海外のATMからキャッシングを行うには
海外のATMからキャッシングを行うには、クレジットカード、もしくはデビットカード等の国際ブランドを利用しATMから現地通貨で出金をする流れとなります。クレジットカードのブランドは、以下となります。
- JCB
- VISA
- Mastercard
- アメリカン・エキスプレス(アメックス)
クレジットカードのブランドは、どのクレジットカードも以下の例のように、ブランドのロゴが記述されています。
持っているクレジットカードにこれらのブランドロゴが入っているかチェックしてみましょう。
対応しているクレジットカードのブランド
各ATM(国外、国内含む)には、対応しているブランドロゴが必ず記載されています。海外のATMで目印となるロゴは以下となります。
基本的に、海外での現地通貨でキャッシングする場合は、VISAかMastercardが一般的で利用できるATMが最も多く、空港等に設置されているATMで大半が利用出来ます。
アメックスはアメリカン・エクスプレス・ジャパン発行の要は本家アメックスには海外のキャッシング機能はなく、セゾンカード(クレディセゾン)やMUFGカード(三菱東京UFJ)のアメックスのブランド提携のもののみキャッシングを利用する事が出来ます。
基本的に、海外でアメックスはショッピングで困る事はありませんが、キャッシングはATM台数がかなり少ない為、実用的ではありません。
アメックスを利用している人で現地通貨でのキャッシングを行いたい人は、VISA、もしくはMastercardブランドの、クレジットカードやプリペイドカードを持っておくようにしましょう。
参考ページ:子供が夏休み海外へ短期留学をするのにクレジットカードは持たせる事はできますか?
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実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 保証人 | 口座開設 | 職場連絡 |
---|---|---|---|---|---|
年1.5%〜14.5% | 10〜800万円 | 最短当日(※) | 無し | 不要 | 有り |
遅延損害金利率 | 申込資格※ | 保証会社 | 来店必要の有無 | ||
年19.94% | 20歳〜69歳 | SMBCコンシューマーファイナンス | Web完結 |
※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。
海外のATMの利用方法
利用できるブランドは分かりました。次に、ATMの利用方法についてを解説します。実際に予備知識なしで、やってみれば出来るでしょという感覚では、難しく、ゼニエモン自身、過去にハワイに行った経験があり、その際にATMからキャッシングしようと考えましたが、操作がわからず断念しました。その時の経験上、知っておいたほうがいいという情報をまとめました。
ATMが自分のカードに対応しているのか確認方法
まず、ATMと言うのは、国内でも、国外でも利用できるATMには、必ず、利用できる金融機関やカードブランドのロゴが記載されています。
写真は以前撮影した、タイのATMですがこのようになっています。
このように、ATMには必ず、利用できるカードブランドのロゴが記載されているので、まず自身のカードが対応しているのかどうかを一旦確認しましょう。
カードの挿し方
海外のATMのカードの挿し方は5種類あるので、どのように挿すのかまず知っておきましょう。
セブンイレブンなどのコンビニATM等など国内のあらゆるATMはこのように、ATMに差し、取引後に受け取るという形です。国内でATMを利用した事のある人は迷うことなく利用できるはずです。
入れ方は同様ですが、すぐに抜き、抜いたあとに取引を行うタイプです。奥行が浅くなっており、自力で奥まで押し込む形となっています。抜いた後に取引が始まる形となります。
国内のATMと同様の入れ方ですが、裏面を入れるタイプです。このタイプのATMはほとんどなく見分けは付きにくいですが、表面で入れてエラーが出た場合は裏面で入れるという考えで大丈夫です。
カードの挿入口が上に向いているパターンです。こちらは、挿して抜くパターンもありますが、ゼニエモンは見たことがありませんが、抜かない場合があります。挿して抜くタイプは抜いたあとに取引開始となるので、挿して3秒程度待って始まらない場合は抜くと言うことを意識しておきましょう。
注入の向きは、オモテ面を向けてICチップを下向きに差します。
上から下に向けてスライドさせながら入力するタイプです。入力口がなく、突起したカードリーダーがあるタイプは磁気テープ側を奥側にスライドさせて認証する仕組みになっています。
カード入力後の取引方法
カードの認証が済んだあとは、ATM画面に沿って取引を行っていきます。基本的に日本語対応のATMの場合は、日本語を押せばカンタンですが、対応していないところは、現地の言語で表示されますが、英語選択はほとんどのATMでは可能なので、英語の利用方法を知っておくと、ほとんどのATMで対応する事が出来るようになります。
以下は、英語対応の操作についてを解説していきます。
海外のATMは画面に項目が出てパネル横の同列に配置されたボタンを選択していく仕組みとなっています。タッチパネルではないので注意しておきましょう。
「ENTER PIN」 = 暗証番号を入力する
海外のATMは先に暗証番号を入力し、取引が始まります。
最初の画面は、「ENTER PIN」と表示されるので、ここで暗証番号を入力します。
暗証番号の入力は、4桁の設定した暗証番号(日本で利用するのと同じもの)を入力します。入力後に「ENTER」を押す必要があるものもあります。
また、暗証番号を4桁以上入力しなくてはならないATMもありますが、この場合は、4桁の暗証番号の後ろに「00」と入力すればOKです!
デビットカードは暗証番号が2つあるので注意しておく
デビットカードを利用している人は、普段利用するATMに入力する暗証番号と異なるので注意しておく必要があります。
普段国内で利用するATMは、普通預金口座専用の暗証番号で、海外のATMは例外なく、クレジットカード利用時に設定した別の4桁の暗証番号を入力しなくてはなりませんので覚えておきましょう。
何の取引かを選択する
「SELECT TRANSACTION」 = 取引内容を選択
「WITHDRAWL」 = 現金の引き出し
次に、取引内容を選択という場面になるので、覚えておきたいのは、「WITHDRAWL」という文言で、現金の引き出しという意味となります。
その他に、振込(TRANSFER)、残高照会(BALANCE)の項目がありますが、こちらは利用出来ませんので押さないように注意しましょう。
これは、クレジットカードからキャッシングする人と、国際キャッシュカード、デビットカード、プリペイドカードからの出金の場合は選ぶ項目が異なります。
クレジットカードの人の場合
CREDIT = クレジットカード を選択する
※ATMによっては、CREDITの記載が、「cash in advance」と記載されている事もあります。
国際キャッシュカード、デビットカード、プリペイドカードの場合
SAVINGS = 預金から引き出しを選択する
海外のATMは引き出す金額を選択する画面が表示されます。引き出したい金額がその中である場合は、そのまま選択すればOKですが、自分で入力したい場合は、「OTHER = その他の金額」を入力する必要があります。
ここまで入力した段階で、現金と明細書が出てくるので受け取ります。ATMによっては、そのまま手続きを続けるか選択画面になりますが、ここからは、「NO」の選択一択です。これで取引は完全に終了します。
たまに、取引終了の前に、利用明細書が必要か不要かという選択で、「YES」、「NO」の選択画面が出るタイプのATMも存在しますが、現金の出金前に聞かれるので、こちらはどちらを選択しても構いません。ただ、海外のATM利用の明細書は、残高等の記載もありませんし、もらってもほぼ意味がないので、帰国後に利用しているカード会社の利用明細書を発行することをおすすめします。
現金出金前のYES、NOは利用明細書が必要か不要かの選択である
という事を知っておきましょう。
ATM操作時に覚えておきたい英単語
以下は、海外のATMを操作する際に覚えておきたい英単語をまとめました。赤文字の部分は覚えておくことが必須の単語、その他の単語は、こういう意味なんだな程度に認識しておいて下さい。不安という人は念のため、このページをブックマークやお気に入り登録、又はスクリーンショットで画像として保存し、現地での手引き書として利用されて下さい。
ENTER PIN | 暗証番号を入力する |
---|---|
SELECT TRANSACTION | どの取引か選択する |
WITHDRAWAL | 現金の引き出しを行う |
TRANSFER | 振込を行う |
BALANCE | 残高を照会する |
SELECT SOURCE ACCOUNT | 取引する口座を選ぶ |
CREDIT | クレジットカードからキャッシングする場合は選択 |
SAVINGS | 国際キャッシュカード、デビットカード、プリペイドカードから引き出す場合は選択 |
CHECKING | 当座預金 |
SELECT DISPENSE AMOUNT | 引き出す金額を選択する |
OTHER | 表示以外の金額を引き出したい場合は選択する |
海外ATMの利用についてのまとめ
最後に、海外のATMの利用について知っておきたい事をまとめてみました。
出国前に知っておきたい事
- VISAか、マスターカードのどちらかのブランドが最も実用的
- クレジットカードのキャッシング枠分は現地通貨で引き出せる
- 国際キャッシュカードよりも現在はデビットカードの方が実用的である
- プリペイドカードでも現地通貨として出金できるタイプのものがある
現地で知っておきたいこと
- カードの挿れ方は5種類ある
- 最初に暗証番号を入力する
- デビットカードの場合はクレジットカード用の暗証番号を入力する
- 4桁以上入力する場合は、後に00を入力する
- 「WITHDRAWAL」が現金引き出しである
- クレジットカードの場合は、「CREDIT」
- デビットカード、プリペイドカードは、「SAVINGS」
- 取引を終えた後に、「NO」の文字が見えたら押す
実際に現地でこの動作を行う時、教えてくれる人もいませんし、英語表記の場合が多いので、慣れていない人が、実際にやってみると意外と頭が真っ白で分からなくなる場合があります(本人談)。このページに書いてある事は最低限知っておきたい情報のみをまとめていますので、ATMによっては異なる場合がありますが、統計上、これだけを知っておけばどういった取引になっているのか大筋は理解できますので、国内にいるうちにこのページの内容は熟読しておくようにしましょう!