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美容整形の手術費支払いの為のローンの利用についてを徹底考察

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美容整形の手術費用について、最低限知っておきたい基礎知識

「そんなことはもうすでに知ってるし、美容整形を受けるクリニックも決まっている」

「とにかく、美容整形の手術費用の支払い方法について詳しく知りたい」

上記のような人は、この項目を読み飛ばしてもらっても構いません。

美容整形にかかる費用については、「一般社団法人日本形成外科学会HP」に以下のような記載があります。

「一重まぶたを二重にしたい」「鼻を高くしたい」などの美容に関する手術は、健康保険の対象外です。

そのため、手術にかかる費用の全てが全額自己負担の「自費診療」となります。

病気やケガなど健康保険の対象となる診療は、疾患や治療方法により細かく分類・点数化され、それに基づいて治療費が請求されます。

そのため、基本的にどの医療機関で受診しても金額に差はありません。

一方で、美容整形のような「自由診療」は各クリニックで自由に料金を設定できるので、同じ手術でも金額が大きく変わることがあります。

美容整形の費用の相場はどのくらい？

施術内容	金額
二重まぶた・埋没法	片目：7,500円　両目：9,790円
二重まぶた・全切開法	片目：64,990円　両目：98,000円
なみだ袋形成(ヒアルロン酸注射)	89,980円
隆鼻術(オーダーメイドプロテーゼ)	131,200円
アゴ修正	167,190円
脂肪取り顔やせ	1ccあたり1,980円

施術内容	金額
シミ・そばかす・くすみ・クマ	18,680円
たるみ・シワ・ほうれい線	183,590円
ニキビ・ニキビ跡	16,500円
毛穴	4,320円
ほくろ	4,200円
肝斑	2,700円

施術内容	金額
両脇の下	2,390円
フェイス	14,990円
両ひざ下	14,990円
Vライン	4,990円
背中	19,000円
お腹	29,990円

※価格は変更されていることもあるので、正確な価格は「品川美容外科HP」で確認してください。

美容整形にかかる費用にあったローンを利用することが大事

メスを入れないプチ整形や脱毛など約10万円のものもあれば、大掛かりな施術で100万円を超えるようなものもあり、施術内容によって金額に開きがあります。

そのため、一概に美容整形の費用にどのローンがオススメとは言えません。

金利・審査の基準・融資までのスピードなどを比較し、美容整形の費用や求める条件に沿ったローンを選ぶ必要があります。

以下で、美容整形にかかる費用ごとに適したローンを解説していくので、自分の借りたい金額や条件と照らし合わせてみてください。

美容整形の費用が30万円を超える場合に適したローンは？

美容整形にかかる費用が30万円を超える場合、まず最初に医療費に利用できる「医療ローン」の利用を検討してください。

医療ローンは、大きく以下の2種類に分類されます。

このうち、最も一般的に美容整形費用へ利用されているのが、美容クリニックで取り扱われる医療ローンです。

各美容クリニックが取り扱う医療ローンの特徴

各クリニックで直接申込用紙を記入し、クリニックを経由して信販会社へローンの申込を行うのが一般的です。

施術内容・費用の相談と同時にローンの申込ができるので、最も楽に手続きを行うことできます。

申込を行う日時やタイミングにもよりますが、ほとんどはその場で審査結果の回答が得られます。

審査に通過した場合、費用は信販会社から直接クリニックに支払われるので、振込などの手続きは不要です。

銀行など金融機関が取り扱う医療ローンの特徴

申込手続きはネットや電話で行うことができ、金融機関への来店は不要なケースが多いです。

審査の際は、資金使途を証明するために美容クリニックから出される見積書や請求書の提出が必要なので、あらかじめ用意しておきましょう。

各金融機関によって審査スピードは異なりますが、一般的に申込から融資実行まで1〜2週間程度かかると考えておくと安心です。

融資を受けるお金は直接クリニックへ支払われる場合もありますが、基本的には自身の口座へと振り込まれ、そのあと自分でクリニックへ支払うことになります。

まずは、自身が施術を受けるクリニックでローンの相談をしてみよう！

銀行	金利	融資可能額
千葉銀行「ちばぎんビューティーローン」	年5.00%〜5.20%(変動金利)	最大500万円
愛媛銀行「メディカルローン」	年8.8%	最大300万円
スルガ銀行「メディカルローン」 ※現在新規申込停止中	年2.5%〜7.5%	最大800万円

医療ローンを美容整形の費用捻出に利用する際の注意点

どのローンでも明確な審査基準は明らかにされていませんが、基本的に金利が低くなるほど審査は厳しくなります。

また、医療ローンのほとんどは無担保での借入なので、業者も貸し倒れのリスクが高い人はできるだけ避けようとします。

同じ100万円の融資だとしても、担保があるローンに比べると、審査通過のハードルは高くなると考えておきましょう。

• 20歳以上で正社員として働いている
• 今までにローンの支払いが遅れたことがない
• 年収の1/3近いローン残債がない

上記の条件を満たす人なら、ローンの審査に対して過度に不安になる必要はありません。

ただし、無職の人・学生・アルバイト・主婦の場合、収入の安定性が低く判断されてしまうので、医療ローンの審査通過はやや難しくなります。

審査に対して少しでも不安がある人は、連帯保証人を立てられるクリニックの医療ローンの利用を検討しましょう。

最後の手段としてカードローンの利用を検討してみること

カードローンには、資金使途が自由、契約の枠の範囲内であれば何度でも借入可能という特徴があります。

カードローンを美容整形の費用に充てる場合、以下のようなメリットとデメリットがあります。

カードローンを美容整形費用に充てるメリット

ほとんどのカードローンは、20歳以上で安定した収入を得ていれば利用が可能です。

例えば、学生でも成人していてアルバイトなどで収入を得ている人は、融資を受けられる可能性が十分あります。

逆に20歳を超えていて無職の場合は、配偶者に収入がある場合を除いて審査通過は難しいでしょう。

「県外の美容整形クリニックで施術を受けたいので、交通費もかかってしまう」

「見た目の変化に併せて、髪型や服装も変えていきたい」

医療ローンで借りることができるのは、クリニックに支払う資金のみです。

その一方で、カードローンは契約した枠の範囲内であればお金を自由に使えるので、交通費や衣服費を同時に用意することも可能です。

カードローンは基本的に保証人を用意する必要がないので、誰にも知られずにお金を借りることができます。

学生はさすがに無理ですが、連帯保証人を求められる可能性が高い人には非常に嬉しいポイントではないでしょうか。

カードローンは申込から融資までWEB上で完結できるものも多く、手続きを簡単に済ませることができます。

契約する借入の枠が50万円より少なければ、運転免許証やマイナンバーカードなど本人確認書類ひとつで契約を完了させることも可能です。

カードローンで美容整形費用を捻出するデメリット

カードローンは、審査通過のハードルや手続きの簡単さ、利便性などについては申し分ありません。

ただ、医療ローンに比べるとカードローンの金利は高めとなってしまいます。

カードローン	金利(実質年率)	借入限度額
三井住友銀行 カードローン	年1.5%〜14.5%	10万円〜800万円
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」		10万円〜800万円
みずほ銀行カードローン		10万円〜800万円
楽天銀行スーパーローン	年1.9%〜年14.5%	最大800万円
オリックス銀行カードローン	年1.7%〜17.8%	最大800万円
プロミス		1万円〜500万円
アコム		1万円〜800万円
アイフル		1万円〜800万円
SMBCモビット		1万円〜800万円
レイク		1万円〜500万円

医療ローンが金利10%以下でも契約可能なのに対し、カードローンの場合は低くても14%前後が一般的です。

さらに、消費者金融は約18%が平均なので、医療ローンに比べるとかなり金利が高くなります。

以下の表を見てもらうと分かるように、ローンは融資を受ける金額が大きくなればなるほど、金利の影響は大きくなっていきます。

借入金額	金利10.0%	金利14.5%	金利18.0%
10万円	821円	1,191円	1,479円
20万円	1,643円	2,383円	2,958円
30万円	2,465円	3,575円	4,438円
40万円	3,287円	4,767円	5,917円
50万円	4,109円	5,958円	7,397円

※1ヶ月は30日で計算　※小数点以下切り捨て