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カードローンの増枠について解説したページの見出し画像

カードローンの増枠を行う「メリット」「デメリット」「リスク」を知る

掲載日:

「すでに借入の枠を使い切ってしまったけどどうしても追加での融資を受けたい」
「今現在契約している借入の枠では心もとない・もっと低金利で契約をしたい」


このような状況の際の選択肢として借入限度額の「増枠(増額)」といった方法が挙げられます。


基本的にどの金融機関のカードローンでもこの「増枠(増額)」には対応しているのですが、新規契約についての情報に比べると各カードローンの公式HPやネット上で得られる情報が少なく、以下のような疑問や不安を持っている人も多いのではないかと思います。

  • 増枠ってどうやるの?誰でも申込できる?
  • 増枠(増額)の審査って新規契約時より厳しくなるって本当?
  • 1回の増枠で借入限度額はどのくらい引き上げられる?

そこで、今回はゼニエモン大手消費者金融5社、主要銀行カードローン5社の計10社に電話での問い合わせを行い、増枠の申込条件や方法、審査の基準や所要時間などについて徹底調査、とことん詳しく解説していきます。


簡単な手続きで行うことができる増枠ですが、重大なリスクも伴うことになるので、借入限度額を引き上げることによって追加での融資を受けたいと考えている人はこのページを最後まで読んでいただき、増額のメリット・デメリット・リスクをしっかりと理解した上で申込手続きを行うようにしてください。



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    カードローンの「増枠」とは?


    借入の枠の確認と増枠と審査について


    カードローンの審査を通過すると、「ご融資余裕額」「ご利用可能額」「お借入可能額」といった形で、各業者により呼び方は異なるのですが、借入の枠が設けられることになります。


    この借入の枠内の金額であれば自由にお金を借りることができるのがカードローンの最大の特徴と言えるのですが、当然、この借入限度額の枠以上の金額は借入することができません。


    「20万円の借入の枠を使い切ってしまってこれ以上借りられない」
    「30万円ほど借入したいけど、借入の枠は10万円での契約になっている」


    このような時に業者に借入の枠を増やしてもらうことをカードローンの「増枠」といいます。


    申込さえすれば誰でもいつからでも増枠できるということではなく、新規契約時と同様に必ず審査が必要になりますが、増枠が認められた場合には今現在の借入限度額以上の融資を受けることが可能となります。


    増枠はいくらまで可能?

    カードローンは会社によって800万円や500万円など高額な限度額を設定しているところがありますが、実際のところ最高限度額まで増枠できるかは人それぞれです。


    やはり、自身の信用や年収等でいくらまで増枠できるのか気になるところです。


    消費者金融のカードローンは総量規制の対象になります。


    総量規制は「年収の3/1までしか貸すことができない」というもので、例えば、年収が300万円の人は100万円以上の借入れはできません。


    つまり、年収の3/1未満の限度額を設定される事がほとんどです。


    また、総量規制は「1社につき年収の3/1の金額が借りられる」ということではなく、「借入れしている全ての会社を含めて年収3/1の金額が借りられる」となっているので注意してください。


    増枠審査の申込について

    増枠の申込自体は基本的に該当業者との契約があるすべての人が行うことができます。


    しかし、中には新規契約から一定の利用期間が経過していないと申込不可、審査の対象外とされているカードローンもあるので、増枠を検討している人は自身が利用している業者へ確認が必要です。


    消費者金融5社、銀行カードローン5社の計10社に電話で問い合わせ、どのタイミングで増枠の申込可能なのか、新規契約からの利用期間による申込制限について確認したので参考にしてください。


    新規契約からの利用期間による増枠の申込制限

    カードローン 利用期間による増枠申込の制限
    三菱UFJ銀行カードローン 「バンクイック」 なし
    三井住友銀行 カードローン なし
    みずほ銀行カードローン なし
    楽天銀行スーパーローン 前回の審査(新規契約)から6カ月以上経過していることが条件
    セブン銀行カードローン 新規契約から2カ月以上経過していることが条件
    プロミス なし
    アコム なし
    アイフル なし
    レイク なし
    SMBCモビット なし

    新規契約の直後に増枠の申込しても審査に通過できる?

    今回調査した10社のカードローンの中で利用期間による増額申込の制限が設けられているのは「楽天銀行スーパーローン」と「セブン銀行カードローン」の2社のみ、その他8社は利用期間による申込制限は設けられていませんでした。

    ただしこれはあくまで増枠の申込が可能というだけであって、原則、新規契約からの利用期間が短くなればなるほど審査の通過難易度は高くなると考えておく必要があります。

    申込方法について

    「また申込み手続きをしないといけないのか…面倒だな…」と思っている人も多いでしょうが、増枠の申込みは新規申込みに比べると非常に簡易な手続きで完了させることができます。


    ローンカードは今現在利用しているものをそのまま使うことができるので、新規契約時には原則必須となるローンカードの発行も不要です。


    各カードローン業者によって増枠の申込み方法は異なりますが、主に次の3通りとなります。

    • インターネット
    • 店舗への来店
    • 電話
    インターネット(会員専用ページ)

    インターネットからの増枠の申込みは会員専用ページにログインして手続きする業者が多く、24時間365日いつでも手続きが可能です。


    プロミス会員専用ページから増枠する方法


    新規申込み時には、氏名、年齢、居住地や勤務先情報、年収など数十項目の入力が必要となるのに対し、増枠の申込み時は、「希望限度額(増枠金額)」「希望連絡先」「連絡先番号」といった情報のみでOKとなる業者がほとんどで、申込み手続きにかかる時間は5分〜10分程度です。


    店舗への来店

    店舗での増枠の受付を行っている業者は少ないのですが、プロミス、アイフル、SMBCモビットなどの消費者金融、銀行カードローンだと三井住友銀行 カードローンなど、自動契約機の設置があるカードローン業者は、窓口での申込みも可能です。


    電話

    電話によるカードローンの増枠の申込み


    各カードローンには必ずローンサポートセンター、カスタマーセンターなど電話相談の窓口が用意されているので、そこに電話をかけ、上記のように伝えることで対応してもらえます。


    インターネットや店舗での申込みをした場合でも、増枠の審査の際には、電話での聞き取り調査が行われることが多いため、最初から電話で手続きを進めるのが最も早く手続きを進めることができオススメです。


    電話での聞き取り調査ではどんなことを聞かれる?

    希望する増枠の金額の他には、新規申込時と変わった点はないかの確認をされます。

    • 引越しなどで住所や電話番号は変わっていない?
    • 転職や就職など勤務先情報に変更はない?

    増額希望金額、現在のローン利用状況によっては、この電話の中で増枠審査の可否が判断されることもあり、審査OKとなった場合には、即時借入可能金額が増枠されます。


    審査を受けるために提出が必要となる書類について

    増枠の審査の際には本人確認書類の再提出は原則不要


    会員専用ページから申込をする場合はログイン時に本人確認、電話での申込みの際は、登録の電話番号と照合し確認が取れるので、増枠の申込時は本人確認書類の提出は原則不要となります。


    今回調査した10社のうち、増枠審査の際の本人確認書類の再提出が必須とされているのは「みずほ銀行カードローン」のみでした。


    その他大手消費者金融や銀行カードローンでは、氏名や住所に変更があった場合にのみ本人確認書類の再提出が必要とされています。


    運転免許証や健康保険証の記載が新しく更新されている場合は問題ありませんが、古い記載のままだという場合には、現住所、現在の氏名の確認のために、併せて住民票または公共料金の領収、明細などの提出が必要になるので注意が必要です。


    新規申込み時には不要だった収入証明書の提出を求められることもある

    増枠する金額によっては、収入証明書の提出が必要になる場合があります。


    消費者金融のカードローンは貸金業法により以下の条件にあてはまる場合には必ず申込み者の年収を確認が必須と定められています。

    • 借入限度額(借入の枠)が50万円を超える場合
    • 他社の残債と今回の設けられる借入の枠の合計が100万円を超える場合

    仮に40万円の借入の枠から20万円ほど増枠出来た場合には契約する借入限度額が60万円となり、新規契約時には不要とされていた収入証明書の提出が必須となり以下の書類の用意が必要です。


    収入証明書として認められる書類の例


    転職や就職など、勤務先の情報に変更があった人は、収入の安定性を再度見直すことになるので、上記条件に当てはまらない場合でも、収入証明書の提出が必要となる可能性が高くなります。


    他社からの借入が増えている人も同様です。

    審査の基準と所要時間について

    カードローンの増枠を検討しているけど、時間があまりにもかかるようでは困る、審査が不安という人は多いです。


    まず、カードローンの増枠の申込みから実際に契約の枠が変更されるまでの流れは次のようになります。


    申込から借入限度額再設定までの流れ

    • 増枠の申込み
    • 必要に応じて書類提出・在籍確認
    • 審査結果の回答
    • 借入限度額の再設定

    原則、どのカードローン業者でもローンカードの再発行は不要とされているので、借入限度額の増枠手続きは店舗への来店や郵送による手続きなしで完結させることができるようになっています。


    増枠を行うカードローン業者、現在のローン利用状況によって申込から借入限度額の再設定までにかかる時間は異なりますが、以下表に今回当サイトが調査を行った10社の増枠審査にかかる時間をまとめたので該当するカードローンを利用している人はぜひ参考にしてみてください。


    主要カードローン10社の増枠審査にかかる時間と在籍確認の有無

    カードローン 増枠審査にかかる時間 職場への電話連絡の有無
    プロミス 最短即日 原則なし
    アコム 原則、当日回答 原則なし(※1)
    アイフル 最短即日 原則なし
    SMBCモビット 最短即日 原則なし
    レイク 最短即日(※2) 原則なし

    三菱UFJ銀行カードローン
    「バンクイック」

    最短2日 あり
    三井住友銀行 カードローン 最短即日(※3) あり
    みずほ銀行カードローン 約1週間程度 あり
    楽天銀行スーパーローン 最短2営業日(1週間程度かかることが多い) あり
    セブン銀行カードローン 最短2営業日 原則なし

    (※1)アコムは原則、在籍確認なし(原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施)
    (※2)21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
    (※3)新規契約時の即日融資は現在は停止されているが増枠については最短即日でも可能

    増枠の際にも在籍確認が行われるのは調査した10社のうち「みずほ銀行カードローン」と「楽天銀行スーパーローン」の2社のみ、その他8社のカードローン業者が勤務先に変更がない限り再度在籍確認を行うことはないとのことでした。

    また、申込者についての情報を業者側がすでに把握しているので、増枠審査は新規申込みに比べ申込手続きや審査にかかる時間は短く済む傾向にあると言えます。

    増枠審査は新規契約時よりも厳しい

    カードローンの審査は新規契約時も増枠時も、審査の仕組みには違いはありません。


    審査では次の2項目から「返済能力の高さ」を算出し、審査通過の可否、契約する借入限度額が決められます。


    • 申込の際にユーザーから伝えられる情報(氏名・住所・年収・勤続年数・職種など)
    • 信用情報機関から開示される申込者の信用情報

    増枠を希望しているということは一度は該当カードローンが定める最低限の審査通過基準を満たしている状態だと言えます。


    審査の仕組みそのものには違いはありませんが増枠の審査では新規契約時からの返済能力の変化を重点的にチェックされることになります。


    具体的には以下3つのポイントから申込者の返済能力の変化については確認されます。


    カードローンの取引履歴

    ・新規契約からどのくらいの期間が経過しているのか?
    ・利用の頻度はどのくらいなのか?
    ・設定された借入の枠のうちどのくらい利用しているのか?
    ・返済の遅れ、滞納はしていないか?

    他社からの借入状況

    ・契約時から新たに他社で借入を行っていないか?
    ・他社借入の返済に遅れ、滞納はないか?

    申込者の属性の変化

    ・離職、転職はしていないか?
    ・婚姻、離婚の有無
    ・住所や居住形態に変化はないか?


    増枠の検討をしている人の多くが追加での融資を目的としており、新規契約時の借入の枠を使い切ってしまっている状態です。


    返済能力が高く評価される変化がない場合、単純に新規契約時よりも借金が増えている=「毎月の支出が増加している」ということになるため、返済能力は低くなっていると判断されてしまいます。


    新規契約の審査の際に提示される借入限度額は、現状の返済能力で貸付可能な金額のMAX値となるので、「返済能力のプラスの変化」がないことには原則、増枠は認められません。


    新規契約時の契約内容、今現在の利用状況にもよりますが利用期間が短い場合は返済能力の大きな変化は望めない為、どの金融機関のカードローンでも増枠の審査通過のハードルは新規契約時よりも高くなると考えておく必要があります。

    増枠審査にも在籍確認は必要?

    増枠時の在籍確認は上記でも紹介しましたが、多くのカードローン業者では勤務先の変更等がない限り再度在籍確認を行うことはありません。


    しかし、増枠時の在籍確認の内容としては、新規申込時の在籍確認と同様に行われるので会社にカードローンを利用していることがバレる心配はありません。


    在籍確認の電話確認がどのように行われるのかを説明する図解

    審査に通過するために抑えておきたいポイント

    増枠の審査通過には返済能力の評価が高くなっている必要がありますが、最も重要なのは現在のローンの利用状況です。


    上記でカードローンの審査は増枠でも新規契約でも必ず信用情報機関からの情報開示が行われると解説しましたが、ここでマイナスの評価がされた場合には増枠の審査通過は非常に困難になります。


    増枠審査では信用情報機関からの情報開示が必須


    「増枠を検討しているカードローンへの返済は遅れたことがないから審査も大丈夫だろう」と考えてはいけません。


    信用情報機関からの情報開示では、住宅ローンやマイカーローン、携帯電話の機種代金の分割払いなどすべてのローンの利用状況が確認されることになります。


    ローン返済に滞納・遅延がある、他社と新たなローン契約を結び借金が増えているというような場合は返済能力は確実にマイナスの評価がされ、増枠が認められる可能性は非常に低いです。


    増枠審査に通過する為には「ローンの返済に遅延・滞納がないこと」が必須条件だと言えます。


    増枠の審査だけでなくどの金融機関のローンも審査通過が難しくなる人

    増枠を申込カードローン業者との新規契約以降に、「ローン返済の遅延・滞納がある」「債務整理などの金融事故がある」という人は、増枠の審査に限らずどの金融機関のローンへ申込をしても審査に通る可能性は限りなく低い状況です。


    このような場合にはダメ元で申込をするのではなく、まずは今現在の自身の正確な信用情報を確認することを推奨しています。


    増枠の申込を行ったという情報も信用情報機関に登録されますし、審査落ちの情報が多くなればなるほど、ローンの審査通過は困難になってしまいます。


    以下ページで信用情報の開示方法と見方についてを分かりやすく解説しているので参考にしてみてください。


    増枠審査に通りやすい人の特徴と抑えておきたいポイント

    信用情報機関からの情報開示がデメリットになるイメージが強いですが、ローンの利用状況によっては情報開示が増枠審査に有利になるケースもあります。


    以下に増枠審査に通過しやすい人の特徴と抑えておきたいポイントをまとめました。

    • 新規申込時よりも年収が高くなっている
    • 転職しておらず勤続年数が伸びている
    • 新規契約時から他社ローン契約件数が減っている
    • 積極的に繰り上げ返済を行っている
    • 新規契約時に提示された借入限度額よりも少ない枠で契約している

    年収・勤続年数による返済能力の評価が高くなっている

    増枠審査で収入の安定性が向上していると判断される項目


    「新規契約時は学生で収入源はアルバイトだったが、就職し今現在は正社員として働いている」「新規契約時から職が変わっておらず、勤続年数が伸びている」などの事項は収入の安定性が向上していると判断されることになり、返済能力はその分高く評価されます。


    ただ、新規契約から1〜2ヶ月程度勤続年数が伸びたからといって返済能力の変化は望めません。


    具体的に何ヶ月以上経過すれば評価されるのかということについてはどの金融機関のカードローンでも明らかにはされていませんが、新規契約から最低でも半年以上経過しないことには返済能力の評価が変わることはないと考えられます。


    新規契約時よりもローンによる毎月の支出が減少している

    ローンに対する信用力を高く評価される人の条件


    「積極的に繰り上げ返済を行い借金が着実に減っている」という場合は、融資を受けた借金を遅れることなくきちんと返してくれる人と判断、ローンの返済に対する信用力が高く評価されカードローン業者にとって「優良な顧客」となります。


    また、新規契約時にあった他社借入を完済できている場合には、その分毎月の支払いの負担が軽減され返済能力に余力ができるので増枠の審査通過には有利になります。


    増枠の申込までにこのような変化があった場合、新規契約時よりも返済能力は高く評価されることになります。


    「収入が増える・毎月の支出が減る」これらは増枠の審査に有利になります。


    新規契約時に提示された借入限度額よりも少ない枠で契約している

    新規契約時の審査の結果50万円の借入限度額での契約を提示されたが、自身の希望により減枠20万円で契約をしていたというような人は増枠の審査通過への期待値をかなり高く持つことができます。

    ただし、新規契約以降に他社からの借金が増加していない、毎月の返済に遅延・滞納がないことは条件となります。


    増枠が難しい人は他社カードローンでの新規契約を検討してみる


    新規契約からまだ半年経過していないあるいは転職して間もない等、増枠の審査に対して少しでも不安がある人は他社カードローンとの新規契約による追加融資を検討してみてください。


    すでに借入限度額いっぱいまでの借金がある状態での審査通過の難易度が高くなるということについては変わりありませんが、基本的にカードローン業者は新規顧客に注力する傾向があるため、増枠に比べると他社カードローンへの新規申込の方が審査通過への期待値を少しでも高くもつことができます。


    また、追加融資を目的に他社カーローンへの新規申込をする際には、今現在の毎月の返済額と追加での融資を受けた場合の毎月の返済額合計が無理なく返済可能な範囲内に収まるのかという点を必ず確認しましょう。


    以下表に、主要カードローンの「10万円借入時の最低返済額」「最少契約可能額」「上限金利」の3項目をまとめたので参考にしてみてください。


    銀行カードローン

    カードローン 最低返済額 ※1 最少契約可能額 上限金利

    三菱UFJ銀行カードローン
    「バンクイック」

    月々2,000円〜 10万円 年14.6%(※2)
    三井住友銀行 カードローン 月々2,000円〜 10万円 14.5%
    みずほ銀行カードローン 月々2,000円〜 10万円 年14.0%(※3)
    りそな銀行プレミアムカードローン 月々10,000円〜 10万円 12.475%
    楽天銀行スーパーローン 月々2,000円〜 10万円 年14.5%
    オリックス銀行カードローン 月々7,000円〜 10万円 17.8%
    じぶん銀行カードローン 月々2,000円〜 10万円 17.4%
    ジャパンネット銀行ネットキャッシング 月々3,000円〜 10万円 18.0%

    ※1 10万円借入時

    ※2 借入利率 年8.1%超の場合、バンクイックの金利:年1.4%〜年14.6%

    ※3 住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%〜13.5%です。


    消費者金融のカードローン

    業者名 最低返済額 ※ 最少契約可能額 上限金利
    プロミス 月々4,000円〜 1万円 17.8%
    アコム 月々1,000円〜 1万円 18.0%
    アイフル 月々4,000円〜 1万円 18.0%
    レイク 月々4,000円〜 1万円 18.0%
    SMBCモビット 月々4,000円〜 1万円 18.0%

    ※10万円借入時


    消費者金融は最少契約可能額が低い

    上表を見てもらうと分かるように、銀行カードローンは基本的に契約可能な最少借入限度額が10万円〜とされているのに対し、消費者金融では1万円からの契約も可能とされています。


    申込者の返済能力では5万円までの融資しかできないと判断された際に、銀行カードローンだと審査落ちとされてしまうところが、消費者金融であれば5万円の契約が結べるということになるので、間違いなく消費者金融の方が審査に有利だと判断できます。


    借入金額10万円以下であれば金利が利息に与える影響は小さく済む

    今現在契約しているのが銀行カードローンの場合、消費者金融の金利の高さには強い抵抗を感じる人が多いのではないかと思います。


    実は借入する金額が10万円以下の少額であれば、金利の差が利息に与える影響はさほど大きくありません。


    10万円借入時の1ヶ月あたりの発生利息は以下のようになります。


    借入金額 契約金利14.0% 契約金利18.0%
    5万円 575円 739円
    10万円 1,150円 1,479円

    ※1ヶ月は30日で計算 ※小数点以下切り捨て


    借入する金額が10万円以下であれば、金利が4%も異なっても発生する利息の差は約300円程度に抑えられます。


    追加での融資を目的としている場合は、金利の低さよりも審査通過への期待値の高さから借入先を選択することをオススメします。


    消費者金融であれば最短即日で追加融資をうけることも可能

    2018年1月以降、すべての銀行カードローンが即日融資を停止しており、現在申込をしたその日のうちに審査回答が得られ契約を結ぶことができるのは消費者金融のカードローンのみとなっています。


    とにかく急ぐ、即日融資を希望している人は消費者金融のカードローン一択です。


    追加融資を目的としている人にオススメできるカードローン

    追加融資を受ける際には無利息サービスがあるカードローンを選ぶ


    すでに借金がある状態で追加での融資を受ける際には、その追加での借入金をできるだけ早く完済し毎月の負担を早く軽減することが非常に重要になります。


    2社以上に長期的的な返済を行うのは、金銭面だけでなく精神的にもどんどんキツくなってしまいます。


    そのため、追加融資を受けるのは短期間で無理なく完済できる範囲内に抑え、なおかつ一定期間は利息の支払なしで借入できる無利息期間があるカードローンを選ぶことをオススメします。


    ただし、増枠ではなく他社カードローンでの新規契約を行う場合には以下のようなデメリットがあるということを必ず理解しておく必要があります。


    増枠ではなく新規契約により追加融資を受けるデメリットと理解しておきたいポイント

    新規契約時に設けられる借入の枠は10万円以下になる可能性が高い

    いくらカードローン業者が新規顧客の獲得に注力しているとは言え、借入の枠をいっぱいに使い切っている人への融資は業者側にとってリスクのあるものだということに違いありません。


    その為、高額な借入限度額での契約が認められる可能性は非常に低くなり、借入の枠は10万円以下となる可能性が高くなります。


    希望する借入金額が大きくなればなるほど審査通過の難易度は高くなるので、必要最低限できるだけ少額で申込を行うことを推奨します。


    毎月2箇所に返済することになり返済の負担は大きくなる

    増枠であれば毎月の返済箇所は1つのままですが、新規契約による追加融資を受けた場合には当然返済先は2箇所に増えることになり毎月の負担は確実に今よりも大きくなります。


    例えば、現在契約しているカードローン業者が借入残高50万円以下の場合の返済額は一律10,000円とされていた場合、借入限度額を30万円から50万円に増枠したところで毎月の返済額に変化はありません。


    他社カードローンから新規借入を行う場合には、毎月の返済の負担が大きくなってしまうリスクがあるということは必ず理解しておかなければならない重要なポイントです。


    増枠のメリット・デメリットやリスクについて

    増枠のメリット

    新規契約に比べると審査にかかる時間が短く済む傾向にある
    原則電話でのやりとりで増枠は完結でき来店や郵送による手続きが不要
    本人確認書類の再提出は不要とされている業者がほとんど
    勤務先への電話連絡による在籍確認は不要とされていることが多い
    借入限度額の引き上げに伴い適用金利が引き下げられる場合もある
    追加での融資を受けても返済先が増えることがない

    増枠のデメリット

    利用期間を積まないと増枠審査に通過できない
    審査が新規申込時よりも厳しい

    カードローンの増枠の手続きは簡単に行うことができますし、審査結果の回答も新規契約に比べるとかなり早いです。

    新規借入時の借金を遅れることなく完済している人、ページ中程で解説した「増枠の審査通過の期待値が高い人」の条件に当てはまる人は、追加での融資を目的に新たに他社カードローンへ申込みをするよりも、増枠の申込みが推奨できます。

    カードローンの増枠審査を受けることで生じるリスク


    カードローンの増枠を行うリスク


    増枠の申込みは、借入できる金額を増やすために行うのですが、実はこの申込みによって逆に借入の枠が減額されてしまうこともあります。


    カードローンの借入可能な金額は、申込者の返済能力の高さにより決まることになるので、

    • あまりにも他社からの借入が増えている
    • 転職などで年収が著しく下がっている
    • 返済の遅れ、滞納が目立つ

    これらの情報が審査の際に明らかになり、現在の借入の枠はこの返済能力ではふさわしくないと判断された場合には借入の枠は減額となる可能性が高いです。


    カードローンの借入の枠が減らされてしまうような状態は、資金繰りがショート寸前だと考えられるので、上記条件に当てはまる人は、新たな融資を受けることよりも今ある借金をひとつにまとめる、もしくは低金利な業者へと借り換えることを推奨します。


    おまとめローンでは追加の融資を受けることはできませんが、複数の残債をひとつにまとめることで、毎月の返済金額を減らすことができる可能性があり結果的には資金を調達することにも繋がります。


    以下ページでおまとめローンを特集、利用するメリット・デメリット、注意点についても詳しく解説していますので、参考にして頂ければ幸いです。


    増枠によって借入れできる金額が増えたり、複数の会社から借入れをするより金利を抑えられたりと多くのメリットもありますが、増枠の際には必ず審査を受ける必要がありますし、審査の場合によっては限度額を減額されてしまうこともあります。

    審査が不安な方は、新規にカードローンを申し込んで融資を受ける方法もありますので検討してみましょう。

    以下カードローンについては個別で詳しく増枠の方法や審査基準について解説していますので、該当するカードローンを利用している人はこちらを参考にしてください。


    各カードローンの増枠について個別に解説しているページ



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