紀陽銀行カードローンプラス
このカードローンに向いている人
- 紀陽銀行の口座をメインバンクとして利用している人
- 融資実行までに最低でも1週間は余裕がある人
- 紀陽銀行への来店も可能な人
- お金の管理を一つの口座でまとめておきたい人
このカードローンに向かない人
- 現在紀陽銀行の口座の利用がない人
- とにかく急いでお金が必要な人
- 少額を繰り返し利用したい人
- 毎月の返済の負担を小さく抑えておきたい人
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 保証人 | 口座開設 | 職場連絡 |
---|---|---|---|---|---|
3.8%〜14.9% | 10万円〜800万円(全16コース) | 最短2営業日 | 無し | 必須 | 有り |
遅延利率 | 申込資格 | 保証会社 | 来店必要の有無 | ||
年18.0% | 満20歳以上65歳未満 | 阪和信用保証(株)または(株)オリエントコーポレーション | WEB契約も可(※) |
※紀陽銀行のキャッシュカードを所有・借入希望金額が300万円以下であること
紀陽銀行カードローンよりも審査に通る可能性のあるカードローン
紀陽銀行のカードローンを検討する前に知っておいてほしい代替えの借入先を紹介しておきます。
それは、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」です。
大手銀行系カードローンは、審査に落ちやすいイメージを持っている人も多いですが、むしろこちらの方が融資してもらえる可能性が高くなっています。
というのも、地銀は審査に落ちたけど、バンクイックは審査に通ったという事例が多くあるのです。
また、バンクイックは最短翌営業日にお金を借りることが可能ですし、上限金利は年14.6%と紀陽銀行カードローンよりも低い点も魅力となっています。
さらにバンクイックは 全国どこに住んでいても申込可能 なので、もし引っ越しや転勤になっても使いやすいでしょう。
早めにお金を手元に用意したい人や、どこにいても使えるカードローンを選びたい人は、バンクイックへ申し込んでみるのも1つの方法ですよ。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
安定した人気を誇る三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」。
当サイトで調査した利用者ランキングにおいて第3位にランクインしています。
金利はという
銀行ならではの低金利!
また、全国の三菱UFJ銀行ATMや提携コンビニATMを手数料無料で使えるという利便性の高さも大きな魅力の一つです。
さらに、Web申込可能&口座開設不要なので、誰でも気軽に申し込むことができます。
少しでも低金利なカードローンを利用したい人におすすめできるカードローンです!
まずは、バンクイックの「10秒借入診断」で借入可能かどうか確認してみましょう!
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | 保証人 | 口座開設 | 職場連絡 |
---|---|---|---|---|---|---|
10万円〜800万円 | なし | 不要 | あり | |||
遅延損害金 | 申込資格 | 保証会社 | 来店必要の有無 | |||
- | 満20歳〜64歳 | アコム | Web完結 |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」は金利が低いだけでなく、利便性も高いのが特徴的です。
申込みはスマホから簡単にすることができ、取引も全国にある三菱UFJ銀行ATM、提携コンビニATMであればいつでも取引できます。
また、三菱UFJ銀行の口座を持っていなくてもカードローンを利用できる点も、バンクイックならではのメリットと言えるでしょう。
紀陽銀行カードローン+(プラス)への申込条件
紀陽銀行カードローンプラスを利用してお金を借りることができるのは、以下の条件を全て満たす個人のみとなります。
- 申込時かつ契約時の年齢が満20歳以上65歳未満であること
- 安定継続した収入があること
- 紀陽銀行の営業エリア内に住んでいるまたは勤務先があること
- 他に紀陽銀行が発行する無担保カードローンを持っていないこと
職業・雇用形態・属性による申込の制限
紀陽銀行カードローンプラスでは、年収・勤続年数・職業・雇用形態などによる申込の制限は設けられていません。
なので、自営業や派遣社員、アルバイト、パートの人も審査の対象となります。
また、専業主婦については自身に収入がない場合でも、配偶者に安定した収入がある場合は申し込むことが可能です。
申込時に配偶者の勤務先などの情報入力は必須ですが、原則紀陽銀行から配偶者への連絡はなく配偶者の同意書や年収を確認する為の書類は不要なので、内緒でお金を借りることもできます。
ただし、借入限度額は50万円がMAXになるので、その点は把握しておきましょう。
紀陽銀行カードローンは地域限定のカードローン商品となっており、全国からの申込には対応していません。
大阪・奈良・和歌山に住んでいる、あるいは勤務先がある人のみが審査の対象とされています。
紀陽銀行カードローンプラスを利用するには、普通預金口座の開設が必須条件です。
ただ、口座開設は審査通過後の契約手続きの際に申込が可能なので、まだ紀陽銀行の口座を持っていない人も審査の対象となります。
契約時までに用意が必要となる書類
紀陽銀行カードローンの契約には、以下の2種類の書類を用意する必要があります。
それぞれの書類の提出条件と認められる書類を確認したので、申込前にチェックしてください。
本人確認書類として認められるもの
これら3点のうちいずれか1点の提出を行うことになるのですが、選択する契約方法によって書類提出の方法が異なります。
Webから申し込んだ場合は、申込手続き完了後に送られてくるメールに記載されているURLから、撮影した本人確認書類の画像データをアップロードすることで提出できます。
来店契約の場合は、仮審査の段階でFAXあるいはWEBアップロードで提出し、契約時にも再度提出が必要となるので、来店の際は本人確認書類を忘れないようにしましょう。
収入証明書の提出条件と認められる書類
収入証明書は、契約する借入限度額が一定額を超えた場合に提出を求められることになります。
ほとんどの銀行カードローンでは、借入限度額50万円超から収入証明書の提出が必須となっていますが、紀陽銀行カードローンは借入限度額100万円まで収入証明書の提出は不要です。
10万円・30万円・50万円・70万円・100万円の5コースで契約する場合、用意するのは本人確認書類の1点だけでOKとなっています。
収入証明書として認められているのは、以下の書類のみです。
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 納税通知書
- 所得証明書
- 住民税課税証明書
申込内容・審査の結果次第では、借入限度額が100万円以内でも収入証明書の提出を求められることがあります。
申込から融資実行までの流れと所要時間
紀陽銀行カードローンへの申込方法は、以下の4通りが用意されています。
- WEB
- 電話
- FAX
- 窓口
この4通りの申込方法のうち、最も早くスムーズに手続きを進めることができるのはWEBからの申込で、最短2営業日で審査結果の回答を得ることが可能です。
このことについては紀陽銀行カードローンの公式HP上でも確認できるのですが、融資を受けるまでの時間についてはHP上では確認できませんでした。
そこでゼニエモンが直接電話で紀陽銀行に問い合わせを行い、融資実行までの所要時間と必要な手続きの詳細を確認してみました。
まずは、WEB契約を選択した場合の申込から融資実行までの流れから紹介していきます。
WEB契約時の申込から融資実行までの流れ
- インターネットから申込
- 必要書類をWEBアップロードで提出
- 申込確認の電話連絡
- 電話などによる審査結果の回答
- WEB上で契約手続き・ローン実行
- 紀陽銀行普通預金口座のキャッシュカードを保有していること
WEB契約を選択できるのは紀陽銀行のキャッシュカードを持っている人のみで、該当しない場合には店舗への来店契約が必須となります。
審査の内容次第では、WEB契約を選択した場合でも来店契約を求められることがあります。
審査結果の回答は最短2営業日でも、融資実行までには1週間程度かかってしまう
紀陽銀行カードローンプラスは「キャッシュカード一体型ローン」で、普通預金口座のキャッシュカードにローン機能を追加することができます。
口座を既に持っている人は、手元にあるキャッシュカードにローン機能が追加される形となるので、新しいキャッシュカードを受け取る必要はありません。
基本的にこのようなパターンのカードローンは、審査結果回答の当日からローンを利用できることが多く、融資を急ぐ人にはメチャクチャ有利になる傾向にあります。
ですが残念ながら、紀陽銀行カードローンプラスは審査結果の回答から契約手続き完了まで、約1週間程度はかかってしまいます。
また、2営業日というのはあくまで最短で、申込が混みあっている場合は審査結果の回答までに1週間、融資実行までには2週間かかるケースもあるとのことでした。
来店契約となった場合だと、WEB契約以上に融資実行までの時間がかかってしまいます。
早くとも2週間程度は時間を要することになると考えて、紀陽銀行カードローンへ申込をしましょう。
「WEB契約の場合は店舗への来店なし」「ローン専用カードの発行不要」という点は、融資を急いでいない人にとって大きなメリットですが、急いでお金を借りたい場合は紀陽銀行カードローンへの申込は得策とは言えません。
融資実行までの猶予が1週間もない、遅くとも2日〜3日以内にはお金を借りる必要がある人は、以下のページへと進んでもらうことをおススメします。
最短即日融資に対応しており、土日祝日問わず2日〜3日以内には融資を受けられる可能性が高いカードローンを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
在籍確認について
在籍確認は審査の一環で、申込者が本当に申告された勤務先で働いているのか調査するために行われるものです。
原則どのカードローン業者でも在籍確認は必須項目となっており、基本的には勤務先への電話連絡にてこの確認は行われることになります。
紀陽銀行カードローンも例外ではなく、審査の際に以下のような形で勤務先へ電話がかかってくることになります。
在籍確認の電話は、審査担当者の個人名でかかってくるので、「紀陽銀行の○○です」というように、銀行名やカードローン名を名乗られることは絶対にありません。
また、職場の他の人が電話に出た場合でも「○○はただいま席を外しております」などの回答で、申込者の勤務さえ確認ができればそれで在籍確認は完了できます。
ただし、個人名の電話は取り次がない、会社に電話がつながらないといった場合は、在籍確認は完了できないので注意してください。
在籍確認の電話により職場の人にカードローンの利用がバレることはない?
会社に電話がかかってくると、職場の人にカードローンの利用がバレるのでは?と不安に感じる人も多いのではないかと思います。
そこで紀陽銀行カードローンに「電話の時間指定はできないか」「電話連絡なしで在籍確認できないか」と2つの問い合わせを行ったのですが、残念ながらどちらにも対応できないとのことでした。
会社に自分宛の電話がかかってくること自体に強い抵抗がある場合は、会社への電話連絡なしで在籍確認を行ってくれるカードローンの利用を検討してみてください。
あまり数は多くはないのですが、以下のページで「電話連絡なしで利用できるカードローン」を紹介しているので、参考にして頂ければ幸いです。
金利と借入限度額について
紀陽銀行カードローンでは10万円〜800万円までの間に全16コースが用意され、融資金額ごとに適用金利が定められています。
借入限度額 | 適用金利(年) |
---|---|
10万円〜100万円以下 | 11.8%〜14.9% |
100万円超〜200万円以下 | 9.8%〜10.1% |
200万円超〜300万円以下 | 7.8%〜8.0% |
300万円超〜400万円以下 | 6.8% |
400万円超〜500万円以下 | 5.8% |
500万円超〜700万円以下 | 4.8% |
700万円超〜800万円以下 | 3.8% |
50万円を超える融資をうける場合、紀陽銀行カードローンの利用はお得!
銀行カードローンの上限金利は14%〜15%が平均的な水準なので、最高金利が適用されたとしても紀陽銀行カードローンの金利は特別高いということはありません。
ですが、金利が12%以下になるのは借入限度額が100万円を超えた場合が多い中、紀陽銀行カードローンは年11.8%の金利が適用される可能性もあります。
他の銀行カードローンに比べて圧倒的に金利が低いわけではありませんが、紀陽銀行カードローンはできるだけ低金利で借入したい人に向いていると言えます。
金利が何%なら低金利でお得などと言われても難しいと思うので、以下の表に年14.9%と年11.8%の1カ月あたりの利息をまとめました。
借入する金額 | 契約金利14.9% | 契約金利11.8% |
---|---|---|
5万円 | 612円 | 484円 |
10万円 | 1,224円 | 969円 |
20万円 | 2,449円 | 1,939円 |
30万円 | 3,673円 | 2,909円 |
40万円 | 4,898円 | 3,879円 |
50万円 | 6,123円 | 4,849円 |
80万円 | 9,797円 | 7,758円 |
100万円 | 1万2,246円 | 9,698円 |
※1ヶ月は30日で計算 ※小数点以下切り捨て
専業主婦・主夫の人は借入限度額が最大50万円までとされているので、契約時に適用される金利は14.9%の可能性が高くなっています。
金利が年11.8%で契約することができるのは、審査の際に評価されやすい会社員や公務員の人だけと考えておきましょう。
借入方法と利便性について
紀陽銀行カードローンの借入方法は、ローン機能付きキャッシュカードを利用したATMからの出金のみとなります。
指定口座への振込融資には、対応していません。
ローン機能付きキャッシュカードは、紀陽銀行ATMの他にゆうちょやコンビニATMなどの提携ATMでも利用可能です。
ただし、紀陽銀行ATM以外の手数料は有料で、1回の利用につき110円〜220円がかかります。
借入の目的が明確で融資を受けるのは1回限りの人ならさほど気になりませんが、正直利便性についてはあまり高くないと言えるでしょう。
コンビニATMでのキャッシング利用が多くなりそうな人は「三井住友銀行 カードローン」や「三菱UFJ銀行カードローン」など提携ATMの利用手数料が無料のカードローンを検討してみる事をおススメします。
自動融資機能が付帯されているので、もしもの時に安心
自動融資機能は、公共料金やクレジットカードなどの引き落としの際に預金残高が不足していた場合、自動的に不足分をカードローンの借入枠から融資する機能です。
もしもの時に嬉しいサービスですが、以下の3点には注意しておく必要があります。
- 自動融資が適用される口座は、返済指定先としている紀陽銀行の口座のみ
- 紀陽銀行カードローンの返済は自動融資の対象外
- カードローンの借入枠に余剰分がない場合は、自動融資は行われない
自動融資が繰り返されると、当然ですがカードローンの借金は増えていくことになります。
出来る限り自動融資機能にはお世話にならないよう、毎月の支払いの管理はしっかり行いましょう。
返済方法と毎月の最低返済額について
紀陽銀行に限らず、借入の枠内で自由に借入と返済を繰り返すことができる銀行カードローンの返済形式は、以下の2つに分けられます。
- 毎月必ず必要になる「約定返済」
- 月々の返済に加えてさらに返済できる「随時(追加)返済」
随時返済については、借入時と同様にカードを利用してATMから入金することができます。
約定返済は毎月5日(銀行休業日の場合は翌営業日)に、紀陽銀行の口座から自動引き落としにて行われることになります。
返済額は前月返済日(5日)時点での借入残高に応じて決まり以下表のように定められています。
前回返済後の借入残高 | 最低返済額 |
---|---|
10万円以下 | 2,000円 |
10万円超50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 20,000円 |
100万円超200万円以下 | 30,000円 |
200万円超300万円以下 | 40,000円 |
300万円超400万円以下 | 50,000円 |
400万円超500万円以下 | 60,000円 |
500万円超600万円以下 | 70,000円 |
600万円超700万円以下 | 80,000円 |
700万円超800万円以下 | 90,000円 |
借入残高が10万円以下の場合の返済額は2,000円と、業界全体で比較してもかなり低めに設定されていますが、10万円を超えると返済額がいきなり10,000円まで跳ね上がります。
50万円以下は返済額一律10,000円などの銀行カードローンも多く、特別この金額が高いわけではありませんが、余裕を持った返済を行いたい人には残念なポイントでしょう。
毎月の返済額が高いということは早く完済しやすく、そのぶん最終的に支払う利息を少なく抑えられるメリットはもちろんあります。
ですが、毎月の負担が大きすぎると生活が圧迫され、最悪の場合返済できなくなるリスクは高くなります。
ですので、紀陽銀行カードローンは借入希望金額が10万円以下、あるいは毎月10,000円以上支払える余裕がある人にのみ利用が向いていると言えるでしょう。
現在の金銭状況にあまり余裕がない人は、最低返済額が低めに設定されているカードローンを利用した方が良いです。
紀陽銀行カードローンでお金を借りるメリット・デメリットとまとめ
最後に、紀陽銀行カードローンのメリットとデメリットを簡単にまとめました。
自身がお金を借りる目的や、カードローンに求める条件と照らし合わせてみてください。
紀陽銀行カードローンでお金を借りるメリット
紀陽銀行カードローンでお金を借りるデメリット
紀陽銀行カードローンのスペックを全国からの申込に対応しているカードローンと比較すると、特に目立ったメリットはありませんし、融資実行までにかかる時間も長めです。
営業エリアによる申込の制限もあるので、ほとんどの人がわざわざ紀陽銀行カードローンを選択する理由はないと言えるでしょう。
紀陽銀行の口座を昔から利用していて、給与の受取や公共料金、クレジットカードなどの支払いに利用しているような人に限り、紀陽銀行カードローンの利用はオススメできます。
カードローンの利用も含めてお金の管理を一つの口座で行うことができて楽ですし、給与の受取先にしている場合は審査に通りやすくなるメリットもあります。