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残高スライドやリボルビング方式って何?カードローンのわかりにくい返済方法を徹底解説
カードローンやキャッシングの返済は、かなり普段の生活で耳に馴染まない難しい用語などが出てきます。ただ、難しい用語というだけで構造は至ってシンプルです。
まず、返済方式について、利用規約等に記載されている中で、業者で記載されているのは以下のものがあります。
・約定返済
・サイクル制
・残高スライド元利定額リボルビング返済方式
・残高スライド元利定額返済方式
・定率リボルビング方式
・元利定額リボルビング方式
他にも、借入残高スライド元利定額返済方式などと色々と難しそうな言葉が並んでいます。
このページでは、返済方式・返済方法について詳しく解説していきますので、参考にしてくださると幸いです。
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---|---|---|---|---|---|
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約定返済とサイクル制について
多くの人のイメージとして根底にある事で、分割払いとは、月々の支払いであると考えている人も多いです。
給料もそうですし、光熱費、家賃の支払、携帯電話の支払い、車のローンなど、分割で支払うまたは月締めで支払いのあるものという認識があると思いますが、カードローンや、キャッシングも同様です。
返済は大まかに分けると、約定返済とサイクル制に分けることができます。
約定返済は毎月1回、決まった日に返済をしていく方法です。
カードローンでは多くの人が約定返済へ返済を行っていて、業者によっては返済日を自分で選べるものもあります。
一方、サイクル制は前回の支払日の翌日から35日後が返済日となる返済方式です。
つまり、約定返済の場合は毎月1回支払を行いますが、サイクル制は毎月の返済を行うのではなく35日ごとに返済を行います。
返済方式について
返済方式は上記で記載したように複雑ですが、「元金」「元利」ということだけを知っておくと簡単です。
「元金均等返済方式」と「元利均等返済方式」についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。
元金均等返済方式
返済方式で「元金均等返済方式」という言葉の記載があれば、毎月返済額の内の「元金」に対して新たな融資を受けない限り、元金を一律で支払っていく仕組みです。
例えば、年18.0%の金利で10万円の融資を受け、12回で返済をするとします。
毎月返済する元金を求めるには、借り入れた金額を12回で割って算出します。
元金 ÷ 返済回数 = 毎月返済する元金
この場合、10万円÷12回となるので、毎月返する元金は8,333円です。
そして、毎月返済する元金に対して利息を加えたものが、毎月の返済額となります。
現在、カードローンでは元金返済方式は利用されていないので、知っておく程度で大丈夫です。
元利均等返済方式
「元金均等返済方式」は、毎月の利息と元金を含めた返済額そのものを一律とし、毎月返済する金額自体は変わらない返済方式です。
毎月支払う返済額が一定なので、毎月の返済を管理しやすいというメリットがあります。
しかし、毎月返済する金額の中に元金と金利が含まれているので、返済の内訳で金利分がいくら含まれていて、元金をどのくらい支払っているのかを理解しにくく、借金がいつまでたっても減らない状態に陥ってしまいます。
元利均等返済方式で返済をするとどのようになるのか、上記の例でシミュレーションをしたので確認していきましょう。
カードローンやキャッシングを取り扱う多くの業者では、元利均等返済方式を採用しています。
残高スライドリボルビングって何?
残高リボルビング方式は、残高に応じて毎月返済額をあらかじめ契約時に定められた金額で返済するという方式です。
例えば、10万円の融資を受けた場合の最低返済額は4,000円、20万円の場合の最低返済額は8,000円となるように、融資を受けている残高に応じて毎月の返済額が決まる形となります。
つまり、残高スライド元利定額返済方式 = 残高に応じて毎月の返済額が確定し、その返済額を毎月1回返済してく仕組みとなります。
一例として各業者の返済方式を表にしました。
業者ごとの返済方式一覧
プロミス | 残高スライド元利定額返済方式 |
---|---|
アコム | 定率リボルビング方式 |
アイフル | 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式 |
SMBCモビット | 借入後残高スライド元利定額返済方式 |
レイク | 残高スライド元利定額リボルビング |
三井住友銀行 | 残高スライド定額方式 |
三菱UFJ銀行 バンクイック | 残高スライド式リボルビング方式 |
オリックス銀行 | 残高スライド式リボルビング方式 |
楽天銀行 | 残高スライド式リボルビング方式 |
各業者、利用規約の返済方式ではこのような記載がありますが、全て同じ意味です。
返済方式には正式な名称はなく、各業者が自由に名乗っているというだけで本質は全く同じ返済方式になります。
基本的に、カードローンやキャッシングの返済方式は残高スライド元利定額返済方式です。
消費者金融や信販系の会社のカードローン、キャッシングは、借金の長期化を防ぐために一度融資を受けた最後の金額から完済まで毎月の返済額は一律になる返済方式を採用しています。
これは、リボ払いでいつまで経っても残債が減らないという問題に対し、「日本貸金業協会」が自主規制として協会員に義務付けた方式です。
毎月の返済額は高くなりますが、確実に残債を減らすことができますが、銀行のカードローンは残債が減れば毎月の返済額も減る仕組みとなっています。
例えば、10万円だと最低返済額は2,000円、20万円だと最低返済額が4,000円になるとしましょう。
消費者金融の場合は、新たに融資を受けない限り、最後に融資を受けた20万円から返済額は完済まで一律です。
銀行の場合は、残債が10万円を切った時点で次回の返済額が4,000円に下がります。
残債が減ることで毎月の返済額自体が下がるので、生活自体は楽になりますが、ローンの完済は消費者金融よりも時間が掛かります。
結果、消費者金融よりも低金利で融資を受けながら、返済総額は消費者金融よりも多くなってしまうのです。
残債の減少で毎月の返済額が下がるのは、利用規約にも返済方式として記載されていないので注意しましょう。
以下のページでは、返済額と元金・利息の関係をより詳しく解説していますので、返済についてさらに知りたいという人は参考にしてください。
返済の方法は?
カードローンの返済方法は以下の方法で行うことができます。
- 口座引き落とし
- ATM入金
- インターネット振り込み
- 窓口返済
返済方法は業者によって様々ですが、ATMからの振り込みで返済を行う場合がほとんどです。
自社ATMの場合は手数料無料で返済できる場合が多く、遅くまで稼働しているのでいつでも返済ができます。
コンビニに設置してある提携ATMでも手数料はかかることもありますが返済できるので、店舗まで足を運ぶ時間がないという方も便利に利用することが可能です。
また、銀行カードローンの場合はカードローン契約時に口座開設を必須とする業者もあり、返済も口座引き落としで自動返済してくれる銀行もあります。
カードローンの返済方法は毎月行う約定返済やサイクル制がありますが、そのほかにも繰り上げ返済と一括返済があります。
繰り上げ返済
繰り上げ返済はいつでも自分の好きなタイミングで行うことが可能です。
繰り上げ返済を行うことで返済期間が短くなり、返済総額を大幅に減らすことができます。
上記で説明したように、カードローンの返済額は、元金と利息で構成されています。
利息は以下のように計算して求めることが可能です。
融資金額 × 融資利率 × 利用日数 ÷ 365日
つまり、融資金額や融資利率、利用に数のいずれかが少なくなれば、支払利息を減らすことができます。
繰り上げ返済で返済した分は、すべて元金に充てられますので、融資金額を減らして支払利息も少なくすることができるのです。
また、業者によって繰り上げ返済の方法は異なりますが、多くの業者ではローン専用カードを利用してATMから追加返済が可能です。
他にも、大手消費者金融のアコムではインターネット振り込みでも繰り上げ返済が可能ですし、返済口座にいつもより多く振り込むだけで繰り上げ返済ができるものもあります。
繰り上げ返済は約定返済とは別に追加で返済を行うので、お金に余裕ができたときに検討すると良いでしょう。
一括返済
一括返済は借入している金額を1回で返済する方法です。
一括返済は口座引き落としで返済することはできないので、ほとんどの場合インターネット返済やATMでの返済になります。
返済金額は利息分を含めると1単位の支払いになる場合が多いので、インターネット返済が利用できる場合は1円までピッタリ返済することが可能です。
ATMで返済する場合は効果の取り扱いをしているところが少ないので、店頭窓口を利用して返済するようにしましょう。
また、ATMで完済金額より多めに振り込んだ場合でも、銀行振り込みや次回の利用時に相殺、郵送などで返却されるので安心してください。
一括返済をしたいけれど返済金額がわからないという場合は、業者に問い合わせると教えてもらえるので、一度確認してみましょう。
繰り上げ返済についてさらに知りたいという人は、以下のページで詳しく説明していますので参考にしてください。
返済を延滞したらどうなるのか?
これまで返済方式や返済方法について見てきましたが、返済を延滞した場合はどうなるのでしょうか。
当サイトのアンケートで、カードローンの返済でこれまでに延滞した経験があるかを調査したところ2割の人が延滞をしたことがあると回答しました。
延滞についてのアンケート結果
数日程度滞納したことがある | 69名 | 13.8% | |
---|---|---|---|
数週間滞納したことがある | 41名 | 8.2% | |
1ヶ月以上滞納したことがある | 22名 | 4.4% | |
滞納はしたことがない | 368名 | 73.6% |
カードローンの返済でも延滞をしないことが一番ですが、延滞をすると最悪の場合、強制解約となる恐れがあります。
返済を延滞すると、次の返済までの日数に応じて遅延損害金が発生します。
遅延損害金は、借金が滞ったことによる損害賠償金のことで、返済されるまで損害賠償金が膨れ上がってしまうのです。
企業によって遅延損害金の利率は異なりますが、多くの企業では年20.0%前後で設定しています。
返済を延滞している間は新たな借り入れはできませんが、延滞した分を返済したら新たな借り入れも可能です。
返済を延滞することは、自身の信用情報を傷つけることにもなるので、新しいカードローンやクレジットカードを契約する際にも不利になってしまいます。
そのため、信用情報に傷を付けないためにも返済は延滞せずに、しっかり行うようにしましょう。
カードローン・キャッシングの返済方式のまとめ
返済方式や返済方法についてみてきましたが、難しい用語などもありますので、このページの内容をできる限り簡単にまとめてみました。
- 毎月1回返済を行う
- カードローン・キャッシングは例外なく元利均等返済方式である
- 残高に応じて毎月の返済金額が決まる
- 返済方式は業者ごとの記載は異なるが意味は同じである
- 消費者金融は、残債が減っても返済金額は変わらない
- 銀行は残債が減ると最低返済額も下がる
- 消費者金融は毎月返済金額が多いかわりに返済期間は短い
- 銀行は毎月返済額は少ないが返済期間が長期化する傾向がある
ただ、上記項目を理解しておいても、リボ払いで返済の長期化を防ぐことは難しいです。
以下のページでは、リボ払いについて詳しく説明しているので、興味のある人は引き続き読んで頂けますと幸いです。