Tカードプラス(SMBCモビットnext)のメリット・デメリットを徹底調査!
Tカードプラス(SMBCモビット next)は2024年9月29日(日)を以てサービス終了となります。
このサービスはこれからSMBCモビットのカードローンに申込を行うという人だけではなく、今現在すでにSMBCモビットとのカードローン契約がある人も利用の対象とされています。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の機能を徹底調査、利用のメリット・デメリットについてもとことん詳しく解説していくので、参考にして頂けると幸いです。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の概要
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、SMBCモビットのカードローン機能、クレジットカード機能、Vポイントカードの3つの機能がひとつになったカードで、全国12万台以上(2022年4月現在)の提携ATMでのカードローン利用できる他、国内外のMastercard加盟店でVポイントが貯めるクレジットカードとして使うこともできます。
消費者金融のカードローンで同じような機能を持つものとしては、アコムの取り扱う「ACマスターカード」という商品が挙げられますが、こちらの場合はVポイントカードは付帯しないのでカードローンとクレジットカードの2つの機能が利用できるものとなっています。
「カードローン」「クレジットカード」「Vポイントカード」それぞれの機能の基本情報は以下のようになります。
カードローン機能の基本情報
利用限度額 | 1万円〜800万円 |
---|---|
金利 | 3.0%〜18.0% |
有効期限 | なし |
クレジットカードの基本情報
有効期限 | 5年 (更新カード発行あり) |
---|---|
国際ブランド | Mastercard |
カードショッピング枠 | 10万円〜80万円 |
返済方法 | リボ払い専用 |
ポイント | クレジットカードの利用200円(消費税含む)ごとにVポイントが1ポイント付与 |
Vポイントカードの基本情報
提供 | CCCグループ |
---|---|
有効期限 | なし |
ポイント |
Vポイント提携先での提示、「Tモール」での買い物時に付与 |
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は普通のクレジットカードと何が違うの?
「ローンカードとクレジットカードとポイントカードが一体になったSMBCモビットnextが新たに発行」と聞くと、なんだかすごい機能をもった新しいカードなのでは?といった印象を抱かないこともないですが、その機能そのものはキャッシング枠のある通常のクレジットカードと何ら変わりありません。
カードを発行する目的のベースがキャッシングの機能なのかクレジットカードの機能なのかという点だけが異なります。
「ショッピング枠」がベースとなり、そこに希望があれば「キャッシング枠」を追加で設定できるのが通常のクレジットカード。
ベースはあくまでSMBCモビットを利用したキャッシングで、そこに「クレジットカードの機能」を追加するものが、SMBCモビットnextです。
申込資格について
上項目で説明しましたが、SMBCモビットnextは、SMBCモビットカードローンにクレジットカード機能を追加するものとなるので、まずはカードローンの契約が必要となります。
SMBCモビットへの申込条件は以下のように定められています。
申込条件:満20歳以上74歳以下で安定した定期収入があること
属性
SMBCモビットとの申込から契約までの詳細(申込方法・必要書類・審査の基準やかかる時間など)については、以下ページで確認してください。
申込からカード発行までの流れ
SMBCモビットnextの申込からカード発行までに必要となる手続き、要する時間について調査しました。
今現在まだカードローンの契約を行っていない人が注意しておきたいポイントについても詳しく解説していきます。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)申込からカード発行までの流れ
- SMBCモビットカードローンの契約
- 会員専用サイト「Myモビ」にアクセス
- Tカードプラス(SMBCモビットnext)への申込手続き
- クレジットカードの審査
- カード発行
SMBCモビットnextのカードは即日発行できる?
SMBCモビットの審査スピードは※と非常に早い為、申込の日時にもよりますが、カードローンの契約自体は最短即日で契約を結ぶことができ、三井住友銀行のローン契約機を使えばその日のうちにモビットカードを受け取ることも可能です。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
カードローンの契約完了後は会員専用サイト「Myモビ」からSMBCモビットnextへの申込手続きを行うことになるのですが、クレジットカードの審査は行われることになり、その審査には時間がかかってしまいます。
ローンカードは三井住友銀行のローン契約機で受け取ることも可能ですが、クレジットカード機能のつくSMBCモビットnextのカードは必ず自宅への郵送にて受け取ることになります。
クレカの審査が完了しないとキャッシングできない?
クレジットカードの審査を受けているということは段階と、必ずSMBCモビットのカードローンの契約は完了している状態ですので、クレジットカードの審査結果がまだ出ていない状態でもキャッシングすることは可能です。
SMBCモビットnextへの申込は、カードローンの利用を開始したあとでも全く問題ないので、ひとまず急いで融資を受ける必要があるという人は以下ページへと進んでもらうことをオススメします。
ゼニエモンが実際にSMBCモビットに申込を行うことで、申込から融資実行までにかかる時間を検証、即日で融資を受けるために抑えておきたいポイントを詳しくまとめています。
クレジットカードの審査にもし落ちてしまった場合はどうなる?
カードローンの契約自体はすでに完了している状態からのクレジットカード機能追加の申込となるので、もしTカードプラス(SMBCモビットnext)の審査に落ちてしまったとしても、キャッシングの利用には影響ありません。
また、無担保でお金を借りるキャッシングとクレジットカードのショッピング枠では、どちらかといえばショッピング枠の方が審査の基準は甘めになる傾向にあるので、今回はじめてSMBCモビットへの申込を行う人で、カードローンの審査に通過した場合、クレジットカードの審査にも通過できる可能性は高いと考えられます。
カードレスで契約をしている場合Tカードプラス(SMBCモビットnext)の利用はできない?
電話連絡なし・郵送物なし・カードレスの「WEB完結申込」を利用する場合、あるいはすでに契約しているといった場合でも、Tカードプラス(SMBCモビットnext)の利用は可能です。
Myモビから申込を行うことで、クレジットカード機能付きのカードを手にすることができます。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)のメリットとデメリット
また、クレジット機能を付帯させずに従来のSMBCモビットのカードローンのみ契約することもできます。
以下、SMBCモビットnextのメリットとデメリットについてを解説していくので、クレジットカード機能を付きか、カードローン機能のみで利用するか、どちらの利用の仕方が自分自身に向いているのか検討してみてください。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の特徴と利用のメリット
カードのデザインはクレジットカードそのものなので、もし仮に誰かに見られても、消費者金融のローンカードとは気づかれることはほぼないと言えます。
特に、パターンB(ブラック)だとオモテ面にSMBCモビットの会社名が記載されていないのでオススメです。
SMBCモビットnextは電子マネー機能が標準装備されていて、Vマネーを加盟店でカードにチャージすることができます。
これだけでも、小銭を持ち歩かなくて済むというメリットになるのですが、さらに電子マネーiDを追加することも可能、iD付きとなったカードはApplePayへの登録も可能とされています。
iphone以外でもおサイフケータイ対応端末であればiDアプリのダウンロードし、クレジットカード情報を登録することで利用可能で、SMBCモビットnextのクレジットカード情報を登録したスマートフォンは、「iDマーク」のあるお店や自動販売機などの支払い時に使えるので、コンビニなどちょっとした外出時には財布を持ち歩かなくても良くなります。
さらに、SMBCモビットでは「スマホATM取引」というスマホアプリを利用したセブン銀行ATMでのキャッシングサービスが昨年5月から開始されています。
このサービスにより、スマホとセブンATMさえあれば、ほぼ24時間いつでもカードローンの融資を受けることが可能となっているので、いざ現金が必要となった際にも困ることはほぼないと言えます。
「スマホATM取引」の利用には、特別な登録など必要なく、SMBCモビットカードローンの契約が完了した人は専用アプリをダウンロードすることで誰でも簡単に利用を開始することができます。
このサービスの詳細については、以下ページで詳しく紹介しているのでぜひ1度目を通してみてください。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の利用のデメリットと注意点
SMBCモビットnextはクレジットカードの利用の有無に関わらず年会費は永年無料とされてますし、クレジットカードの審査はカードローンの審査通過後に行われるので、キャッシングが主な利用目的の人にとってデメリットとなる点は特にありません。
ただし、次の1点には十分な注意が必要です。
SMBCモビットnextの初期支払い方法は「マイ・ペイすリボ」という自動リボ払いに設定されています。
年利は15%なので、銀行カードローンの上限金利水準よりやや高いくらいで、SMBCモビットカードローンの上限金利18%に比べると3%ほど低いので、「キャッシングの金利より低いし利息はあまり気にしなくていいでしょ!」といった風に考えてはいけません。
直接お金を借りるわけではないクレジットカードのショッピング枠はキャッシングと違い借金をしているという感じにくい為、利用額が気づかぬうちに大きくなりやすい傾向にあり、リボ払いにより支払う手数料がカードローンの借入利息を上回ってしまうということも十分にありえます。
余裕をもった支払いが可能となるリボ払いは便利な反面、利用は慎重に行う必要があるので、SMBCモビットnextのカードが手元に届いたらまず最初に、支払い方法を変更しておくことを推奨します。
なお、支払い方法の変更は、三井住友カード株式会社の会員ページ「Vpass」からネット上で行うことが可能です。
まとめ:Tカードプラス(SMBCモビットnext)はどんな人に向いている?
SMBCモビットnextへの申込は以下の条件に当てはまる人にのみオススメです。
- 今現在すでにSMBCモビットとのカードローン契約がある人
- SMBCモビットカードローンの利用を検討している人
SMBCモビットnextのカード発行にはまず最初にカードローンの契約が必要なので、カードローンの契約を目的としておらず純粋にクレジットカードを利用したいと考えている人には申込をお勧めできません。
SMBCモビットnextは、クレジットカード単体として考えた時にはデメリットこそないものの、他社のものと比べて特別秀でている点はありません。
特にSMBCモビットの取り扱う「スマホATM取引」との相性は抜群です。
今現在すでにSMBCモビットとの契約があるという人は、会員専用サイト「Myモビ」へとアクセスし、申込手続きに進むこと推奨します。
SMBCモビットのカードローンの契約がまだ、申込を検討している段階だという人は、カードローンのスペック詳細を知ることが先決です。
以下、ゼニエモンがSMBCモビットカードローンについて解説している関連ページをまとめているので、参考にして頂ければ幸いです。
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