マイナポイントの仕組みってどうなってる?申込方法やポイントを受け取るタイミングも解説!

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マイナポイントをもらったゼニエモンの図

ニュースから度々聞こえるマイナポイント、気になっていませんか?


お買い物で使える5,000ポイント付与とか最大2万ポイント付与とか聞くと、マイナンバーカード作った方がいいかも…なんて思ってしまいますよね。


でも作る前に、「本当にマイナポイントが欲しいですか?」とゼニエモンは問いかけたいです。


その理由は、マイナポイントはどのようにポイントが付いて付与されたポイントがどのように使えるのか、仕組みを知らないと「納得度」が違うからです。


このページでは「マイナポイントをもらおうかな〜。」と考えている人に向けて、マイナポイントの仕組みや付与条件などをまとめています。


ぜひ参考にしてみてくださいね。

    マイナポイントってどんなポイントなの?

    マイナポイントについて調べている図


    ところでみなさんは、「マイナポイント」はどういうポイントなのか知っていますか?


    実はマイナポイントというのは事業名で、マイナポイントというポイントは存在していません。


    マイナンバーカード取得後にマイナポイントへ申込み、以下のうちどれかを登録することで、指定した先のポイントが付与される仕組みになっています。

    • QRコード決済
    • 電子マネー
    • クレジットカード

    現在行われているのは、マイナンバーカードで登録したキャッシュレス決済を利用したときに、上限5,000円分のポイント付与となるものです。


    つまりマイナポイントといっても、付与されるのは登録したキャッシュレス決済のポイントになるってことなんです。


    理解してないと、まったく分かりませんね!


    登録しただけではもらうことはできない

    「マイナンバーカードを発行すればマイナポイントがもらえる!」と思っている人も多いですが、マイナンバーカードを作ってもマイナポイントが自動的にもらえるわけではありません。


    そもそもマイナポイントは、「マイナンバーカードとキャッシュレス決済の普及を促進する目的」で始まったので、マイナンバーカードとキャッシュレス決済を組み合わせないと意味がないのです。


    マイナポイントをもらうためには3つのステップが必要で、どのキャッシュレス決済を登録するか決めなければいけません。

    ポイントを得るためには電子マネーやクレジットカードの紐づけが必要

    マイナポイントをクレジットカードと紐づけている図


    マイナポイントをもらうために必要なステップは、下記の通りです。


    マイナンバーカードを取得する

    マイナンバーカードの受け取りは、申請から約1か月かかります。


    申請は以下の5つの方法から選べます。


    • スマートフォン申請
    • パソコン申請
    • 証明用写真機での申請
    • 郵便で申請
    • 住んでいる市区町村の窓口で申請(役所やコンビニなど)

    マイナンバーカードが届いたら予約または申込を行なう

    予約と申込は、以下の5つの方法から選べます。


    • iPhoneで予約・申込
    • androidで予約・申込
    • パソコンで予約・申込
    • マイナポイント手続きスポットで予約
    • 市区町村窓口やコンビニなどで予約・申込

    マイナポイント申込後はキャッシュレス決済にチャージか利用をする

    登録をしたキャッシュレス決済にチャージするか、決済を利用してお買い物をするとポイントをもらうことが可能です。


    今は2万円のチャージまたは利用で、上限5,000円分のポイントがもらえます。

    ※2021年12月31日まで


    マイナポイントの予約・申込に必要なものは3つ

    @マイナンバーカード

    A数字4桁の暗証番号

    B決済サービスのIDやセキュリティコード


    暗証番号を忘れた、または間違えてロックがかかったときは、住民票のある市区町村の窓口で利用者証明用電子証明書パスワードの再設定が必要です。


    難しそう…と思ったら、役所へ出向くと手続きを教えてくれますよ。


    スマートフォンでマイナンバーカードが読み取れない時の解決策

    ・パスワード入力後すぐに読取りをするので、マイナンバーカードの顔写真が左に来るようにセットして読取りをする。


    ・読取り完了までに5秒以上かかることもあるので慌てない。


    ・金属製の机の上だと反応しないことがあるので、床などで読取りを行う。


    ・スマホカバーは外さないと反応しません。


    ・充電やイヤホンなどのケーブルは外す。


    ・androidのときは、NFC/おさいふケータイ機能をONにすること。


    今話題の2万円のマイナポイントについて

    マイナポイントの第二弾キャンペーンを楽しみにしている図


    「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」として、マイナポイント第2弾が始まる予定です。


    内容は下記の通り。


    @マイナンバーカードを新規に取得した方に最大5,000円相当のポイント


    こちらは決済サービスと紐づけて利用することで、決済の25%(上限5,000ポイント)が還元される形となります。


    マイナンバーカードを既に取得した方のうち、現行マイナポイントの未申込者を含みます。


    A健康保険証としての利用登録を行った方に7,500円相当のポイント


    こちらはマイナンバーカードを健康保険証として利用申込することでポイントが還元されます。


    すでに登録した方、利用申込みを行った方を含みます。


    B公金受取口座の登録を行った方に7,500円相当のポイント


    @〜Bの登録は、すべてセブン銀行ATMなどでできます。


    手続きはスマホで簡単!


    マイナポータルのトップ画面の画像


    「マイナンバーカード 保険証」などのキーワードで検索して、マイナポータルを開きます。


    登録するにはマイナポータルのアプリが必要なので、持っていない人はあらかじめアプリをダウンロードしておくのがおすすめです。


    マイナンバーカード読み取り画面の画像


    申込ボタンを押すとマイナンバーカード読取り画面に切り替わるので、スマホの下にマイナンバーカードを置いて読取りを行ってください。


    マイナポイントの登録が完了した画面の画像


    上記の画面が映ると、申込完了です。


    Bは預貯金口座を登録することでポイントが還元されます。


    AとBは申込だけでポイントがもらえますが、申込後のポイント付与の方法と時期は未定(※2021年12月時点)となっています。


    @のように使わないともらえないわけではないものの、決済サービスの紐づけが必要になるか、地域で使えるクーポンとして発行するのかも気になるところですね。


    マイナポイントが欲しくて保険証を登録したい人は、ポイントがどのように付与になるか決定してから申込むのがいいでしょう。


    登録はスマホから簡単にできますからね。


    子どものマイナポイントってどう申込むの?


    自分の子どもが18歳未満で未成年だった場合、マイナポイントの予約・申込はどうなるのか気になっている親御さんも多いでしょう。


    こちらは規約上、法定代理人名義のキャッシュレス決済サービスをポイント付与対象として申込むことができます。


    ただし、同じキャッシュレス決済に複数人を登録することはできません


    例えば、法定代理人となる父親がPayPayを紐づけている場合は、子どもは同じキャッシュレス決済を選ぶことはできません。


    別のキャッシュレス決済を選ばなければいけないので、注意しましょう。


    ただしLINEPayや楽天Edyなど同じキャッシュレス決済でも、家族が個々に発行したものであれば問題はありません。

    マイナポイントは何に使えるの?

    マイナポイントを使って買い物をした図


    付与されたポイントはQR決済、クレジットカード、電子マネーそれぞれのポイントとなります。


    期間限定ポイントではないので、決済時に使うこともできれば、移行することもできます。


    ただし、チャージでポイントが付くのか、物品等の購入でポイントが付くのか、両方対応しているのかは決済サービスにより異なるため、選択前に確認が必要になります。


    マイナポイントの付与例

    カテゴリ サービス名 付与ポイント チャージor利用
    電子マネー nanaco nanacoポイント 残高確認またはチャージ
    QRコード LINEPay LINEポイント 利用
    クレジットカード 楽天カード 楽天ポイント 利用
    デビットカード JCB OkiDokiポイント※MyJCBでの事前手続きが必要 利用
    プリペイドカード ヤマダマネー ヤマダマネーポイント チャージ

    チャージでも利用でも、日常で良く使うキャッシュレス決済にしておいた方が便利です。


    登録してポイント付与されたけどそのまま忘れてた…なんてことにならないように、有効期限も気を付けておきましょう。

    マイナポイントをもらえるタイミングについて確認してみよう

    マイナポイントが早く欲しい人の図


    マイナポイントに申し込んでキャッシュレス決済をしたはいいけど…ポイントはいつ付与になるの?という疑問が出てきたら、ここをチェックしてみましょう。


    マイナポイント付与のタイミングは、登録した決済により異なる


    ポイントの付与はどれも同じタイミングではなく、登録したキャッシュレス決済によって異なります


    例えば電子マネーWAONを登録した場合は、当月1日から末日までのチャージ額に応じて翌月28日にポイントが付与されます。


    また楽天ペイは、利用月の翌々月の末頃に付与されます。


    ちなみに、ゼニエモンはdカードをマイナポイントに登録したので、下記の通りになります。


    dカードは決済完了後に売上情報の確定ができたタイミングでの付与になるため、こまめにポイントが付きます。


    まとめての付与もいいけど、これはこれで得した気分です。


    25%のポイントが還元ですから、1,000円で250円分のポイントがもらえますよ!


    マイナポイントが付与されている様子の画像


    まとまってポイントが欲しいときは、WAONや楽天ペイのように締日から翌月以降にまとめて付与のタイプがおすすめです。


    心配だからこまめにポイントが欲しい人は、dカードのように決済確定後に付与されるキャッシュレス決済を選ぶといいですね。


    付与タイミングの例

    決済名 付与タイミング
    Suica 1か月分のチャージ額に応じて翌月中にまとめて付与
    auPay 決済ごと
    三井住友カード 累計2万円。2万円に満たない場合は期間終了後に利用金額の25%分の付与
    PayPay 決済ごと
    エポスカード 月間1回の対象期間の利用分に対してまとめて付与

    三井住友カードのように、利用額が2万円になったらマイナポイントが付与になり、2万円以下は期間終了後に25%付与というものもあるので、すぐにポイントが付与されなくても焦らないようにしましょう。


    それぞれで付与タイミングは違うことを、理解しておくのが大切です。

    キャンペーンはいつまでやっているの?

    マイナンバーカードを早めに作ることを推奨する人の図


    現在の最大5,000ポイント付与は、2021年12月末で終了となります。


    ただし、第2弾キャンペーンは開始することが決まったものの、日程や付与方法については未定です。


    現在の情報として有力なのは来年から始まり、保険証のマイナポイントは5月頃、預貯金口座は7月頃から行われるのではないかということです。


    現在のキャンペーンは、今月中に2万円を使う予定があって既にマイナンバーカードを持っている人におすすめできます。


    ただ、これから申し込む人はマイナンバーカードが届いたときにキャンペーンが終了していることも考えられます。


    こうなると、第2弾に備えて欲しいところです。


    12月末までだからといっても、マイナポイントに申し込むにはマイナンバーカードの読取りが必須なので、申込から発行〜受取を考えると1か月は必要になります。


    第2弾から始めても最大5,000ポイント付与は変わらないため、急がず手続きしましょう。


    ちなみにもうマイナンバーカードを持っていて、今回5,000ポイントもらってしまった人でも、保険証と預貯金口座登録の最大15,000円分ポイントは対象になっているのでご安心を。

    ゼニエモンが思うマイナポイントについて

    マイナンバーカードは無理に作らない人の図


    マイナポイントは、マイナンバーカードを持ってね!キャッシュレス決済を使ってね!という思いが込められています。


    ただ、キャッシュレス決済を利用しなくてはポイントがもらえないことに不満を感じたり、保険証や預貯金口座を紐づけることが不安だという人もいたりします。


    いくらポイントを5,000円分上げますよといっても、電子化にストレスを感じる人は無理をして進めなくても良いとゼニエモンは思います。


    マイナンバー自体は、2016年から国内に住民票がある人すべてに交付されています。


    マイナンバーカードは、今まで基礎年金番号や住民票コードなどが各機関で管理されていたものを統一できるメリットがあります。


    つまり本人確認に時間を取られていたものが、すぐに確認できるようになったということです。


    そしてマイナンバーカードは、自分のマイナンバーを載せているので本人確認書類として使用することもできれば、コンビニで住民票を出すこともできます。


    今はまだ十分に普及していないので使い勝手に魅力を感じないものの、来年にはマイナンバーカードが健康保険証の代わりになり、お薬手帳の役割も果たします。


    そのほか、2025年3月からは運転免許証の代わりとなる動きもあります。


    ゆくゆくは持ち歩いたり、保管していたりしていたものがマイナンバーカード1枚で済むようになるとのことです。


    でも、マイナンバーカードは義務ではありません


    家族のうち一人が持っていなくても、友達が全員持っていても、持つ・持たないは自分が選ぶべき選択です。


    2021年11月19日のNHKニュースでは発行枚数は約5,003万枚で普及率は39.5%と発表がありました。


    これを少ないか多いかはそれぞれですが、マイナンバーカードをいち早く作った人はそれなりの恩恵が欲しいという声もあれば、ポイントがもらえても作りたくないという声もあります。


    マイナンバーカードとキャッシュレス決済の普及を狙ったにしても、使わないともらえないポイントもあるので、ゼニエモンの姉(倹約家)は現在の5,000円分のポイントなら必要ないとのことでした。


    姉は、基本現金+ポイントカードでコツコツ派です。


    これはこれでマイナンバーカードを作らなくてもいいですよね。


    マイナンバーカードの所有は自由ですから。


    ゼニエモンは2016年にマイナンバーカードが始まるときにすぐに作り、それからずっと持っていただけでした。


    そして2021年の11月になり「マイナポイントに申込むのを忘れてた!」と気づいて、慌てて予約・申込をしたわけです。


    ただ持っているだけで満足していると、キャンペーンを逃してしまいそうです。


    そうならないためにも、マイナンバーカードが届いたときは、まずマイナポイントの予約・申込だけはしておいた方が良さそうですよね。


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