワイド団信の取り扱いがあるみずほ銀行住宅ローンなら、審査に通る可能性があります。
金利幅も広く設定されているので、下限金利では契約できなかったとしても、少し金利を上げての契約なら可能かもしれません。
このように、豊富なプランや設定によって健康面や返済面で不安を抱えている方でも住宅ローンを組めるようにしているのが、みずほ銀行です。
他の住宅ローンで審査に落ちた方でも借り入れできる可能性があるので、ぜひ検討してみてください。
注文住宅を購入する方や中古住宅のリフォームを考えている方、リノベーションを検討している方にも利用しやすくなっています。
みずほ銀行住宅ローンのデメリット
みずほ銀行住宅ローンの変動金利は、他のネット銀行と比べると割高です。
また、メリットとして挙げた全期間重視プランの金利幅は、見方を変えるとデメリットにもなります。
というのも、金利幅があるということは、審査後でないと融資金利が確定せず、高い金利が適用される可能性があるからです。
場合によっては希望通りの金利にならず、想定より総返済額が増える恐れもあるのです。
もちろん金利に関して不安がある場合、担当者と相談して検討すれば、希望の金利を適用される可能性はあります。
以上のようなデメリットがあるため、その点を理解したうえで申し込みましょう。
まとめ
今回は、みずほ銀行の住宅ローンについて解説しました。
みずほ銀行の住宅ローンには大きく分けて3つのプランが用意されており、年収・雇用形態や将来の返済計画から、自分にあったものが選べるのが特徴です。
また、みずほ銀行は「ライフステージ応援プラン」という返済額増減サービスも提供しています。
例えば、収入に余裕がある時期は返済額を増額して、配偶者の産休・育休中や子供の在学中は減額するなど、ライフイベントに応じて返済額の見直しができるのです。
とにかく、ひとり一人のライフスタイルに合わせて住宅ローンを組めるのがみずほ銀行です。
他の住宅ローンでは審査落ちした方でも借り入れできる可能性があるので、住宅ローンの申し込みを検討している方は、ぜひ申し込みをしてみてください。。